雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

夜討ち朝駆け的奇襲作戦。

2011-06-20 20:11:08 | works
今日の東京は、梅雨本番といった感じの蒸し暑い1日になりました。事務所内は湿度が高くて、ちょっと動くと汗がじわっと滲んできます。今日は、また西新宿の本社に怒られに行ってきました。事務所に6月いっぱいは空調禁止令を出している手前、本社も空調は換気だけしか使用していないとのこと。超高層ビルなので窓を開けることもできない造りになっており、本社の皆さまもなかなか大変な目に遭っている模様。1時間ぐらいのお小言頂戴&24年度予算要求の打ち合わせをしている間も、とにかく暑いので、用事が終わると大江戸線に乗ってとっとと事務所に戻ってきました。事務所も一応は自社ビルなのですが、こじんまりとした5階建てのビルなので窓を開け放しておけるのです。扇風機の風は当たらずとも、超高層の密閉ビルで空調が使えない方々よりはましだとおのれに言い聞かせております。

7月に入ると来年度の予算要求作業が始まります。本社の各担当者ほどのハードワークでは全くないのですが、それなりの事務作業はあります。一応、事業所の担当は7月いっぱい目途で作業を進めることになるらしい。本社の担当男子の説明を「暑い」と思いながら聞いていたので、耳まで届いた情報が脳の中で溶けてしまったらしく、話の半分ぐらいは思い出せない。予算要求作業は、事務所の来年度の事業の進捗予定をきちんと把握するところから始めないといけないのです。この環境下で、それでなくとも老化により溶けかかっている脳みそを宥めながら、暑さで残りの脳みそが溶けないうちに何とか作業を終わらせなくてはなりません。昨年は超過勤務をするほどの大事(おおごと)にはならなかったという薄ぼんやりした記憶はあるので、今年もその方向で何とかしたいと思っている次第。

超過勤務禁止令が出ていることでもあるし、最近流行りの「朝活」スタイルで作業を進めていく所存ではあります。ただ、勤務シフトがバラバラになってしまった結果、事務所内で打ち合わせをしようにも担当者が捕まらなくなったのは結構痛手です。勤務時間が1時間ずれると、意外なところが盲点になることに気がつきました。メールだけでは済まないことも多々あるので、夜討ち朝駆け的奇襲作戦で行こうかと目論見中です。

風は明後日の方向へ。

2011-06-19 14:20:32 | works
今日の東京はようやく梅雨寒から脱したようで、久しぶりの青空になりました。その分気温も上がっているようで、さっき買い物に出た時はTシャツ1枚にチノパンで十分でした。やはり梅雨時なので、ムシっとした湿気はあります。ウェザーニュースによると今週は気温が30℃前後で推移するらしいので、少なくともあと10日は空調を使用できない事務所の湿気に耐えられるかどうかを考えると、すでにユーウツになっております。金曜日に、ワタクシの部署だけ箱に入ったままだった扇風機が、ようやく箱から出されて試運転ということになりました。ところがというか案の定というべきか、1フロアに5台の扇風機ではワタクシのデスクには全く風が届かないことが判明し、何とも悲しい気持ちになってしまいました。ワタクシは仕事の性質上ノートPCを2台抱えているのですが、どちらのデスクにも風が届かない。

自分のお金を出したわけでも何でもありませんが、金策に頭を悩まし、本社の担当男子をはぐらかしてようやく入手した扇風機です。せめて、そよとでも風が届けば報われた気分になると思いますが、ワタクシのデスクからは全く明後日の方向に風が運ばれている模様。人生なんてそんなものではありますが、皆さまが喜んでいらっしゃるのを横目に、かなりやさぐれた気分になってしまいました。もちろん、金策をするのが自分の仕事だし、事務所の、少なくとも扇風機の風が当たる範囲の方々に喜んでいただければそれで良しとしなければなりません。ワタクシ自身は、入手したままほったらかしていたUSB型扇風機を目立たないように職場に持ち込めないかを真剣に考え中です。一人がやり始めるとみんながあとに続いてしまうので、節電効果もあったものではないから禁止…というのはよく分かるのですが。

昨日も担当の美容師さんと「いかにこの夏を乗り切るか」について話をしていましたが、クーラーボックスに氷を詰めて洗面器とともに持参し、足を氷水に浸しながら仕事するしかないかという結論になってしまいました。アウトドアに行くんじゃないんだから…などと冗談半分で話していたけれど、気温が上がってくると笑い話ではなくなってきそうで、頭痛のタネがまた一つ増えてしまいました。

