それは 某道の駅の産直コーナーで買い物をしてた時のことです。
レジに並んでいたら 60代くらいの夫婦が 列とは逆の方から並んだんですね。
(そっちは出口なんやけどなあ…。)
気になりつつ レジを待つ私。
そしたら レジの中の店員さんも気づいて
「あちらにお並びください。」
声をかけます。
「あら!ここじゃないのぉ!」
奥さん ブツブツ言いながら 私の後ろに並び直します。
「この人は私たちより先に並んでたのかね?」
真後ろにいる奥さんの声が聞こえてきます。
「!」
これは…
どう考えても私のこと言ってるわね!
(あのね あなたより前から並んでたわ! なんか感じ悪い人だなあ…。)
と思いつつも並んでいると…
「ほんま対応悪いわあ!」
的なことを レジに向かってわざとに大きな声で言うんです。
私 この方の大人げない態度に相当カチッときてしまい 思わず(振り返って注意してやろうか!それともキロッと見返してやろうか!)
と真剣に思ってしまいましたよ。
でも 他にもお客さんもいるし ここは気持ちを抑えてグッとガマン ガマン…。
でも イヤーな気分はいつまでも残ってしまいました。
・・・・・・・
そのあとで 色々と考えてみたんです。
こういう場合 私はどういう態度を取れば良かったのか?と。
まず このお客さんはレジを間違ったことについて イライラしてる。
そこに 私が同じテンションで乗っかるということは 周囲には私まで同じ穴のムジナ的に見えることでしょう。
そんなもらい事故 絶対避けなくては!
そのうえ その場の空気をもっと悪くすることはあっても決して良くなることはない 。
ここは冷静に対応しなくては…。
でも どうにかしてこのクレイマーを懲らしめたい!
いわれのない番抜かしの汚名を着せられ 背後から鋭い視線を背中に刺されまくってる私の密かな抵抗なのです!
だとしたら…
いったいどうしたらいいのか??
色々考えた末に ある一つの答えにたどりついた私。
それは 負けるが勝ち!
このことわざに従うのです!
そう!
そうすると 私はこういう場合 こう言えば良いんです。
「あっ!私が後だったかもしれないのに ホントにすみません…。(すごく困った顔で。)
(怯えた表情で後ずさりしつつ場所を譲りながら)どうぞ お先にレジを済ましてください。ホントにすみませんでした…。(恐れおののく)」
と…ね。
今まさに このクレーマー的な人に困らされてる私を演じるのです。
でも 私は心がとてつもなく広〜いから 順番を譲っても全然平気なんです!
皆さん どうか気にしないでくださいね。
私1人が我慢すれば解決することなんですから…。
的な態度を取るんです。
こうやって周囲を私の味方にするのだ!?笑
・・・・・・・
まあ もちろんここまで極端なことはやれないけども…
でも 相手が拍子抜けするくらいアッサリとした態度でその場を譲ることで 相手の大人げない態度を反省してもらうことが 実は1番いい方法ではないかな…と思ったわけです。
ご自分のクレームがいかにちっぽけで恥ずかしいことなのかに気づいてくれたら この作戦は大成功なのですが…。
ま!
とにかく!こういうときは 相手のテンションに合わさない。
これこそが ミソですね!
そう言えば…
隣にいたこの方の旦那さん バツが悪そうにずっと黙ってましたよ。
ある日の散歩中。