『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[ジョーカー]

2021-11-12 09:36:15 | 新・保守の一考
☆・・・Myセブンルール (29)
 
 モノマネのコロッケがテレビで言っていた。
 「『金八先生のモノマネが出来ますッ!』って言ってくる若手の芸人が多いけど、金八先生も時代時代で全然 違うんだよなぁ。だから、俺は『いつの?』と聞くんだ」
 そして、金八先生を前期中期後期で演じ分けて見せてくれたのだ。
 マジ感動した。
 こうなると学者だな、と。
 
#京王線ジョーカー事件 を起こしたキチガイは、「バットマン」のジョーカーに憧れて、傷害放火事件を起こしたとのことだが、
 どのジョーカーに惹かれたのか?
     (テレビ版、アニメ版、コミック版、映画オリジナル版は除く)
 ①ティム・バートン監督版、演じるはジャック・ニコルソン。コミカルな狂気でヤバい。
 ②クリストファー・ノーラン監督版、演じるはヒース・レジャー。ダークでクライムな狂気でヤバい。
 ③「スーサイド・スクワッド」の、演じるはジャレッド・レト。こいつはこいつで、ペラくてヤバく、カメラ裏での役への成りきりこそが狂気で、本編ではカットされまくったとのこと。
 ④記憶に新しい、「ジョーカー」。演じるはホアキン・フェニックス。こいつは、マジ、お近づきになりたくないジョーカーであった。
 ・・・京王ジョーカーは、どのジョーカーを目指していたのか?
 
▼以下、私の映画「ジョーカー」の感想。
 
◇◇◇[映画『ジョーカー』を観た(「共感」「絶望」の回避へ)](2019-10-04 13:42:40) ◇◇◇
 
☆・・・これは超問題作である。
 もともと、「バットマン」シリーズは、コスプレしている奴ら全員が、バットマンを含めて狂っている。
 特に狂人の<ジョーカー>は、なぜだかアメリカ国民に気に入られていて、何度となく多くの役者・声優(アニメの場合)によって映像化されている。
 だが、今回は極めつけにヤバい。
 これまでのジョーカーの狂気は、なんだかんだと、例え、セレブであろうとも、底辺のジョーカーの来歴を理解でき・もしくは理解できないことで理解できていた。
 なんらかの理解の落としどころをつけられることを、辛うじて「共感」という。
 しかし、今作のジョーカーは、全く共感できない程のリアルな狂気を宿している。
 絶対に共感したくないジョーカーであった。
 悪としての格好良ささえない、最下層から生まれたジョーカーであった。
 こんな悪のヒーローになりたくねぇ~^^;
 思わず、目をしかめながらの鑑賞となる。
 また、人とは、例えば、#太宰治 の「#人間失格 」の主人公にさえ、自分の「負」の部分と同じものを見いだし、強迫観念に駆られたりするものだが、
 今作の主人公に自分を投影しようものならば、絶望的な気持ちになる。
 そんな、見る者に絶望を与えられる作品たるや完成度が低いはずはない。
 傑作ではあるが、私は一度見れば充分だ・・・。(2019/10/04)
 
                          (2021/11/12)

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