♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

2020年の目標 どうしようかと考え中です。☺️♫

『昔蝶(ンカシハベラ)節』。

2010年07月13日 | 修行日記



『みすとぅみてぃ 起きてぃ

 庭向かてぃ 見りば

 綾蝶(あやはびる) 無蔵(んぞう)が

 あぬ花 くぬ花 吸ゆる 妬たさ』



・・・・・・・・・・・・





今まさに 暗譜真っ最中の古典の課題曲『昔蝶節』。

いつものことながら もがき苦しんでおります。


そこで 暗譜疲れのひと休みに 意味など調べて気分転換です。









『早起きして 庭に目をやると

 綾なす羽の美しい蝶が

 花から花へと 自由に飛び回り 蜜を吸っている。

 自分もそうしたいが出来ない。
 
 嫉妬を憶えてしまうなぁ・・・。』



・・・・・・・・・・



ふむふむぅ・・・。
実は 古典の歌詞というものは 男女の愛を唄ったものも多く
けっこう内容が赤裸々だったりもするのですね。


これは 古典を始めてから知って 最初は驚いたものでした。



というわけで ひと休みついでに 私なりに内容をちょっと深読みしてみました。








え~・・・。
この歌詞の主人公の男性(?)は 多分・・・
女性にモテタイ願望が大変強いお方のようですね。


花から花へと自由に飛び回る蝶さえもが
この男性にとっては 妄想の誘発になってしまうほどに・・・。




でも しかし!
自分の立場や状況を考えると そうも出来ない。



でも・・・
やっぱり・・・



モテた~~~~いっ!



という悶々とした想いに日々苦しんでおられるのではなかろうか・・・?




という結論に至ったわけでございます。
いかがでせうか?








それにしても・・・
人間って いつの時代も 考えることは皆同じ・・・なのかもね。




などと考えてると 難しいイメージの古典も
けっこう身近に感じられたりするから いと楽し!?






さぁ! 気分転換も終わったところで・・・


引き続き 暗譜 頑張りますか!










『大阪の 二日間。』

2010年04月19日 | 修行日記

先週末の土日は 大阪滞在の二日間でした。

土曜日の朝9時に出発して 日曜日の23時に帰宅。

まだ体がフワフワと宙に浮かんでるような感覚です。







今回は 土曜日のお稽古の後 日曜日は『野村流音楽協会 関西支部』
の総会に出席してきました。

お琴の方も交えて 総勢60~70名ほどでしたでしょうか?







会の後は 食事をしながらの親睦会でした。

私が『高知から来ている』 というと 今年の高知は「龍馬イヤー」ということで
龍馬の話題でかなり盛り上がりましたね。

改めて 県外での龍馬人気の凄さを実感したものです。







たまたま「龍馬伝」を見ていないという方がいたのですが・・・


「そりゃぁ! 見んといかんぜよぉ!!」


熱心な龍馬ファンの方が 福山龍馬風(?)におどけて それにみんなで大笑い!



・・・といった様子で 大変楽しく過ごしました。







そうそう!
古典を始める前は パンクバンドでギターを弾いていた
という方もいらっしゃいました!!!


この話には心底驚いてしまいました・・・



がっ!!!!!

もちろん!
私的には 非常~~~っに 興味津々な話しだったことは言うまでもありませんよね。



こういう会に出ますと 色々と刺激を受けて 気持ちも新たになります。



とても勉強になった一日でした。





『新しい 始まり。』

2010年04月16日 | 修行日記


今週末は 大阪の古典のお稽古です。


今回はお稽古の他にも いくつか予定があるので 大阪で一泊となりました。









なかなかハードな二日間になりそうです・・・。 

しっかり体調整えとかなくては! 






古典のお稽古の方も これから新しい未知の展開に突入しそうです。


色々と変化もありつつで
少々戸惑い気味の今日この頃ではありますが・・・。  








春に新しいことが始まるのは・・・


きっと自分にとっていいことなのでしょう!  


