『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『フィッシュストーリー』を観た]

2009-04-17 15:02:42 | 物語の感想
★MOVIX昭島での、最終上映に駆け込んできましたよ^^

 明日から、ロードショーがいっぱいだから、上映終了の映画も多いですな。

   ◇

 簡単に言うと、これは「小エピソード連鎖」の物語である。

 とあるパンク(と言うジャンル名さえない頃の)バンドの売れない一曲から発した「無意識のメッセージ性」が、多くの人物の人生を介在し、最終的に地球を滅亡から救う。

 普通、このような物語は、実写映画にすると、荒唐無稽になってしまうと思われるのだが、

 「場(演劇で言うところの)」を限定し、でも、その「場」のリアリティをきちっとさせることで、コンパクトに美しくまとめた話になっている。

 私は、本来、映画『20世紀少年』もこのような作りにしていたら、映画の出来としても高められたのではないかと思う。

   ◇

 パンク以前のパンクバンド<逆鱗>のリーダーだが、チビノリダーであり、電車男である伊藤淳史が意外にもメチャはまりで演じていて、格好いい!

 また、メンバーの4人ともが魅力的だが、特にボーカルの高良健吾の若さが魅力的で、歌もうまくて良かった。

 うん、何よりも、この物語のシンボルたる楽曲「フィッシュストーリー」がいい歌で、この物語の根底の説得力を任されている。

 肝心の歌が、『少年メリケンサック』レベルならば、この映画作品は総崩れになる可能性が大であった。

 このバンドのシーンが、レコーディング風景の臨場感を代表としてタバコの煙り臭いリアリティに溢れていて、その前後で語られる、時系列的には後の「突飛な展開」をそうとは思わせない効果を生んでいる。

   ◇

 ヒロインの多部未華子だが、とても可愛いのだが、声を大にして公言できないような微妙な風貌である。

 『宇宙戦艦ヤマト』の真田さんみたいな目つきの少女である。

   

 まあ、それをさておいても、その小造りな輪郭と言い、いかにも幼顔で手を出したらやばそうな気分にさせられる。

 私は、この映画を観ながら、考えたのだが、

 多部未華子の目は、何とも困ったような目なのである(物語上でも、ハイジャックにあったり、宇宙船に乗せられたり、困っている^^;)。

 ・・・うん、女性上位でセックスしている時に、女の子が見せる表情と同じなのである^^;

 恥ずかしいんだけど、その恥ずかしい行為を自らの動きで行っているので、困っている、始末に悪い、・・・そんな目なのである。

・・・男は、多部未華子を前にしたとき、その「男の優しさ」と「本能」を試される・・・。

                          (2009/04/17)


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2 コメント

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Unknown (latifa)
2009-04-17 19:09:33
こんにちは~!TBありがとうございました^^
>ヒロインの多部未華子 『宇宙戦艦ヤマト』の真田さんみたいな目つきの少女である。
 画像まであって、すっごく受けちゃいました。原作しか読んで無いので、早く映画が見たいです。
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latifaさんへ♪ (ミッドナイト・蘭)
2009-04-17 21:00:18
いらっしゃいませ^^

latifaさんは、書籍のほうの評でしたが、流れでTBしちゃいました。

とても本を読んでいますね。

しかも、NHKドラマ「白洲次郎」の評など、冷静で公平な視点で感心しました。

多部未華子についてですが、ちょいとエッチなオチですいませんでした^^;

でも、「ああ!」と感嘆してくれる男性諸氏もいるかと・・・^^;
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