『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[素晴らしい原子力発電(6:安定供給のもう一つの意味)]

2014-09-14 23:56:24 | 新・保守の一考

☆・・・昨日と言うか、今日の未明(午前3時ごろ^^;)は、お客さんとして来ていた、電気のエキスパートたちと、原発談義をした。

 私以外は、思想的にはノンポリながらも、おおむね、原子力発電賛成の立場の者が集まった。

 私は、原発に関する、いつもの最終的な希望を言った。

「人類が原子力・放射能を克服する意思を失った時、人類の進化は終わってしまうと思うのです。絶対に、日本に、一つでいいから原子炉を残してほしいのです。私はメタンハイドレートに賭けていますが、それでも、原子力は残してほしい」

 すると・・・、

「大丈夫です。閉鎖されたトコもありますが、京都大学や近畿大学に実験炉がありますよ」。

「・・・ん? となると、そこも、反対派が危惧するテロの標的になる可能性があるんですね」

「実験炉は分からないけど、普通の原発は、ジェット機が突っ込んでも壊れない設計になっています」

「なら、なんで福島はあんなことに?」

「あれは、ポンプを地下に置いたからですね。水浸しになって機能しなかったんです。もう、あのような作りはなくなるでしょう」

「ふーむ(でも、ポンプにテロがあったら大変だな・・・)」

「電力に安定供給と言う言葉がありますよね?」

「はい」

「あれは、おそらく、皆が思っている意味の他に、もう一つの意味があるんですよ」

「・・・皆が思っているというのは、家庭や事業所に、常に電力を送ることができる体制のことですよね?」

「ええ。では、答える前に、もう一つ質問させて。モノづくり日本の『モノづくり』って何なんでしょう?」

「伝統工芸?」

「それもそうだけど、それとは別に、もう一個でませんか?」

「・・・、・・・分かった! 精密機器ですね?^^」

「そう! ・・・その精密機器を作るにおいて、強弱のブレのない『安定』した電力の『供給』が必要なのに、水力・風力・火力などでは、それが難しいってことなんです・・・」

「ん?」

「・・・精密機器を製造するにあたっては、供給される電力が、ずっと一定でなければならないんです。水力・火力・風力では、どんなに慎重にしても、波があるんですよ」

「つまり、電力が足りなかったり、掛かり過ぎだったりは、精密機器の製造によろしくないと」

「そう、日本の精密機器が発展してきたのは、この数十年の原発の存在あってとも言えます」

「ふむふむ。その話 聞けただけでも、この時間(午前3時)に開店している甲斐があります^^」

「つまり、原子力に依る電気じゃないと、精密機器を作ることが難しいんですね?」

「はい。火力などは、かなり安定できているんですけど、あまりにも非効率的です」

「地球喫緊の危機のCO₂を排出し続ける問題がありますね」

「そうですね、また、原子力が、エアコンのガスのように、ある程度までは繰り返し利用できるのに対し、火力発電は、何と言いますか、部屋を冷やすのに、毎回、大きな氷を買ってきて、部屋を冷やし、溶けたらまた買ってきてを繰り返しているようなものなんです」

「その例え、いいっスね^^」

「・・・電力会社のメンタリティや、政治家の原発利権の問題など山積みですが、それをクリアーし、原子力はもっともっと発展されるべきです」

「放射能と、良かれ悪しかれ人間の感情は別ですからね」

                                          (2014/09/14)

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