『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[よその三姉妹(18・ニュージーランド篇⑥)]

2009-06-23 10:11:12 | 海の向こうでの冒険
☆☆前回からの直接の続きなので、「その17・ニュージーランド篇⑤」(クリック!)から遡って読んでね^^

       
     ナチュラル・ボーン・バイオレンス…

   ◇

 ・・・しかし、まだ、僕やサチは良い。

 大人だからだ。

 それでは、エリオット君、友達に対してはどうなのだろうか?

 僕は時々(早く起きたとき)、エリオットを学校に送りに行く。

 そして、ずうずうしく教室の中まで入っていく。

 エリオットは、教室の前までは、僕にオンブされているのだが、教室に入ると、クラスメイトとうちとける。

 エリオットは、やはり、男の子の中では一番に格好良く、一の子分の僕も鼻が高い。

 女の子で一番に可愛いのはトレーシーちゃんだ。

 それはさておき、エリオットの通う<Mairehau・School(英語っぽくない発音だが、おそらく、マウリ族の言語からきているのだと思う)>の一年生の教室は、何となく幼稚園を思わせるような机やイスの大きさで、棚には、お菓子の空き箱で作った工作物、壁には児童が描いたハンドペインティングの絵が飾られていたりする。

 そんな中、ある日、ぼくは見たのだ。

 いつも、僕やサチをぶつように、友達を叩くエリオットの姿を!

 エリオットにとっては、いつもの通り叩いただけなのだが、その友達(推定名前:ロナルド・マクドナルド)にとっては、かつて経験したことのない衝撃(痛み)だったと思われる。

 ロナルドは、あまりの痛みに、痛がるのを忘れたかのように、「信じられない(アンビリバボ)」の瞳で、エリオットの顔を、いつまでも、いつまでも、見つめていた。

     

                      (次回は「トレーシーちゃん」! 2009/06/23)

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