☆・・・観てきました。
ノルウェーの、プロのバレエダンサーになるべく鍛錬に励む3人の少年のドキュメント。
題名から、『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』『書道ガールズ』みたいな「ボーイ(ガール)・ミーツ・異文化」物だと思っていたら、
エンターテイメント作品ではなく、真摯なドキュメントだったので驚きつつも、3人の美少年たちの青春に夢中になった。
美しいルーカスと、端正な東洋系シーベルト、男らしいトルゲールたち、3人の友情は、その距離感が絶妙だった。...
いや、この作品世界の、人と人の間の「距離感」は、今の日本人にはないように感じた。
是非を定めるつもりはないのだが、私は、この作品では好意的に見た。
それぞれの親たちと少年たち。
先々の進路を諭す教師と少年たち。
少年たちをより良く成長させ、その未来の選択肢の決定権は、個々の少年たち自身の意思を尊重させるさまが窺え、私は「素晴らしいな^^」と感じるのだ。
(2015/10/02)