☆横浜の講演会での休憩時間・・・。
私は、「・・・蘭さんですか?」と、とある方に話しかけられた。
私は、ブログも現実の一部として、平気でプライベートの話や顔写真を曝しているので可能性は常にあるのだが、こうして見知らぬ人に話しかけられるのは、ちょいと苦手だ。
結構、歯に衣着せぬ発言ばかりしているので、刺される可能性さえ少なくない、・・・いやマジで。
私が訝し気に頷くと、その人は安堵した表情で微笑んだ。
「この講演会は面白いですね。でも、私は、蘭さんに会いに来たんですよ。私は、この県のI社で派遣をやっている者でして、蘭さんが、ブログでI社を攻撃し続けていたので、楽しんで読んでいたんですよ」
「・・・ああ、そちらの問題のほうでしたか^^」
私に会いたいという方は、大体、私が攻撃している似非保守組織「新しい歴史教科書をつくる会」か、劣悪人材派遣会社「I社」に絡んでいる人物と相場が決まっていた。
この二つの組織に対しての私の言論は、神懸り的に効果を発し、時代の流れもあり、両者、ほぼ壊滅状態にある・・・。
「蘭さんが、この講演会の宣伝をブログにしていましたんで、地元でもあるし、きっと会えると思ってきたのです。・・・なんで、I社を攻撃していたブログは消えてしまったのですか?」
「う~ん、新しい歴史教科書をつくる会は、統一教会に取り込まれてしまい、そこで雇われた弁護士は、統一教会絡みの裁判を経験し、私のような者のブログを消し去る法律上の手練手管に慣れているんだよ。・・・でも、心配しないで、俺は嘘は一切書いていない」
「面白おかしく書かれていましたが、ええ、はい、それは読んでて分かりましたよ^^」
「何でも分かっちゃうんだね。若いんだろ?」
「ええ、○○歳です」
「ほお^^ でもね、俺は、あのブログが消えてしまって、良かったと思っているんだよ」
「なんでですか?」
「だって、俺は、あまりにも、自分の情けない状況を書き過ぎたからね」
「でも、面白かったですよ」
「うん、俺も書いてて面白かったけど^^; ところで、何か話したいことがあって、俺に会いにきたんでしょ?」
◇
・・・私が経験した、二つの戦いは、どちらも「人格犯罪」の糾弾であった。
多くの言論者は、議論をする時、相手の主張と人格は別だと言う。
今回の講演会の登壇者である兵頭二十八氏も、田母神俊雄氏の論文を批判する中で、その人格を否定している訳ではない、と言っていた。
しかし、私の考えは違う。
世の中の批判に値する人間の言動は、ほとんど、その人格に左右される。
もちろん、違うケースもある。
だが、私が戦うのは、「人格犯罪」に対してのみである。
「新しい歴史教科書をつくる会」は、その中心人物の異常な人格に保守思想が完全に歪まされていた。
そして、人材派遣会社大手のI社も、時代の歪みから、その会社システムが歪み、そこで働く者の精神も歪み、それらが、関係者双方にフィードバックを繰り返し、もはや、真っ当な人間が働く場所ではなくなっていた。
・・・具体性がなくてすいません。
「つくる会」についても、「I社」についても、そのうち、過去に書いた文章が完全に復活しますから、その時に、また、報告します^^
◇
・・・「・・・ところで、何か話したいことがあって、俺に会いにきたんでしょ?」
「はい。神奈川のI社の現状をお教えしようかと・・・」
「でも、今の俺は、詳しくは書けないぞ。知ってのとおり、多くの人に読んでもらえる内容のブログをやっているんだから」
「ええ、私の話の内容を聞いて、蘭さん個人が満足してくれたら、それでいいのです^^」
・・・そして、休憩時間の短い間に、その方は出来る限り話してくれた。
あまりに具体的な名前が飛び交うので、ここに詳しくは書けない。
簡単に書けば、
今、I社内ではリストラの嵐が吹き荒れていて、社員の給料は軒並み減給となっているとのこと。
そして、その方の派遣社員としての給料も、営業から頭ごなしに減給させられたそうである(注:このエントリーを読んで、本人から連絡あり、これから減給される模様、実行された場合、然るべき所に相談に行くとのこと)。
I社、…に限らず、派遣会社全般なんだろうが、凋落の一途を辿っている。
◇
その人は、用事があって、講演会の後半は聞いていけないのだそうだ。
私は、その人とアドレスの交換をして別れた。
