雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

声を上げようよ。

2010-07-11 14:57:45 | …and so on
小雨がぽつぽつ降り出した東京です。さっき、参議院選挙の投票に行ってきました。投票所は、家から徒歩5分ぐらいのところにある小学校なので、買い物に行く前にちょっと寄っていく感覚で行けるのはありがたいことです。事業仕分けの結果、選挙管理委員会の予算が減ったとかいう話がありましたが、事前準備の慌しさを乗り越え、休日出勤して、しかも夜中まで開票作業をしなければならない選管の皆さまは大変だろうなぁと思いつつ、投票してきました。もちろん、不必要な宣伝などに予算をつぎ込む必要はないと思いますが、それでなくても若い方々を中心に選挙に対する関心が低いといわれる今日この頃。一定の啓蒙活動は必要なのではないかと思うのはワタクシだけでしょうか。何となく、あの事業仕分けって何だったのだろうと首を傾げているのです。議員定数が減ったという話は一向に聞こえてこないし。

今回の選挙は、真面目に棄権しようかと思っておりました。ワタクシは東京に住んでいるので、東京選挙区の立候補者の中から選ばなければならないわけですが、誰がどの党から出ているのかさっぱりわからなかったというのが正直なところです。比例代表に至っては、政党名を書くのか候補者を書くのかすらよく分からなかったので、投票に行く前に選挙のお知らせを熟読してしまいました。議員になって欲しくない方はたくさんいらっしゃったのですが、誰が真面目に、地道に仕事をしてくれそうなのか皆目見当がつかない。昨年の衆議院選挙で敗北した人がしれっと名簿に載っていたりすると、この人たちにはポリシーも何もないのかと思わざるを得ない。それでも投票に行くのは、棄権した人間に政治をあれこれ批判する権利はないと思うからです。毎日毎日暮らしていくのに一生懸命で、政治のことなんて知ったこっちゃない人間だからこそ、本当に微々たる声でも、声を上げないとまずいと思います。ワタクシは選管の回し者ではありませんが、まだ投票していない方は、是非、自分の声を上げましょうよ…と思うのでした。