♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

2020年の目標 どうしようかと考え中です。☺️♫

『古典の効能。』

2009年10月20日 | 修行日記

ゆく夏を 惜しむ・・・。



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そろそろ大阪の古典のお稽古の日が近づいてきました。




先日の「優秀賞日記」のリポート以外は 最近はめっきり 古典の話題について
書いてなかった私ですが・・・。



決して練習をしてなかったわけではなくて
いえ むしろ 以前よりは 真面目にやってるつもりですが・・・。




とにかく!完璧に憶えるまで ひたすら同じフレーズを繰り返すだけの単調な練習。

それは もう地味 という言葉以外に表現のしようもなくて・・・。 



こんな盛り上がらない自主練風景をアップするのは あまりにもしのびない・・・。


というわけで 古典の練習ネタは しばら自粛してたわけです。





ところが この地味な古典の練習にも 意外な効能があるわけでして。
(注:あくまでも 私的意見ですが・・・。)


実は・・・その効能に気付いてからというもの
古典の練習時間は 私にとって 一石二鳥の貴重な時間となってるわけです。




では その効能とは・・・?? そう! 何を隠そう!




     ダイエット効果!!! 





特に夏場は効果大!

窓を閉め切り エアコンを切って 黙々と一時間も唄ってると
バケツの水を浴びたかのように 全身汗だくになるのですね!


額から滴り落ちる汗が目に入り・・・

「しっ・・・しみる~~~~~~っ!」 


何度 練習を中断したことか!?




練習が終わると Tシャツを着替えないといけないほどです。



寒い冬場でも 唄ってると じ~んわりと汗が浮かんできます。



これは・・・
かなりの カロリー消費効果 が期待できるわけですね!




グルメ大好き 食べ歩き大好き 食欲旺盛な私・・・。

超過してしまった摂取カロリーを
日々 なんとか消費出来ているのも もしかしたら・・・??



    こんな地味~な古典の練習のおかげなのかもしれませんね!?








『大阪 と 携帯エア枕 。』

2009年07月10日 | 修行日記

今年は よく咲いてくれるから いつも以上に可愛がってます。 



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明日の土曜日は 大阪の古典のお稽古です。


前回のお稽古から ほんとにあっという間です。


実は・・・
前回 行きの高速バスに 買ったばかりのエア枕を忘れてしまい・・・。


実は・・・
その前にも エア枕をバスに忘れてしまってたから
もう これで二回目なのです・・・。


トホホ・・・。



でも 二回目のときは運良く 降りてすぐに気付いたんで
ダメ元で・・・と 急いでバス会社に連絡してみました。



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私  「すみません。エア枕の 忘れ物 ありませんでしたか?」

駅員 「あっ! あがってますよ!」




あ~~~~。良かったぁ。



たかがエア枕とはいえ 二回も続けてとなると
さすがに 自分の間抜けさに かなり落ち込むものでして・・・。



「じゃ 用事を済ませ次第(注:お稽古のことです) 大阪駅に取りに戻ります!」

「いえ 。 もう落し物は 本社に渡ってますので 本社に来てください。
 ○○(聞いたことのない地名)になりますので。」



             ギョギョギョーーッ!





「えっ?  そ・・・そこは 大阪駅から歩いて行けますか?」

「いえ。大阪駅からだと ○○行きのバスに乗っていただいて
 ××で降りて それから 少し行ったところになりますが・・・。」



             ・・・終わった・・・。 





大阪へ行っても 日ごろ大阪駅と大正駅の往復ぐらいしかしない私にとって
駅員さんの話す地名は 全く理解不能・・・。


もう この時点で 場所を聞き返す気も・・・
ましてや取りに行く気なんて
すっかり 消え失せてしまった私なのでした。


それよりも!
お稽古の始まる時間が近づいてきてることの方が気になりだして・・・。



(こうしちゃいられないっ!!)  




「あのぉ・・・。私 今日の夜行バスで帰らないと行けなくて
 そちらに取りに行くの どうも無理そうなんで
 すみませんが そちらで処分していただけますか?」


「着払いで送ることも出来ますが・・・。どうしましょう?」

駅員さん 親切に言ってくれます。 



でも・・・
自分の住所を 電話で相手に伝えるのって・・・ これが意外と難しい!!

地名の漢字の説明から始まって 何度も繰り返して 確認して・・・。



はあ~。 考えただけで 憂鬱になります。 


それに・・・
エア枕ひとつを着払いで送ってもらうっていうのも・・・。
なんだか・・・ねぇ。



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というわけで・・・

結局 今日 三個目のエア枕を買ってきたところです。
(これがないと 夜行バスが耐えられない私なのです!?)