と信じて・・・。







短距離走は 多少無理してでも頑張るけど…

長距離走は 無理せず 焦らず 色んなバランスを大切にしながら・・・。





そう! 楽しみながら・・・の カメラ散歩のようなものですね! 








『大阪で 寒緋桜 と 合同練習。』

2010年02月23日 | 修行日記


沖縄で桜といえば 「寒緋桜」というイメージがあります。



先日の日曜日 三線の合同練習で大阪へ出かけた時 近くの公園で寒緋桜を見つけました。

寒緋桜は 釣鐘状の花が特徴です。
開花時期が普通の桜に比べて早いので 今がちょうど見頃です。




お散歩日和のこの日。
みんな 思い思いに日向ぼっこを楽しんでいました。





ところで・・・
今回の合同練習は 午後1時~4時まで たっぷり3時間の内容の濃いお稽古でした。

まず 全員で本調子の6曲を唄います。
(「作田節」「じゃんな節」「首里節」「しゅどぅん節」「茶屋節」「暁節」)




ひたすら・・・ひたすら・・・

唄い・・・唄い・・唄い続けます・・・・・・・・・・。




この6曲の所要時間・・・なっなんと 70分!


唄ってる間はずっと正座のため この頃には足が悲鳴を上げ始めています。 





いったん休憩をはさんで 二揚げの曲に移ります。
(「干潮節」「子持節」「散山節」「仲風節」「述懐節」)


お稽古最後には 「仲風節」を独唱しました。
(この頃には 私の声枯れと 足のしびれもピークを迎えているのでした・・!? ) 






どうも私は声帯が弱いようで
古典に限らず 歌の練習をしてると いつもひどい声枯れになります。

たまに練習中に知り合いから電話がかかってくると
大風邪を引いてるの? 必ず勘違いされるほどです。


はぁ~・・・。
強い声帯が欲しいものです・・・。 







この日は 先輩方からアドバイスもいただき 大変勉強になった合同練習でした。



・・・・・・・・・・・・・・・


帰りついたのは 夜中の11時・・・。



早く寝なくては・・・と焦りつつも 空腹には勝てず 冷蔵庫を物色する私なのでした。







『 古典三線 新年会。』

2010年01月12日 | 修行日記

先日の大阪の古典教室の新年会は 平尾の「沖縄会館」で行われました。


この近くにもシーサーがデンと鎮座してる「平尾会館」という会館があります。

すぐ近くの平尾商店街には 沖縄関係のお店が沢山あります。
とても沖縄色の強い街です。





会館のすぐそばに 沖縄料理とライブのお店「仲順(ちゅんじゅん)」があります。

こういうお店を見ると なんだかワクワクしますね~。 



・・・・・・・・・・・・・・・・・


さてさて 新年会の方ですが・・・。


まずは先生のお言葉から始まり
次に 全員で 「かぎやで風」「恩納節」「金武節」の斉唱です。

そして!
独唱が始まるのですね。

私は2人目。
いや~ 緊張しましたが なんとか乗り切ることが出来て ホッとひと安心でした。



それにしても 毎度毎度のことなのですが・・・
なぜに私は 本番前になると 歌詞が分からなくなってしまうのでしょう??


やはり!
今回も本番前には頭が大混乱!?


それでも いざ舞台に立つと なんとか事なきを得るのですが
いつもいつものお約束パターンには我ながらホトホト呆れます・・・。


トホホ~。




・・・・・・・・・・・・・・・・



さて 独唱が終わると 三線を地謡に 舞踊の方の舞いが始まります。





「松竹梅」の踊りです。
とても優雅な踊りでした。






独唱も終わり すっかり気が楽になった私。

沖縄飲み物を飲みながら 食事を頂きながら・・・
楽しく拝見しました。







手作りの「サーターアンダギー」をお土産にいただきました。
プレーンと黒糖の二種類が入ってました。


外はカリっと 中はフワッと柔らかくてとても美味しかったです!





