『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』を観た]

2018-03-31 09:40:34 | 新・物語の感想

映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』予告編

☆・・・なかなか面白かった。
 主演の娘ララ(アリシア・ヴィキャンデル)は、冒険の装束だと、いまいち華がないように思えて、見ていくうちに、その端正な顔立ちに魅かれていく。
 しかし、可愛い女の子が、かつて、ここまで肉体を酷使する作品があっただろうか?
 酷使と言うか、ボッコボコである^^;
 でも、主人公のララは、すぐに立ち上がり、戦い続ける。
 このララが、気は流行れども、ちょっと運動神経の優れているレベルの子に過ぎないので、ちょいと共感が湧くかな。
 話は、なかなか堅実に日常から冒険に至る道を描いていくのだが、途中から、日本の卑弥呼の墳墓がある島の攻略に至ると、その卑弥呼伝説を含んで、超いい加減になる。
 まあ、日本を悪意で描いているわけでもないので、許すかい^^;
 ララは、アクションの最中に、リキの入った「アー」とも「ウー」とも「オー」ともつかない、それを混ぜたような叫びを発するが、私は見ながら、セックスの時に、こんな叫びをあげる女がいたらやだなぁと思った^^;

                             (2018/03/31)

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[映画『空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎』を観た]

2018-03-31 09:09:47 | 新・物語の感想

「空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎」予告

☆・・・ネットなどでは、この日本版のタイトルが、あまりにも内容とかけ離れていると話題になっていたが、私は、それを聞いていたからか、そんなに違和感を感じなかった。
 監督は、巨匠のチェン・カイコ―で、私は25年前に観た『さらば、わが愛/覇王別姫』を思い出すが、その頃の私は、映画を見ることに気負い、その作品をあまりほめていなかったと思う。
 私がなかなか凄いのは、そういった文章をいまだに保存してあることだが、それはまたの機会に^^;
 だが、最近は、映画に対して柔軟に見ているので、あんまし批判することはなく、B級C級さえも楽しく観ている。
 この大作『空海』も楽しく観ようとした。
 空海のイメージからの堅苦しさはなく、若い頃、唐を訪れた時に巻き込まれた事件を巡る冒険譚のようだった。
 観たら驚いた。
 内容が完全に、絢爛豪華なB級作品だった^^;
 どうにか、恋の悲劇を格調高く描こうとする作り手の意図はわかるが、伝奇的な面のいかがわしさが勝っていた。
 撮り方も悪い。
 キーとなる黒猫の暗躍があるのだが、その黒猫がいた形跡が分かり、空海などが視線を軒などに向けるのだが、その後のショットが、幻想の中で、ぼやけた室内を黒猫が徘徊しているものなのだが、その「視点の方向」が明後日の方向を向いているおかしさなんてのがあり、一気にシラケさせられる。
 染谷将太クンの演じる空海はなかなか奇妙で良かった。
 しかし、さすが中国、B級的な内容ではあるが、玄宗皇帝、楊貴妃、白楽天、李白、阿倍仲麻呂…、などと言う名だたる名前だけで、なんか、私などは感心させられるのだ^^;

                             (2018/03/31)

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[映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』を観た]

2018-03-31 08:47:26 | 新・物語の感想

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』予告編

☆・・・スピルバーグの硬派系の作品で、さりとて、こっちラインも、スピルバーグはお手の物で、けれんなく、堅実に物語は進む。
 ベトナム戦争の政治的な負の「真実」を知った新聞社の、社の存続を揺るがしかねなくも発表に至る経緯の物語。
 ここで言っておくが、私は「真実」よりも「事実」が大事だと思っているので、この作品の流れの中では、新聞社の判断が英断のように語られているが、必ずしも100%正しかったとは思っていない。
 世の中の事例には、正しき政治的な判断も多いからだ。
 が、この作品内での「マスメディア的な正義」が、そのまま「事実」ではあるのだろうが(私には分からない。だが、うのみにはできない)、この作品を見て、日本のマスコミが、「事実」ではないことを「真実」だと、自分らの偏った正義を振りかざすように影響されるのはやめて欲しいものだ。
 話を戻すが、現在では携帯電話が一つあれば容易な情報の確保・複製・運搬が、それぞれ、なかなかの大冒険となっている60~70年代の物語、時代のギミックも興味深い^^
 惜しむらくは、登場人物が多く、トム・ハンクスさえもリアルに埋没していたほどで、たまに、こちらの登場人物への認識が追いつかず、「あっ、これは誰だっけ?」と思うことがしばしば。
 だけど、そういった複雑さが、物語の奥行きを加えることがあるのは、スタンリー・キューブリックの言ったところの「魔術」として理解している。

                                (2018/03/31)

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[映画『曇天に笑う』を観た]

2018-03-31 08:17:35 | 新・物語の感想

映画『曇天に笑う』予告編【弐】

☆・・・ぺラい作品であった。
 半年ぐらい前からヘビーローテ―ションで、予告編が映画館で流されていた。
 あまりにも繰り返されるので、「これだけ、リキの入った宣伝がされているのだから、なかなかの力作なのだろう」と、
 上映時間が約90分と短く、内容で語れることもわずかであろうとは気になったが、彼女と観に行った。
 が、内容が、予告編を見るだけで充分で、それ以上の展開が存在しないとは思いもしなかった・・・。
 もう、何のひねりもない物語を見せられて、私も彼女も呆然とさせられた。
 出演者たちも、自分の演技が、完成作品の中で希薄にしか感じられない扱いになっていたとしたら、泣くに泣けまい^^;
 無理矢理にいいトコを探そうとするのだが、冒頭の疑似かもしれないロング1ショットと、自分を女性と見立てた時の福士蒼汰の魅力に尽きるかもしれない。
 基本、男ばかりの作品だが、出演者の魅力は微妙であった・・・。
 予告で『るろうに剣心』や『銀魂』と比していたが、両作品にあまりにも失礼だ・・・。
 
                           (2018/03/31)
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