今度こそ・・・三度目の正直で・・・


       長い付き合いの エア枕 となりますように・・・。 









『物足りないんよ。』

2009年06月22日 | 修行日記

今年も のうせんかずらの花が咲きました。
夏らしくて これまた好きな花なのです。


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いつもいつも 古典のお稽古のことを書くとき
必ずといっていいくらい書いてる言葉があります。



それは・・・

古典は 暗譜が命!
(少々大げさな表現ですが・・・。) 




楽譜を見ながら完璧に唄えても それで先へ進むことは決してありません。

とにかく古典は 憶えてなんぼ・・・。
憶えてなければ ハイ!それまでよ ・・・の世界なのです。


先生宅でのお稽古が いつもいつも緊張の連続の理由も ここにあるのです。


完璧に憶えた! と自信を持って挑んでも 一瞬の気のゆるみで
全てがパーになってしまうこともよくあることなわけで・・・。




それくらい 暗譜というものは 絶対ということが言えないのです・・・。 




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というわけで・・・

いつからか 古典を唄うときは 外界と自分自身を遮断するために 
目を閉じて唄うようになった私。

ひたすら唄に集中するために・・・。




一度 唄ってる最中に 先生に止められたことがあったんだけど・・・
そのときの 私の驚きようと言ったら!



体が軽~く跳びはね 「ヒエッ!」と叫び声を上げてしまって!?
(止めた先生も 思わずビックリ!みたいな・・・。) 




え~・・・。 
それくらい全神経を集中して唄うわけですね。



そして・・・
先日のお稽古でも もちろんそうでした。

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(唄い終わって しばしの沈黙の後・・・。)



「あのな・・・。」

先生 おもむろに語り始めます・・・。



「目を閉じて歌っとたらな 聞いてる方は 物足りんのよ。」



            ハッ!




ああ そうか!
そういえば こんな言葉もあったっけ!


          「目は口ほどに 物を言い」






うぅ~む。 ごもっともです・・・。




さらに先生の話はつづきます。

「目を閉じてないと唄えないというのはな・・・
 まだしっかり憶えきれてないからやな! 自信がないからやな!
 しっかり憶えたら 別のこと考えながらでも じぇんじぇん唄えるんや!」





               た・し・か・に・・・。



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というわけで・・・。
来月のお稽古までの 新しい課題なのです!




        

        しっかり 前を見つめて?!唄うこと! 





『長くて 短い 14分。』

2009年05月17日 | 修行日記

        「はぁ~ぁ。 大阪・・・ 疲れたにゃん。」 
         ピントもぶれるほどに・・・? 


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土曜日の大阪は 小雨の降り続く 肌寒い一日でした。



まずは 先生宅へのお稽古に向かいます。

今回のお稽古の山場は なんといっても・・・
一曲の長さが 14分! という あの新曲「茶屋節」!



暗譜の4曲はどうにか乗り切り いよいよ 14分間の闘いの始まりです!!


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ところで この曲がいかに長いか・・・

それが 今日の先生のお稽古で 具体的に判明したので お知らせしますね!!

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まず 机一杯に楽譜を広げ 端っこに移動して 意を決して・・・


      歌のスタート!!!!! なのです!


ベッドに身を起して それをじっと聞いている先生。
(先生は 体調がすぐれないので お稽古部屋にベッドを置いて
 お稽古の時は ベッドを起こして 稽古をつけてくれています。)



そして 歌が5分ほど経過したころでしょうか?

先生 突然ムクッとベッドから立ち上がり 隣の机に移動を始めたのです。

(あれ? 先生どうしたんやろ?)
歌いながら 不安の募る私・・・。

すると 先生 机の上の急須に ポットのお湯を注いでぇ・・・


            ズズズズーーーーッ。 


おもむろに お茶を飲み始めたのです・・・。

(あ! 喉が渇いたんですね。)
ダメ出しされるかと思った私 とりあえずホッとひと安心。


さぁ そして・・・
歌も ようやく半ばを過ぎた頃・・・。


お茶を飲み終えた先生 またまた立ち上がったのです。

(先生! 今度はいづこへ・・・?)
ひたすら歌い続けながらも 気になる私。

すると 先生 ゆっくりと 隣にあるお手洗いへと去っていったのです。

(あ! トイレですね?
 了解です! では 私は このまま歌ってますね!)


ここらへんは 暗黙の了解なのです。 


そして お手洗いから帰ってきた先生は
そのままベッドへ戻り 元の態勢に戻り・・・。




          (まだまだ歌は続いています。)



そして・・・ 
やっと 14分が過ぎ
あの長~い曲もついに終わりを迎えるときが やってきました!


