雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

アボカドとエビの卵丼。

2011-02-05 14:06:35 | foods&drinks
「春は名のみの風の寒さや」という歌がありましたが、昨日の暖かさと比べると、今日はお天気はいいのですが風が冷たい1日になりそうです。午前中に用事があったので出かけたのですが、厚手のセーターとフリースジャケットではちょっと寒かったかなぁという感じでした。用事を済ませて、近くのカフェででほぼブランチに近いランチを食べてきました。アボカドとエビの卵丼という、どこの国の料理なのか判然としないようなメニューなのですが、個人的にはわりと気に入っていて、そのカフェでランチするときはかなりの頻度でオーダーしております。昔、デニーズのKobb'sサラダにハマっていた時期もあるのですが、ワタクシは結構アボカドが好きなのです。最初は、味のしないよく分からない食べ物だなぁと思っていましたが、ハマってしまうとそこがまたよかったりするのです。

その卵丼を食べながら、村上春樹の「雑文集」というペーパーバックの本を読んでおりました。基本的には文庫本しか買わないと決めているわけですが、先週、どうにも読みたい文庫本が皆無で、しかも活字中毒の禁断症状が出始めていたので、分厚い本だなぁと思いつつ購入していたのです。村上春樹の本の中には時々この手のペーパーバックサイズの本があるのですが、この「雑文集」も435ページもあるので、持っているだけで肩が凝りそうになります。村上春樹が書いた他人の本の解説とか、いろいろな授賞式での挨拶が収録されているのでとても面白いのですが、10ページ読んではテーブルに置いて一休み…という感じなので、全く先に読み進めないのが難点かもしれません。考えてみると、アボカドとエビの卵丼も雑文集みたいなものかもしれないなぁと思いつつ、結局、ほとんど読めないままカフェを出てきてしまいました。