「心頭滅却すれば火もまた涼し」というのは臨済宗の僧侶の言葉らしいですね。いかにも禅寺のお坊さんがのたまいそうな言葉ではありますが、ワタクシのような凡人は、とても実践できるような心境ではありません。暑いものは、誰が何と言おうと物理的に暑いんですよ。心の持ちようで涼しくなるならいくらでも頑張ってみますが、今週の東京の暑さは尋常ではありませんから。ワタクシは、これでも一生に一度は永平寺に行ってみたいなどと思ってはいますが、修行は無理だよなぁとしみじみ思う今日この頃。座禅もやってみたいとは思いますが、煩悩だらけの身の上ゆえ、肩をしたたかに叩かれるのがオチだと思われます。一応、禅なるものへの憧れだけはあるのです。龍安寺の石庭なんかに行ったら、おそらく1日中動かずにいる自信もあるし。龍安寺は是非とも一人で行って、何も考えずに枯山水を眺めていたいと思うわけです。
絵画でも日本画、特に水墨画が一番好きで、10年近く前に東京国立博物館で開催された「雪舟展」は、この人混み嫌いのワタクシがわざわざ見に行ったぐらいなのです。ただし、いくら和紙が強いとはいっても経年劣化はどうしようもなく、環境を配慮して薄暗い照明だったこともあり、今ひとつ感動できなかったのはとても残念でした。ご高齢の団体の方々の後ろだったので、ゆっくり心ゆくまで鑑賞することができなかったのも敗因の一つではありましたが。水墨画の本家は中国なのでしょうが、ワタクシはやはり日本の水墨画に心惹かれます。これも、禅の一つの形ではありますよね。なのに、物理的な暑さは如何ともし難く、今日も通勤途中の徒歩12~3分で行き倒れそうでした。最低限のTPOだけは守っているので、ビーチサンダルもTシャツも平日には出番がありません。事務所にたどり着いてしまえば、壊れかけた空調が全開で迎えてくれるのですが。猛暑日は明日までとのこと、何とか行き倒れないように頑張ります。
絵画でも日本画、特に水墨画が一番好きで、10年近く前に東京国立博物館で開催された「雪舟展」は、この人混み嫌いのワタクシがわざわざ見に行ったぐらいなのです。ただし、いくら和紙が強いとはいっても経年劣化はどうしようもなく、環境を配慮して薄暗い照明だったこともあり、今ひとつ感動できなかったのはとても残念でした。ご高齢の団体の方々の後ろだったので、ゆっくり心ゆくまで鑑賞することができなかったのも敗因の一つではありましたが。水墨画の本家は中国なのでしょうが、ワタクシはやはり日本の水墨画に心惹かれます。これも、禅の一つの形ではありますよね。なのに、物理的な暑さは如何ともし難く、今日も通勤途中の徒歩12~3分で行き倒れそうでした。最低限のTPOだけは守っているので、ビーチサンダルもTシャツも平日には出番がありません。事務所にたどり着いてしまえば、壊れかけた空調が全開で迎えてくれるのですが。猛暑日は明日までとのこと、何とか行き倒れないように頑張ります。