(はぁぁぁ~~~。 お・・終わったよぉ・・・。) 


ふっと先生を見ると・・・
最初からそこにいたかのような・・・
今までの 先生の一連の動きは まるで夢だったかのような・・・。


そんな真剣な面持ちで 私の歌を聞いているのでした。




14分という時間の 長いようで短い? 不思議な経験なのでした。



そういえば・・・

         14分で カップラーメン 約5個作れますね! 




    お稽古後は メンバーのジュン君と合流して
    「クロスロード」で みいはいゆの練習を・・・。




    帰りは 夜景がキレイなんです。
    本当はもっとキレイなんだけど ご勘弁を・・・。








『お稽古やねん! 大阪!』

2009年05月15日 | 修行日記
       電線と 飛行機雲が 夕焼けのなかで 仲良く並んでました。 



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明日は 大阪の古典のお稽古です。


今回は 暗譜4曲と 新曲1曲の計5曲なのですが・・・。

新曲の「茶屋節」の練習が なかなか進みません・・・。

とにかく一曲14分!という長さに まず気分がめげてしまい
始める前から気が重くて・・・。

だって 一回通したら14分 ということはですよ!
二回繰り返しただけで すでに30分超過!


ということはですよ!
4回繰り返しただけで・・・
なんと!!!



かる~く一時間超過してしまうのです!! 




それも 激しい声枯れと 工工四(楽譜)との苦闘の一時間・・・。



       けっこうキツイのですね。 




これが大好きなテレビ番組「ぴったんこ カンカン!」を見てる時なら
大笑いしてる間の あっという間の一時間なのに・・・。


同じ一時間でも エライ差なのですね。

そうそう!
先生宅での お稽古時間も 一時間だけど・・・

この時間も 日によって「体感長さ」がずいぶん違うのですね。


長く感じるときは・・・

そう・・・ 言わずもがな、なのです・・・。



さてさて・・・

        明日のお稽古は どうなることなのでしょう???





『恐怖! なんという長さ!?』

2009年05月03日 | 修行日記
先月の大阪の古典のお稽古のことです。 

久しぶりに 新しい課題曲が出ました。
 


「茶屋節(ちゃやぶし)」。



先生 「あのな この曲はな・・
    とにかく長い曲やからな
    次はこれを一生懸命頑張ってやってくること! ええな!」  

私  「はい! 分かりました!」  


 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


古典の曲は 大体 一曲7分くらいとしたものです。

だから このとき私は いくら長いとはいっても 
せいぜい7~8分くらいだろう・・・ とタカをくくってました。


ところが!
家に帰って 早速お手本のCDを聞いたときに
先生の言ってた言葉の意味が 初めて理解できたのです!


「何これ? この長さ・・・?」
聞きながら 何度つぶやいたか分かりません・・・。 


ホントに長いのです! とにかく長いのです!! 


途中からは 完璧に集中力も途切れ
すっかり 古典逃避行状態に陥ってしまった私。


結局 この曲の所要時間は・・・

なっなんと!


           じっじゅ・・・じゅうよん ぷんっ!!!


一瞬 高橋ジョージ率いる ロックバンド『THE 虎舞竜』の
全13章からなる・・・
総演奏時間 一時間もかかると言われる・・・

あの伝説の名曲『ロード』が ふっと思い浮かぶほどの衝撃なのでした。


ま! それはちょっと大げさですけどね。 



しかし・・・
こうも長いと やる気がなかなか沸かないのですね・・・。


そして・・・
これから この歌との 壮絶な?格闘の日々が始まるのかと思うと
思わず身震いしてしまう私なのでした。



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というわけで・・・
やる気の失せた練習は ひとまずあっちにおいといて
早速 楽譜(工工四)の長さを計ってみることにしました。
(こんなことは面倒くさがらずにやる私!?)


まず 楽譜をコピーして・・・
テープで全部つなげて・・・
床に広げて・・・
シーサーを並べて・・・?? 



え~~~~~・・・。
 この場合 シーサーが6体必要だから・・・



これは・・・ズバリ!

       『6シーサーメートル』 の長さというわけなのですね!




        ほら! 長いでしょう!? 
 



 



~『お稽古の大敵!』~

2009年03月25日 | 修行日記
         お気に入りの古民家喫茶へ またまた行ってきました。
         この日は「チキン南蛮」。
         間違いない!メニューなのですね。


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今日は 古典のお話しなどを少々・・・。 

 

古典は とにかく暗譜が命!
そして この暗譜が とにかく最大の難関!!

