貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

須賀川市十念寺②芭蕉と等躬と円谷選手と道半ばのわん!

2024-11-19 11:06:14 | 日記
令和6年11月19日(火)
須賀川市十念寺②
 三つ目に、
東京オリンピックでマラソン
第3位となった円谷幸吉の墓
について説明されている。
 青梅マラソンは、
円谷選手と青梅陸連の方が
初めて走った事を記念にして
誕生した市民マラソン。
 私も十五年ぐらい出場したので、
親近感も増す。
 その偉業を讃え、
お墓の前で記念写真を撮る。   
 須賀川では、芭蕉は
旧知の等躬を訪ねている。
<等躬の墓>

 等躬から、
「白河の関では
どんな句ができましたか」
と問われた芭蕉は、
「疲労と風景の優美さと
懐旧の念で頭が一杯になり、
全然あきませんでした。」
と答える。
 と言って、
全く一句もなしに越える
というのも心残りとして、
上記「風流の~」の句を
披露したという。
 等躬の句は、   
「あの辺は 
  つく羽山哉 
    炭けふり」  
<等躬の句碑>

 相良等躬の墓もお参りする。 
 新たに、
平和を祈念するものなのか、
経堂みたいなものが目を引く。
              
 市原多代女の辞世句は、
「終に行く 
   道はいづくぞ 
     花の雲」 。  
        
「道なかば 
  終もみえずや 
   けふもいそしむ」   
         貢人
が、今の自分。