暦の上では明日からいよいよ春ということになります。今日は、今年の好運方位を家族そろって向いて、一言もしゃべらずに黙々と太巻き寿司を食しているという方も多かったことと思います。でも、よく考えると、これって結構不気味な図柄だと思うのは、天邪鬼でひねくれもののワタクシだけでしょうか。元々は関西の風習だったわけで、それ以外のところに恵方巻という風習を広めたのは、コンビニで恵方巻用の太巻き寿司のご予約を承るようになってからのことだろうと思うのですが。それまでは、2月3日は「鬼は外、福は内」と炒った大豆を巻いていたわけで、何となくコンビニを筆頭とした商魂たくましい食品業界の思惑に、日本国中がまんまと乗せられている気がしないでもなく。もちろん、恵方巻を食した後に豆まきをなさるご家庭も多いとは思いますが。
この不景気な世の中で、少しでも幸運を招くという風習があれば、それをやりたくなるのが人情というものではあります。昨年あたりからはやり始めたパワースポット巡りなども、そういう願いが込められているものと思われます。そうしたささやかな幸せを願う庶民の姿を、今の政治家センセイ方はどうご覧になっているのでしょう。石川啄木ばりに「働けど働けど…」の暮らしがすでに20年近く続いているわけです。ご自分たちは、庶民のなけなしの税金から捻出される歳費を懐に、それでもまだ足りずに土地転がしをやったり50歳を過ぎてもママからお小遣いをもらっていたり。そーゆー方々に「生活者のための政治」などという言葉を使っていただいても鼻白むだけだと思うのは、やっぱりワタクシが天邪鬼でひねくれているからでしょうか。世の中、ワタクシには理解できないことが多すぎるのです。
この不景気な世の中で、少しでも幸運を招くという風習があれば、それをやりたくなるのが人情というものではあります。昨年あたりからはやり始めたパワースポット巡りなども、そういう願いが込められているものと思われます。そうしたささやかな幸せを願う庶民の姿を、今の政治家センセイ方はどうご覧になっているのでしょう。石川啄木ばりに「働けど働けど…」の暮らしがすでに20年近く続いているわけです。ご自分たちは、庶民のなけなしの税金から捻出される歳費を懐に、それでもまだ足りずに土地転がしをやったり50歳を過ぎてもママからお小遣いをもらっていたり。そーゆー方々に「生活者のための政治」などという言葉を使っていただいても鼻白むだけだと思うのは、やっぱりワタクシが天邪鬼でひねくれているからでしょうか。世の中、ワタクシには理解できないことが多すぎるのです。