暗譜が出来てないと 絶対にお稽古で 先に進むことは出来ません!



そんなわけで・・・
古典の練習は いつも記憶力との闘いとなるのです。

そして困ったことに・・・
そんな記憶力との闘いの場面に 強敵が現れることもしばしばで・・・。

そして!もっと困ったことに!
その敵は 先生とのお稽古の最中でも 容赦なく突然現れるのです!



例えば・・・
先生の部屋の壁に貼ってある 沖縄の地図!
唄ってる最中に それが目に入った途端・・・
もうそこで私の脳みそは思考停止なのです!

(あー。 行きたいなぁ・・・。オキナワ・・・。)


              「あっ・・・。」  

 
            やっちまったぁ~~~。 



例えば・・・
先生宅のポストに夕刊を入れてる音がすると・・・。

(あっ! 夕刊届いたみたいやね!)

              「あっ・・・。」 


            また やっちまったぁ・・・。




例えば・・・。
先生の机の上に置いてあるチラシが目に入ると・・・。

(ふうん・・・。大阪のチラシってどんなんやろ?)


              「あっ・・・。」 

            またまた やっちまったぁ・・・。


 


そして 一旦このドツボにはまってしまうと!
目に入るもの全てが気が散ることだらけなのです。


「ハッ! 集中っ! 集中するんでぇ! 自分!」

この現状を何とかしようと 壁の一点を見つめて集中しようとすると
今度は 壁の模様が どうしても気になってしまい・・・ 
逆に気が散ってしまうという悪循環・・・!? 


        「何も見ないぞ・・・。何も・・・。」


心の中でとなえ続ける私・・・。

こんなとき 一番手っ取り早い方法は何でしょう・・・??

そう! 
しっかりと目を閉じて 完全に視界をシャットアウトすること!


こうして・・・。
いつしか お稽古中は 目を閉じるのが習慣になってしまった私。



いやはや・・・。 


             ほんとに集中できない私なのですね・・・。 




~『私 イユ と 言う てますか?』~

2009年03月15日 | 修行日記
             大阪帰りの美しい朝・・・。 
             朝早いのも いいもんですね。

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3月14日(土曜日)。

この日の大阪は・・・それはそれは!めちゃくちゃ寒かったのです。

春待ち気分の 高知の感覚でいたら エライ目に会うとこでした。


当日の朝のこと・・・。
上着をどうするか?で悩み抜き・・・
「暑いのは調節出来ても 寒いのだけはガマン出来んきねぇ・・・。」

と 厚めの上着で行って ほんま良かったのです。

っていうか それでもまだまだ寒かった・・・。
 

寒さに 顔も口もこわばりながらも やっと着いた先生宅。
かじかむ手をあたためる間もなく 早速お稽古開始なのです!

今回はとにかく前回指摘された「イユ」の発音がどうなるのか?


そこんとこが 最重要ポイントだったわけで・・・。 


そのわりには・・・
何の解決策も 打開策もないままに迎えたお稽古当日。 
とはいえ 自分なりに対策も考えてきたわけで・・・。
試行錯誤の末 なんとかひねりだした苦肉の策とは・・・?

その名も・・・!

        『サラ~ッと唄い流して 事なきを得る作戦 』 
         

・・・なんとも軟弱な作戦ですみません・・・。 

はてさて・・・ 
こんな作戦で お稽古を乗り切ることは出来るのでしょうか

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今回は いつもより少なめの4曲の課題曲です。

「イユ」が問題の曲「干潮節」は3曲目。

先生 「次 干潮節 唄うてみ。」
私  「はっはい!」(キターーーーッ!) 


一呼吸置いて 早速唄い始めます。



      いやでぃ~~ イユ み~~~うやどぅ~~~~ 



先生 特に何も言う気配なし・・・。

(あっ! もしかして 今 スルーした? 作戦成功!? やったーっ!)

唄いながらも 内心小躍りする私。
そういえば・・・。何事も 考えすぎると ドツボにはまるんよね!
意外と 何も考えない方が 上手くいくものなのですね! 


ホッとしながら 全曲唄いきり さあ 今日のお稽古も 無事終わり・・・
と 安心しかけたそのときなのでした!!

先生 おもむろに切り出したのです!

「あのな・・・。
 あんたな 「イユ」の発音が やっぱりおかしよ。
 きちんと発音せんと じぇんじぇん意味がちがってくるんやからな。」


        「やっぱり・・・違ってますか・・。」


やっぱり来たか! 姿なき妖怪「イユ」星人!!
なんと手ごわくて 意味不明な妖怪「イユ」星人!

