『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『マエストロ!」を観た(寸評)]

2015-02-03 23:59:47 | 新・物語の感想

☆・・・観てきました!

 良かったっス!

 この映画、堅苦しいオーケストラの世界を柔らかく描いた作品のように思えて、それだけでなく、この間の『KANO 1931 海の向こうの甲子園」と同じ構造の熱血エンターテイメントである。

   (1)はみ出し者・落ちこぼれの集団(わずかにエリートが在籍)
   (2)それぞれのメンバーが過去・現在に事情を抱えている...
   (3)いわくありげな、反感買いまくリの、でも有能な指導者
   (4)甲子園やら、大規模なコンサートの成功やらの目標がある

 見ているこちらも盛り上がらざるを得ない^^

 ただ、演目である『運命」や『未完成」は、いまいち、こちらの情に訴えかけない。

 まあ、その演目自体に、マエストロの目論みがあった訳だが。

 しかし、西田敏行は名優だなぁ^^

 松坂桃李も、そぐわないと思われた優等生的な役がはまっていた。

 MIWAの役柄の、直で不思議ちゃん的な性格は可愛かった。

   ◇

 さっき、『マエストロ!」ってオーケストラの映画を見てきたんだけど、

 定食屋でフルート奏者役のMIWAが沢庵をポリポリといい音たてて食うシーンが合って、

   

 メンバーに「(うろ覚え)上あごの強い人は、気鳴楽器(笛)がうまい(弾力のあるものをポリポリ良い音させるのは上あごの強い証拠)」と言っていた。

 ・・・と、私は先日、お客さんの娘であり、私のジュテームなジージョちゃん(3歳)が生ニンジンを何本も食べていた時に、パリパリポリポリ食べていたのを思い出した。

   

 私も対抗して音を立てようとしたのだが、なんか鈍い音しか鳴らなかったのだ。

 こ、これは、ジージョちゃんが笛を習えば、名演奏家に成れる証である!!

 ジージョちゃんの両親は、ジージョちゃんに気鳴楽器(笛)を習わせるよろし!

 そして、ジージョちゃんが有名奏者に成り、45歳くらいになったとき、ジージョちゃんなので自叙(ジジョ)伝を出すときに、「私の才能を見抜いてくれたのは、開店して2年も経たずにつぶれた安ワインバーのマスターでした」と書き残してくれるのです。

 その頃、私は、もう既に死去している。

 なお、死して屍拾う者なし!!

                         (2015/02/03)

コメント
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