私が髪を切る理由。

2011-06-18 17:44:56 | …and so on
相変わらず東京は梅雨寒が続いております。16:00前後から雨も降ってきました。髪の毛が伸びてきたので、有楽町に遠征して髪を切ってきました。春から夏にかけては髪の毛が伸びるのも早いということを、この前髪を切った時に担当のお姉さんに教えてもらっていたのですが、ベリーショートにしているワタクシの場合は5週間経つとウザくて我慢できなくなります。美容院に行った後、必ず同僚女子に「その髪のどこがウザいんですか?」とツッコまれますが、ワタクシから見ると肩まで伸びたセミロングの髪がウザくないというのが信じられません。この時期になるとまとめ髪にする女子もいますが、朝は顔のお手入れをするのが精いっぱいで、とてもヘアスタイルまでは手が回らないワタクシとしては、面倒だから切ってしまえという発想になるのです。短絡的かもしれないけど、一番手っ取り早い。

女子としてそれはいかがなものか?というツッコミもありますが、ワタクシは後輩男子と髪の短さを競っております。それに、髪の毛を伸ばすからカラーリングなどで傷んでしまうわけで、傷む前に切ってしまえば問題にならないのです。ワタクシのようにカラーリング歴も20年以上になると、そのまま伸ばしていれば髪の毛がボロボロに傷むのは必定。だったらその前に切ってしまえという、これも短絡的な発想であることは否定しません。今日も担当のお姉さんに、どうしたら白髪を目立たせずにブルーグレイの色が出せるかを試行錯誤してもらいました。いったんブルーのヘアマニキュアをしてからカラーリングをするという工程になるので、3時間ぐらいはじっと座って雑誌を読んでいます。これでもパーマをかけないから3時間で済むのであって、昔は5時間ぐらい座りっぱなしだったこともあります。

今は、美容院で隣に座っているのは女子より男子のほうが多いときもあります。髪の長い女子は2か月ぐらい来なくてもヘアスタイルを何とか持たせることができますが、男子はワタクシと同じ理由により、わりと頻繁に髪を切らないと髪の毛がまとまらなくなると推察されます。やっぱり、ワタクシは男子と競い合っているのだろうとミョーに納得するのです。

トホホな夏。

2011-06-17 21:34:06 | …and so on
今日も東京は梅雨寒が続いております。6月も下旬に入るというのに、この数日間は最高気温が20℃前後で推移しているとのこと。仕事帰りに施術を受けたカイロプラクティック院では、先生が「おかげさまで今週は商売繁盛でしたよ」とおっしゃっていました。カイロプラクティックに通っているのはたいていが肩こり・腰痛持ちなので、今週のように気圧が低くて暑いんだか寒いんだかよく分からないような気候のときは、患者さんがこぞって不調を訴えて駆け込んでくるそうです。あとは、風邪を引いた方や喘息の発作を起こした方が多かったらしい。低気圧と喘息の発作の因果関係は門外漢のワタクシには分かりませんが、患者さんとその周辺で頻発したとのこと。気温の乱高下も結構あったので、体調不良者が増えた一週間だったそうです。仕事中に頭痛に悩んだのは、ワタクシだけではなかったようです。

今日も「相変わらず腰がバリバリですねぇ」との先生の診断で、初夏だというのに熱湯を入れたホットパックで腰回りを温めながらの筋弛緩操作になりました。秋口から春先ぐらいまではまずホットパックで患部を温めながら筋弛緩操作をやってもらうのが通例ですが、このぐらいの時期になると、さすがにホットパックの出番はなくなります。今日はよっぽど腰が固まっていたらしい。本人の自覚症状は首と肩のほうが強かったのですが。助手さんから先生に交代すると、鬼のようなストレッチをしていただくことになるのです。あとは、小型のハンマーのようなもので患部周辺をパチパチと叩いて刺激を与え、最後に数か所骨格を矯正して終了です。小型ハンマー(名前をいつも聞きそびれる)が登場するときは、かなり状態がよろしくないのです。それでも、明日ぐらいには確実に肩が軽くなっています。

ワタクシの場合は、先生の診断だと今は首・肩より腰のほうが矯正しなければならない箇所が多いのだそうです。ただ、首・肩のほうが脳に近い分、自覚症状としてはそちらのほうが強く出ているのかもしれないとのこと。とにかく温めてくださいね…と念押しされ、まさかクールバンダナを首に巻いて仕事しようと目論んでいるとはいえません。空調がきつければストールや腹巻きの出番もありますが、今年の事務所ではそんなものは仕事の邪魔になるだけだと思われ。患部は温めながら上半身を冷やす方法ってあるんでしょうか。何ともトホホな夏になりそうです。