(2009/03/14)
私は、「・・・蘭さんですか?」と、とある方に話しかけられた。
私は、ブログも現実の一部として、平気でプライベートの話や顔写真を曝しているので可能性は常にあるのだが、こうして見知らぬ人に話しかけられるのは、ちょいと苦手だ。
結構、歯に衣着せぬ発言ばかりしているので、刺される可能性さえ少なくない、・・・いやマジで。
私が訝し気に頷くと、その人は安堵した表情で微笑んだ。
「この講演会は面白いですね。でも、私は、蘭さんに会いに来たんですよ。私は、この県のI社で派遣をやっている者でして、蘭さんが、ブログでI社を攻撃し続けていたので、楽しんで読んでいたんですよ」
「・・・ああ、そちらの問題のほうでしたか^^」
私に会いたいという方は、大体、私が攻撃している似非保守組織「新しい歴史教科書をつくる会」か、劣悪人材派遣会社「I社」に絡んでいる人物と相場が決まっていた。
この二つの組織に対しての私の言論は、神懸り的に効果を発し、時代の流れもあり、両者、ほぼ壊滅状態にある・・・。
「蘭さんが、この講演会の宣伝をブログにしていましたんで、地元でもあるし、きっと会えると思ってきたのです。・・・なんで、I社を攻撃していたブログは消えてしまったのですか?」
「う~ん、新しい歴史教科書をつくる会は、統一教会に取り込まれてしまい、そこで雇われた弁護士は、統一教会絡みの裁判を経験し、私のような者のブログを消し去る法律上の手練手管に慣れているんだよ。・・・でも、心配しないで、俺は嘘は一切書いていない」
「面白おかしく書かれていましたが、ええ、はい、それは読んでて分かりましたよ^^」
「何でも分かっちゃうんだね。若いんだろ?」
「ええ、○○歳です」
「ほお^^ でもね、俺は、あのブログが消えてしまって、良かったと思っているんだよ」
「なんでですか?」
「だって、俺は、あまりにも、自分の情けない状況を書き過ぎたからね」
「でも、面白かったですよ」
「うん、俺も書いてて面白かったけど^^; ところで、何か話したいことがあって、俺に会いにきたんでしょ?」
◇
・・・私が経験した、二つの戦いは、どちらも「人格犯罪」の糾弾であった。
多くの言論者は、議論をする時、相手の主張と人格は別だと言う。
今回の講演会の登壇者である兵頭二十八氏も、田母神俊雄氏の論文を批判する中で、その人格を否定している訳ではない、と言っていた。
しかし、私の考えは違う。
世の中の批判に値する人間の言動は、ほとんど、その人格に左右される。
もちろん、違うケースもある。
だが、私が戦うのは、「人格犯罪」に対してのみである。
「新しい歴史教科書をつくる会」は、その中心人物の異常な人格に保守思想が完全に歪まされていた。
そして、人材派遣会社大手のI社も、時代の歪みから、その会社システムが歪み、そこで働く者の精神も歪み、それらが、関係者双方にフィードバックを繰り返し、もはや、真っ当な人間が働く場所ではなくなっていた。
・・・具体性がなくてすいません。
「つくる会」についても、「I社」についても、そのうち、過去に書いた文章が完全に復活しますから、その時に、また、報告します^^
◇
・・・「・・・ところで、何か話したいことがあって、俺に会いにきたんでしょ?」
「はい。神奈川のI社の現状をお教えしようかと・・・」
「でも、今の俺は、詳しくは書けないぞ。知ってのとおり、多くの人に読んでもらえる内容のブログをやっているんだから」
「ええ、私の話の内容を聞いて、蘭さん個人が満足してくれたら、それでいいのです^^」
・・・そして、休憩時間の短い間に、その方は出来る限り話してくれた。
あまりに具体的な名前が飛び交うので、ここに詳しくは書けない。
簡単に書けば、
今、I社内ではリストラの嵐が吹き荒れていて、社員の給料は軒並み減給となっているとのこと。
そして、その方の派遣社員としての給料も、営業から頭ごなしに減給させられたそうである(注:このエントリーを読んで、本人から連絡あり、これから減給される模様、実行された場合、然るべき所に相談に行くとのこと)。
I社、…に限らず、派遣会社全般なんだろうが、凋落の一途を辿っている。
◇
その人は、用事があって、講演会の後半は聞いていけないのだそうだ。
私は、その人とアドレスの交換をして別れた。
(2009/03/14)