先日は 夜須のマリンホールで 香南市の芸能祭のリハーサルでした。
マリンホールは 音響がとても気持ちいいんです。
「て〜んんんんん… とぅ〜んんんん…」
と 三線の余韻がよく残ります。
三線は 「てんっ とぅんっ てんっ」と どちらかというと音がブツ切れになる楽器。
なので 普段はエフェクターのリバーブをかけて余韻を作るようにしてるけど…。
このホールはエフェクターなしでも充分な伸びがあって それがめちゃくちゃ心地いいんですよね。
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ところで。
わたしは 夜須の芸能祭に出演するときは 「みいはいゆ」という形にはこだわりません。
基本の出演者は ボーカルのハルさんと 三線のわたし。
2人で 普段みいはいゆではやらない 少しマニアックな沖縄音楽を披露する場として楽しんでます。
なので 2人で出演したり 伴奏の方を別に探してお願いしたり…。
色んな形式を試みています。
そういうのも新鮮で楽しいんですね。
さて。
そんなわけで 今年の編成はどうしようか?と色々考え 今回はギター伴奏者と3名で出ることに。
今回ギターを弾いてくださる方は 初めましての方。
それなのに こちらの諸事情で 伴奏をお願いしたのが 本番のほんの10日ほど前!
急なお願いになってしまい本当に申し訳ない…と思いつつ
さあ これはいったいどうなるだろう?と若干の不安があったのですが…。
合わせてビックリ!!
初めてなのに わたしたちの雰囲気をとってもよく掴んでくれてる!
そして とっても上手く合わせてくれて 演奏してて心地いい。
(これは…相当 練習と研究を重ねてくれてるなあ。ほんとにありがたい!!)
こんなとき わたしは感動しつつ『音楽は雄弁だなあ。』と しみじみ思うんです。
初めましての方でも その方の奏でる「音」には 人柄がにじみ出てるんですよね。
それは会話するよりも先に ど直球でズバッと伝わってくるんです。
音楽を通して信頼できる仲間に出会える瞬間って 音楽をやってる者ならではの醍醐味でもありますね。
(わたしも もっと丁寧に 自分の音を奏でていかなくちゃ!)
と思わせてもらった ある日のリハーサルのことでした。
あたちからも「ありがとうございますにゃ!」 by ペコリーナちゃ〜