ほんの些細なこと。

2011-06-16 20:07:48 | …and so on
東京は相変わらずの梅雨寒です。18:00ぐらいからは雨も降り始め、今はかなり大きな雨音がしております。九州のほうは豪雨らしいので、先ほど実家の母に電話を入れたところ、本当に豪雨になっているとのこと。山の近くでは土砂崩れなども発生しているようです。地震や集中豪雨など、日本の自然がおかしくなりかかっているのかもしれません。今回の震災や原発事故で、ワタクシたちがいかに石油や原子力に頼り切って生活していたかが身に沁みて分かりました。便利な生活を享受しているとそれが当たり前のように錯覚してしまい、今回のようなことがあって初めて、今のおのれがどれだけ便利なものに囲まれて暮らしているかを実感することになります。ワタクシが働き始めた頃は、まだ全部の電車に空調がなくて、扇風機だけの電車は外れだと思いながら乗っていたものです。

それが、いまや空調のない電車など考えられず、鉄道事業者側も空調を自動制御する電車を走らせています。それはそれでとても便利だと思っていましたが、昨今の節電騒動でそういう車両は窓が開かないという事実を思い知るわけです。電気のない生活など考えられないようなところまで来てしまったのだと思うと、やっぱりここら辺で自分たちの生活を見直す必要があるのかもしれないと思う次第。かといって、おのれが働き始めた時代まで生活を逆戻りさせられるかというと、その自信は全くない。「水は低きに流れ、人の心もまた低きに流れる」ではないけれど、いったん便利な生活に慣れてしまうと、元の不便な生活をもう一度やってみろと言われても、それはちょっと…と思うのです。ただ、ほんの些細なことでいいので、もう少し自然と仲良く生活していきたいとは思います。

ワタクシの場合でいえば、本当に微々たることではありますが、買い物には必ずエコバッグを持参するようにしております。最近はエコバッグにも可愛いものやおしゃれなものがあるので、最初はどちらかというと形から入ったのですが、スーパーでもらうポリ袋もゴミ入れに必要な分以外は捨ててしまうので、それはもったいないと思うようになりました。そういう、本当に些細なことしかできませんが、塵も積もれば何とやら。継続していくことが大事なことだと思っております。

自律神経の暴走。

2011-06-15 19:52:46 | …and so on
東京は梅雨寒なのか、ここ数日は結構涼しい日が続いております。今日も羽織りものを羽織っていてちょうどいいくらいだったので、気温的にはかなり低かったようです。季節の変わり目ということもあり、肩と腰の調子が今一つ思わしくありません。肩こりが酷いと頭痛がしてくるというのは、長年肩こりと付き合っていらっしゃる方にはご理解いただけると思うのですが、今日は仕事用の乱視矯正眼鏡をかけているのがつらくなってきました。眼鏡を作り直して1年ちょっとなので乱視がそんなに進んだとも思えず、やっぱり肩からくる頭痛だよなと思い、げんなりしてしまいました。幸か不幸かうちの事務所は7月まで空調なしなので、冷房病になるような空調とは縁遠い生活をしているはずです。ちなみに他の部署は扇風機で風を回していますが、うちの部署はお局様が怖くて誰もそれを言い出せずにいます。

季節の変わり目が肩こり・腰痛持ちにはよろしくない環境であることは、以前から、カイロプラクティックの先生に教えていただいていました。まだ、暑ければ暑く、寒ければ寒いほうがワタクシたちのような種族にはいいのだそうです。意外なことに、夏や冬よりも春や秋のほうが、患者さんが不調を訴える割合が多いらしい。確かに、ワタクシの場合も頭痛がするのは久しぶりですが、季節の変わり目や暑いんだか暑くないんだかはっきりしない時期のほうが肩の調子は芳しくない。最近は腰もですけど。それでなくても迷走気味の自律神経が、こーゆーお天気のときに暴走を始めるのは毎年のことではあります。直接、肩こりに関係しているかどうかは謎なのですが、自律神経の暴走が身体に悪影響を及ぼしているのは間違いありません。自律訓練法をある程度やってはみましたが、実効性がよく分からない。

最近、職場でも通勤電車でもマスク姿の人が目につきます。花粉症の時期が終わったと思ったら、気温の変化に身体がついていけずに風邪を引く人が多いようです。ワタクシも、頭痛が始まった時は風邪かな?と思って体温計を引っ張り出してきて検温したのですが、見事に平熱だったのでがっかりしました。やっぱり肩から来た頭痛のようなので、明後日のカイロプラクティックでは鬼のようなストレッチが待っております。

