雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

カッコいい婆さま。

2010-07-29 17:58:23 | …and so on
時々横殴りの雨が降る中、有楽町で髪を切ってきました。1ヵ月半ぶりだったのですが、伸びた分だけカットしてもらって、鏡を見てびっくりしました。髪の毛が見事に白いのですよ。カラーリングしている部分は基本的には色が落ちないので、普段はあまり意識していないのですが、ベリーショートの場合、カットする分=カラーリングしている部分なので、その部分をカットしてしまうと自分でもびっくりするような白髪が出現するわけです。担当のお姉さんも非常に言いにくそうに「また増えましたね」とポツリ。母からの遺伝と溜まりまくっているストレスとその他諸々の要因が重なると、白髪は確実に増殖してしまいます。しかも、特に顔の周囲に白い部分が多いと確実に老け顔になるのです。カットしてもらっている間は雑誌を読んでいたのですが、顔を上げた途端、10歳ぐらい老けた気がしました。ワタクシの場合、白髪が増殖するのがつむじの周りと顔の周りなので、やっぱりしばらくはカラーリングをしないと駄目みたいです。

「あと20年経ったら総白髪のベリーショートにしましょう」と担当のお姉さんは言うのですが、個人的にはあと20年も生き永らえているかどうか甚だ疑問です。根性がないので突然行き倒れてしまう可能性だってあるわけです。でも、もし生き永らえていたら20年なんてあっという間に過ぎてしまう気もします。仕事をしている間は総白髪のベリーショートは無理かもしれませんが、仕事を辞めたら、そのヘアスタイルで白いシャツにデニムの似合うカッコいい婆さまになりたいとは思うわけです。担当のお姉さんに言わせると髪があるだけまだいいほうで、ワタクシの年代でも、すでに髪の毛のボリュームが落ちてきている人もいるらしい。そうなると、美容院でできることは本当に限られてくるのだそうです。パーマでボリュームを出そうにも、髪の毛を傷めてしまって悪循環ということもあるとのこと。「そうなると、アデランスとかに頼るしかなくなっちゃいますから」と、喜んでいいのかどうなのかビミョーな慰められ方をして帰ってきました。男女とも年を取るにつれ、髪の毛にもいろいろ問題が出てくるんですね。