気持ちも新たになった 新年会 でした。 






『How to キモノ。』

2010年01月10日 | 修行日記



この週末は 大阪の古典の教室の新年会です。


私は「述懐節」の独唱があるので 何となく落ち着かない日々を過ごしてるわけですが
実は それ以上に 気になって落ち着かないことがありまして・・・。


それは 何を隠そう・・・




「着物の着付け」!  





というのも 三線は舞台に立つときなどは 着物の着用が基本なのですね。

というわけで お弟子さんの中には 着付けを習ってる方も多く
皆さんとても手際よく着付けをされます。


しかーし!
着付けの「キ」の字も知らない この私! 




こんなときの私は・・・と言いますと
持て余した着物を片手に あたふたと とにかく意味不明な行動を取り始めるのですね。



多分 この時の私は 全身から
『誰かこの哀れな子ザルめをお助けくださいまし~光線!』
を発しまくっていると思われるのですね。


すると!
じたばたしてる子ザルに気付いた先輩が 救いの愛の手を差し伸べてくださるのです。 



(私も着付けがひとりで出来るようにならねばっ!)

こんなとき 秘かに決心したりもするわけなのですが・・・。




喉元過ぎれば何とやら・・・で 高知へ帰ると すっかり忘れ去ってしまい
相変わらずチョロチョロしてる毎日なのです・・・ね。





「反省するぜよ!?」








『寒かったねん! 大阪!』

2009年12月20日 | 修行日記

四国山地を抜ける辺りの高速道。 すっかり雪景色でした。


・・・・・・・・・・・・・

この日の大阪は 本当に寒かったのです・・・。

前日から高知もグッと寒くなってたけど 高知の次元ではありませんでした。
寒さのレベルが違ってました。 


いつもは お稽古前に近くの公園で一度唄の反復をしてから行くんだけど
あまりの寒さに それも断念!

いつもより20分ほど早く先生宅を訪ねたのでした。






淡路島の辺り。 天気はいいけど 海は波立ちこれまた寒そうな景色です。


・・・・・・・・・・・・・・・



三線のお稽古もなんとか無事に終わり・・・
さぁ! 今日はお琴のお稽古に参加させていただく日です!  


というわけで 早速場所を移動します。


お琴の先生は 琉球舞踊も教えられてる とてもパワーに溢れた先生です。



帰りのバスの時間があるため 練習時間は三十分ほどの短い時間でしたが
みっちりとお稽古をつけていただきました。

お琴と三線の合わせ方 歌の節などなど・・・。


色々と教えていただき とても勉強になりました。






さぁ! 厳冬の大阪から高知へと帰ります!

出発進行!! ブルブルブルゥゥゥゥ~。 (注:イメージ写真。) 






早朝の高知 物部川にて。


風の冷たさは やはり大阪のそれよりは少しはマシだと思いました。




それにしても・・・やっぱり三線に冬は似合わないのですね・・・。





早く暖かくなってもらいたいものです・・・。   




   

『今年 最後の 大阪 お稽古。』

2009年12月17日 | 修行日記

(赤岡の海。この日はものすごくおだやかでした。)

・・・・・・・・・・・・・・・



今週末は 今年最後の大阪の古典のお稽古です。 


今回は 三線のお稽古が終わった後
お琴の練習にお邪魔させていただくことになりました。

来年の新年会でのお琴とのリハーサル練習のためです。




緊張してますが とても楽しみでもあります。








(室戸の案内板。まるで空を指してるよう?)




・・・・・・・・・・・・・

 


ところで・・・
お琴は とても不思議な楽器ですね。


弦楽器のジャンルに入るのでしょうか?