ラスクにハマりそうです。

2011-06-14 19:49:04 | foods&drinks
昨日からサマータイムが始まり、8:00~16:45のシフトで仕事をするようになりました。朝は、今までもそのぐらいの時間には事務所にいたので、通勤にもそれほどの変化はありません。うれしいのは1時間早く事務所を出られることです。まだ2日目なので周囲の様子を見ながら帰るようにしていますが、超過勤務禁止令が出ていることもあり、幹部の方々が早く帰るように事務所内に声をかけて回っております。ワタクシの部署は、隣に超過勤務禁止実施部隊の事務所内の総元締めがいるので、わりとすんなり事務所を出ることができそうです。でも、さすがに昨日は帰りづらくて、周囲が帰り始めるのを見届けてからおもむろに帰り支度をしました。正規の勤務時間が終わり、自分の仕事も終わっているとはいえ、先週までより1時間早く事務所を出るのは、その環境に慣れるまではかなり心苦しい気もします。

1時間近く早く事務所を出ると時間に余裕ができるのでスーパーやドラッグストアをぶらつくことになりかねず、結局、余計なものを買って散財しそうな気がします。なので、特にドラッグストアには立ち寄らないように心がけております。昨日も今日もスーパーをぶらついていて、おいしそうなラスクがあると買い、前から飲んでみたいと思っていたハーブティーを買うなどして、すでに散財モードに入りつつあります。最近、駅前の高級食料品スーパーで「白神ラスク」なるものを購入して、それがとてもおいしかったのでラスクにハマりそうになっております。白神ラスクはあの世界遺産の白神山麓で作られているとかで、ラスクを作るために天然酵母のパンを焼いているというのがウリらしい。確かに、あまりおいしくないラスクにありがちな油くどさが全然ないので、何枚でも食べられそうな気がして逆に怖い。

小さなラスク2枚入りが10袋で630円也なので、決してお安いとはいえません。ワタクシもそのラスクの陳列棚の前を行き来すること数回で、ようやく買う決心がついたのでした。ワタクシが気に入ってしまった「バターシュガー味」だけがあっという間に売れてしまい、却ってよかったのかもしれないと思う今日この頃。他のラスクを買ってはみるのですが、白神ラスクのほうがやっぱりおいしいと思うのでした。ちなみに、ネットでお取り寄せもできるみたいです。「白神ラスク」で引っかかるので、興味のある方はご覧くださいませ。

「ツチヤの貧格」読了。

2011-06-13 19:50:28 | books&magazine
「小林秀雄の恵み」に2か月以上の時間を費やし、挙句の果てには何一つ理解できていないことだけが理解できました。それで、もう少し柔らかい本を読もうと思い、金曜日のカイロプラクティックの予約時間までの時間つぶしかたがた、カフェでお茶しながら土屋賢二センセイの「ツチヤの貧格」(誤字ではありません)を読み始めました。読み始めてから失敗に気がついたのですが、土屋センセイの本を人前で読んでいると、本を読みながら笑っている不気味な人になってしまうのでした。週刊文春に掲載されているエッセイをまとめて、年に1回ぐらいの割合で単行本化し、それが2年遅れぐらいで文庫本になります。昨年、無事(?)にお茶の水女子大学を退官され、現在はお茶大の名誉教授になられた土屋センセイですが、このエッセイを書いている時点ではまだお茶大教授でいらっしゃいます。

国立大学の教授というといかめしいイメージがありますが、本来の哲学研究者としての姿はともかく、このエッセイ上の土屋センセイの貧相さは抱腹絶倒ものです。妻を恐れ、助手を恐れ、学生にも犬にも馬鹿にされているとお書きになっています。この本の中で一番おかしかったのは「犬はクーンと泣くだけで労わられるが、自分は泣いても労わられることはない」というくだりです。確かに、全国のおぢさんたちの中にはそういって嘆いている人は多いのかもしれないと思うと、余計笑えてきます。「わたしはヨレヨレになって歩いているのに、犬は乳母車に乗って涼しい顔をしている」とか。見方を変えれば、昨今のペットブームに対する土屋センセイ的批判ともとれますが、それは後づけの理屈であって、読んでいる最中は犬と自分を比べて嘆いておられる土屋センセイの貧相さがとにかく面白いのです。

「小林秀雄の恵み」に2か月以上苦しみ続けたので、「ツチヤの貧格」でリハビリさせていただいた気分です。ちなみに、カフェで時々笑いながら読み、帰宅して涙を流して笑いながら読んでも、都合2時間ぐらいで読了してしまいました。貧格という言葉とは裏腹に、笑いながら読んでいてもいろいろと考えることの多い本でした。できれば人前ではなく、自分の部屋でお読みいただくことをお勧めします。

