『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[明日は、ドイツ映画『4分間のピアニスト』を観に行く^^]

2007-11-09 19:42:06 | 物語の感想
▼明日の休みは、知り合いを誘って、横須賀の三笠記念艦に行こうと思っていたのだが、産経新聞の映評『4分間のピアニスト』を読んだら、

     「ああ、これは、俺の映画だ!」

と思い、すぐに、立川シネマシティに座席の予約を入れた(MOVIX昭島ではやっていない)。

    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/99445/

すっげえ楽しみだ。

内容は、お洒落なもんじゃなく、「熱血」らしい。

公式ホームページを見ると、後ろ手に手錠をされた美女が、ピアノを弾こうとしている。

このビジュアルを見ただけで、燃えてくる。

    映画『4分間のピアニスト』公式サイト

▼・・・と、これでエントリーを終えたら寂しいので、ちょっと書く。

私は、生粋のフランス映画好きなので、ドイツ映画にゃ詳しくない。

ドイツ映画と言うと、パッと思い出すのが『ラン・ローラ・ラン』や『パリ・テキサス』『ブリキの太鼓』などだが、私の人生に一番絡んでいたのが、『ネバー・エンディング・ストーリー』や『Uボート』だった。

『ネバー・エンディング・ストーリー』の一作目は、原作者のミヒャエル・エンデの反感を買ったそうだが、そのミヒャエル・エンデが推奨した二作目『第2章』に、私は感動した記憶がある。

悪の女王に追いつめられた主人公・・・。

三つかなえられる願いも、二つを使ってしまい、絶体絶命の危機であった。

目の前には、悪の手先が迫っていた。

その時、主人公バスチアンが、最後の願いを叫ぶのだ!

     「女王の心に愛を!!」

すると、それまで、眉間にしわを寄せ、毒々しい顔の黒装束の女王が、

「あら?」と、清らかな微笑の、白いドレスの女王に変わってしまうのだ。

私は、映画館で観ながら、「そんなのありかよ!」と呆れつつ感動するのだった。

私は、かような、瞬間にして状況が変わる幻想的な物語が大好きである・・・。

  ≪    1991年1月22日の日記
 ササキマキちゃんが久し振りに、お客さんとして店に来た。
 彼女は舞台俳優を目指していて、なかなかデートに行けないのだが、こうして会えるだけでも幸せだ。
 「日本文芸史Ⅰ」のテスト、簡単でした。
 ピカデリー1のタダ券を持っていたので、テストを終え、新宿へ。
 「ネバー・エンディング・ストーリー 第2章」がやっていた。
 期待していなかったのだが、これが良かった~。
 一作目よりも、はるかに分かりやすく面白かった。
 子供向きの映画はこうでなくっちゃ!
 少年バスチアン、いいねぇ、可愛いよ。
 溜息をつくときの、口もとから頬にかけて実にいい。
 彼をおとしいれる女王ザイーダも良い。
 黒目がちの瞳と、その上のよく動く眉毛。
 子供向けの作品にしてはオトナの女だ。
 「おさなごころの君」・・・、丸顔でマキちゃんそっくり・・・^^        ≫

▼私は、瞬間にして状況が一変するイリュージョンが大好きである。

エドワード・ヤンと言う、今年の6月に亡くなった台湾の映画監督がいる。

この監督には『恋愛時代』と言う、少々青臭い韓国ドラマみたいな作品がある。

恋人同士のケンカ・仲直りが物語上続き、

その物語の終局、二人は、もうどうにもならなくなって、破局することになる。

・・・エレベーターに男が乗り、女は、その階に残り、永遠の別れになる。

エレベーターの扉がスルスルと閉まる。

ああ! この恋、かくして終了~・・・。

・・・・・、・・・・・と、エレベーターの扉が、再び、スルスルと開くのだった。

女が、笑顔で言うのだ。

     「コーヒーでも飲んでいかない?」

男は喜んで降りて行くのだ。

     ・・・終劇・・・。

わずか3秒ほどのエピローグであった。

女王様の心に、愛が甦ったのである・・・。

私は、不覚にも、感動してしまったのだ。

                             (2007/11/09)
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[『おらウェイズ:蘭丁目の白昼』 ①]

2007-11-09 12:34:16 | 日本の原風景
▼近所のちょっといい風景を紹介していきます。
日本の原風景を写していきます^^

     

                『無人販売』

大根やカブが百円です^^
上の段の赤い果実は柿です。
袋にいっぱい詰まっていて、二百円です^^

                  (2007/11/09)
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