ギターを多少かじってる私にも お琴の音の配列や
音階の仕組みなど さっぱり分かりません・・・。


何度見ても 理解の糸口さえつかめません。
とてもムツカしそうに見えます・・・。




でも とても優雅な音色です。



未知の楽器というものには 興味が湧くものですね。 








 振り返ると とても 静かな 風景が 広がって いました。









『大阪 で 合同練習・・・後。』

2009年12月08日 | 修行日記

三宮駅にて。
高知とはまるで違う景色がひろがります。

・・・・・・・・・・・・・・・


日曜日は 大阪での三線の合同練習に参加してきました。

バスに揺られること 約5時間・・・。



午後一時から お稽古のスタートです。


まずは 三線とお琴との合同練習から始まります。
一通り終わると 次は個人のソロ練習です。


私が新年会で独唱予定の「述懐節」。

なんと! お琴の方と一緒に演奏することになりました!



(うっ! 嬉しいぃぃぃ!!!)



というのも・・・
お琴の音色が合わさると いつもの曲がグッと優雅に変身するのですね!
まさしく 琉球王朝時代の宮廷音楽の雰囲気になるのですね!
(あくまでも 私の唄三線は別にしてですが・・・。)






練習場近くの公園にて。
影の長い冬の日差しです。

・・・・・・・・・・・・・・・・


あー! それにしても音楽というものは 本当にすごいものですね!

初めての方と合わすときは とにかくお互いの音だけが頼りなのですが
お琴の方が 私の唄三線を一生懸命聞いてくれて
丁寧に合わせてくれようとしてるのが とてもよく伝わってきて・・・。

唄ってても なんだか嬉しかったですね~。

「音で会話」出来たような気がしました。


とてもいい経験が出来ました。




大阪駅 桜橋口周辺です。
クリスマス仕様になってます。


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さぁ! 続きましては舞踊の方々との合同練習です。
ここからは 三線組は地謡(じかた)担当となります。

かぎやで風から始まって・・・
いちゅび小 谷茶前・・・と 次々テンポのいい曲が続きます。

私は見学させてもらってましたが 自然と体がリズムを取ってました。



そして! 練習も後半戦に突入です。

ここからは 踊りにおちびちゃんたちも加わるということで
とても楽しみにしていたのですが・・・。

無情にも私はここでタイムアップ!


帰りのバスの時刻が迫ってきたため 大慌てで練習場を後にするのでした。








結局 この日は家に帰りついたのは23時近く・・・。
翌日は普通に仕事・・・。



体は疲れたけれど とても楽しくいい経験が出来ました!  




『大阪 で 合同練習。』

2009年12月02日 | 修行日記


今週末は大阪で 三線のお稽古です。


とはいっても いつもの先生宅でのお稽古ではありませんが・・・。



今回は お弟子さんが集まっての全体練習に参加させてもらうことになりました。


そして・・・
私はこの日 来年の新年会で独唱することになった「述懐節」を
予行練習として歌わせてもらうことになっています。


そのため 最近は 日々その練習に追われる毎日です。


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三線の練習が終わった後は 舞踊の方々との合同練習が始まります。
舞踊練習では 三線組は地謡(じかた)をつとめます。



先輩から
「ちゃくら(仮)さんも 良かったら 地謡に参加してみませんか?
 勉強になりますよ。」
と お誘いをいただきましたが・・・。



不勉強の私が参加して 皆さんの足を引っ張っては申し訳ありませんので
今回は 楽しみに見学させていただこうと思っています。 



それにしても 琉球舞踊はとても奥が深いものなのですね。

踊りに使う小物のひとつ 視線のわずかな動きにまで
全てに深い意味が込められているそうです。




とはいえ・・・
舞踊については まだまだ勉強不足の私。

これ以上書いてると 墓穴を掘ってしまいそうなんで
このへんでやめておくことにします。




やっぱり 世の中まだまだ知らないことだらけなのです・・。

 



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ある日の海で見かけた風景。

「ん? あれは何??」






どうやら風をとらえる練習中と見受けましたが・・・どうでしょう?


見えない風が見える瞬間ですね!