明日からサマータイム。

2011-06-12 14:31:15 | works
いよいよ明日からうちの事務所でもサマータイムが始まります。何だか、ほとんど問答無用で実施されることになったので、明日から1時間早い勤務になる人と今までどおりの人が混在しており、始めてみないことには分からない部分もたくさん出るような気もします。サマータイム実施と超過勤務禁止令はほとんどセットなのですが、準備期間が1週間ぐらいしかなかったために、すでに会議の時間とかが17:30ぐらいに設定済みだったりするのです。下々だけの打ち合わせならテキトーに時間をずらすことも不可能ではありませんが、本社のエライ方のご臨席を仰ぐような会議の場合、今さら時間を変更することもできません。金曜日も、その類の会議時間のことでうちの幹部がもめておりましたが、結局は片目をつぶって超過勤務を認めざるを得ないという結論になったようです。

そもそも論としては、建物の節電のためにサマータイムを実施するという大義名分を振りかざす以上、会議などで居残り組が増えるのは本来の趣旨には反しているはず。とはいえ、仕事が減るわけではないので、終業時間になったら一目散に帰れる人とそうでない人がいるわけです。ワタクシ自身も最初のうちはわりと一目散に帰れるとは思いますが、7月に入ると予算要求作業が始まります。本社の計理屋の皆さまほどではないにせよそれなりに作業ボリュームもあるので、いくら8:00から仕事をするといっても、16:45きっかりに帰れるかどうかはかなり怪しい。自分の作業だけならタイムスケジュールの組み方次第で何とかなりますが、他部署からの資料提出を待って作業を始めるものもあるし、本社への提出期限は切られるわけです。サマータイムだから遅れていいということにはならない。

限られた時間でどれだけ効率よく仕事するかが、このサマータイム節電作戦の成否を握っているのかもしれません。もっとも、本当にどのくらいの節電効果があるのかは、やってみないと誰にも分からない。本社は必死になって25%の電気量節減作戦をやるのでしょうが、だからと言って仕事が減るわけではないことだけは確かです。図体だけはデカいワタクシのカイシャが本当に25%も電力を節減できれば、かなりの貢献になるとは思うのですが。

首筋のストレッチ。

2011-06-11 14:50:25 | …and so on
東京では午前中いっぱい降っていた雨がお昼過ぎには上がりました。昨日の仕事帰りに、例によってカイロプラクティックに寄ってきました。火曜日から水曜日にかけて肩こりが重症化し、頭痛がして仕事をするのも億劫になるぐらいだったのですが、水曜日のお昼の職場の女子会に対する拒否反応だったのかもしれません。お食事会が終わった途端に頭痛が治っていたので、そのままほったらかしにしておりました。昨日、先生に「そういえば…」という感じで症状を話したところ、右肩が極端に上がっていることが判明。エアコンもよくないけど扇風機の風が直接当たるのもよくないという話を聞きながらの施術になりました。真夏はクールバンダナで首を冷やそうと目論んでいることは、先生の前で言える話ではありません。肩こりを悪化させたくなければ、その周辺はとにかく温めるしかないのです。

昨日は上がってしまった右肩の位置を少しでも正常な状態に戻すために、久しぶりに鬼のようなストレッチをしていただきました。これは経験したことがない方に説明するのは難しいのですが、とにかく目から火花が出そうになるくらい痛いのです。ストレスやPCの睨み過ぎ、扇風機や電車内の空調などで縮んで固まってしまっている右首の筋肉を、少しずつ(と先生はおっしゃいます)伸ばしていく作業です。首に筋肉があるというのが不思議な気もするのですが、首から肩の付け根辺りの筋肉を、ほとんど先生の力業(に見えますが、もちろんカイロプラクティックの技術の賜物です)でストレッチしていきます。やった直後のほうが痛いくらいの荒業(?)ではありますが、明日ぐらいになるとあんなに痛かった首筋が軽くなっているのです。そうでなければほぼ週に1回、5年間も通い詰めてませんよね。

今年の夏の暑さをどう乗り切るかについて無い知恵を必死で絞っている昨今ですが、首と肩と腰は温めながら全身を冷やすなどというのは不可能です。職場にいるときは多少首を冷やすことになっても仕方ないのでクールバンダナを巻き、家に帰ったらお風呂で温めるしかないかなどと考えております。肩こり・腰痛持ちで職場が節電対策をしているという暑がりの方々、皆で何とかこの夏を乗り切りましょう。