雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

パーソナルスペース。

2010-08-08 14:21:05 | …and so on
今日の東京は比較的穏やかに過ごせる1日になりました。暑いのは相変わらずですが、時々太陽が雲に隠れるので、そういう意味ではしのぎ易くなっていると思います。さっき、gooのHPのヘッドラインに渋滞ラッシュが云々とあるのを見て、一瞬狐につままれたような感覚に陥りました。それから、おもむろに「世間ではお盆休みなのだ」ということを認識した次第です。さっき買い物に出たときも、心なしか駅前に人が少ない気がしたのは、どうやらワタクシの気のせいでもないようです。ワタクシ自身は、明日からも普通どおり仕事なので、他人様のお盆休みにも気がつかないような生活を送っているということです。確かに、先週の金曜日辺りは事務所も人が少なかったのですが、それと世間様のお盆休みが結びつかなかったわけです。この時期は、ここ10年近く予算や人員の要求作業ばかりしているので、ワタクシ個人としては忙しい時期だという認識しかないみたいです。

とはいえ、人が少ない東京は快適です。明日からの通勤もかなり楽になると思われます。この時期に東京にいる最大のメリットはそれに尽きると思います。電車で座れるとは思えませんが、少なくとも十分なパーソナルスペースは確保できます。ここ何年かでようやく気がついたのですが、ワタクシは他の人と比べるとパーソナルスペースが広くないと駄目みたいです。電車待ちの列に並んでいると、昔からなぜかワタクシの前をすり抜ける人が多いのが不思議だったのですが、完全に無意識にではありますが、他の方よりスペースを広く空けて並んでいるからすり抜けるのが楽だということですね。何かの本でパーソナルスペースという概念を知って、結構あっさり腑に落ちてしまいました。確かに、通勤時の満員電車は仕方ないにしても、それ以外の人混みが極端に嫌いなのも、実は、このパーソナルスペースの取りかたと関係があるらしい。なるほどなぁと思った記憶があります。明日からの一週間は、そういう意味でも快適です。わざわざ民族大移動に参加しなくてもいい環境があるのは、ある意味幸せなのかもしれません。