先生 「もう一回言うてみ。」
私  「はいぃ・・・。」 


それからしばらく・・・
またまた「イユ問答」は繰り返されるのでした・・・。
               (前回のお稽古参照?)





             トホホ~~~~。  




~『またまた 強敵 現る!』~

2009年03月02日 | 修行日記
         大阪帰り。 凛とした早朝の風景。 

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それは・・・
先週の28日土曜日。
大阪の古典のお稽古の最中のことでした。


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この日のお稽古中 私はちょっとした感慨に浸っていました・・・。
 
(ううううぅ・・・。
 やっと・・・。 やっとのことで・・・。
 5曲の暗譜 なんとか合格出来たよぉ!
 なんて長い道のりやったんやろ・・・。)

思い起こせば・・・
壊れたCDのように ただひたすら 同じ5曲を繰り返していた あの日々・・・。



         本当に長い道のりでした。 

     

そして・・・。
お稽古は 今回初挑戦となる 二揚げの曲へと 新たな展開を見せるのでした。


それにしても!
『新曲』という言葉の なんて新鮮な響き!  

久しぶりのことに
心も軽~く歌ってた まさに そのときなのでした!


               (なんとなく嫌な予感???)



「ちょっと 待ってみ!」

突然 マッタの声が!

「そこんとこ もう一回唄っててみ!」

「は・・・はい!」

突然のマッタに 少々戸惑いつつ もう一度歌います。

「い~~~や~~~でぃ イユ・・・」


すると 先生! 間髪入れずに!

「そこ! そこや! その『イュ』や! 
 その『イュ』の発音がちごうとるんや!
 あんたは『イユ』と言うとるやろ?」

「は・・・はいぃ・・・?」

「『イユ』じゃないよ! 『イュ』や!
 『イユ』 と『イュ』では 言葉の意味が じぇんじぇんちごうてくるんや!」

「そ・・・そうなんですか・・・?」 

しかーし!
困ったことに 大和んちゅの私にはどうしても 先生の指摘する
『イユ』と 『イュ』 の微妙な発音の違いがさっぱり解りません・・・。
 

「イ・ユ ですか?」
「ちがうちがう! イュや! イュ!」

「う~~~・・・。 イユ?」  
「ちごうとるよ!」

「じゃぁ・・・。 イユッ??」 
「ちがう!ちがう!」

「えーと・・・。 イユッッ?」 
「う~~~ん・・・。ちがうなぁ・・・。」



こうして・・・。
『イユ』問答は 延々と繰り返されるのでした。 トホホ・・・。 

 
そのうちに・・・
感覚がマヒしてきて 自分でも何を言ってるのか 
さっぱり分からなくなってしまう始末・・・。

先生も「お稽古疲れ」ならぬ 『イユ』疲れ」?? 


「今日は もうえいからな。
 家で しーっかりと発音のおさらいをしとくんやで!」

「はぃ! わかりました!」

と 一応 その場しのぎの返事はしたものの・・・。


最後まで 『イユ』の正しい発音が解からなかった私

いったいどうやって練習するのでしょうか?
自分のことながら 本当に・・・ねぇ・・・。



         どうしましょ???









~『今日のお昼は…』~

2009年01月31日 | 修行日記
準備万端!

……………………

本日!またまた開催いたします!

そう!
『職場デ ご馳走大会 第四段!』


ころで この行事。
ある意味とてもサバイバル的な行事なのですね~。

というのも…
職場には 包丁も まな板も お鍋も…
およそ台所道具と呼べるものは何にもなくて…。

あるのは…ガスコンロに ちっちゃな流し台だけ。


実は、今までも こんな過酷な状況のなか 頑張ってきたわけです。

でも!
道具なんて、なきゃないで 何とでもなるものでして。

例えば
野菜を切るときは…
持参のサバイバルナイフを使って
お鍋に直接ザクザクッと野菜を刻み入れ…。
キャベツなんかは 素手でバリバリーッと!
(これがまた 美味しいんです!)

うどん、糸ごん、もやし系の水洗いなんてものも…
袋の口を少し開け、水を流し入れてもみ洗い!


回を重ねるごとに大胆になっていく私たち!?

とにかく!
少々のことは 気にしな~い!

これぞサバイバルの 鉄則 なのですね!?(ってホント?)


そんなこんなで!
本日のメニューは…

「カレー鍋」に決定しました!!


午後から職場中に充満するだろう「カレー臭?」なんて…

そう!
気にしないのですね!
そして個人的には!
本日の『沖縄線最終便お疲れさま~!』の気持ちも込めつつ…。
(・_・、)


では…大胆に?頑張ってきます!