三線修行日記 ～ライブ当日！～

（井戸端会議中・・・）

「いま、涙じゅん君は高速バスで、高知に向かってるらしいよ。」
「おおっ、そうでやんすか！」

「そうそう！　炎の三線唄者『マチャーシー』も
　一月ぶりに参加してくれるって！」
「それは楽しみでやんすね！」

「高知のディーバ（歌姫）＠ＭＩＫＡさんも、歯をキュッキュッと磨いて
　出番を待ってるらしいよ（笑）」
「そりゃぁ、まぶしく光りそうでやんすね（笑）」

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赤瓦と青い海、青い空と三線の音色。
・・・を目印に来ようとしたら、ちょっとたどりつけない場所だけど・・・！？

高知の町の真中のライブハウス『パラダイム』だけど・・・。
でも今日は、ライブハウス『パラダイム』は・・・

　　　　　　　　　民謡酒場『パラダイム』となります。


　　　　　　　　　　　　　　　めんそ～れ！

三線修行日記 ～上手い！旨い！～

昨日は、先輩のフルートのライブを見てから、ラーメン食べに・・・。
ここは、知る人ぞ知るラーメン店、その名も『丸太小屋』。
ここのラーメンはとにかく絶品！！！
あっさり、さっぱりのツユに、とんろとろ～の分厚～いチャーシューが・・。

とはいっても、私はグルメじゃないから、おいしラーメンはここしか知らないから
いつもここで食べてますけど・・・（笑）



そして、昨日は初めて食べた「冷麺」に。
ビーーーーーーーーックリ！！！

なぜって・・・・？？？


それは、ここの冷麺が、あまりにも　「絶品」　だったから！！！
こんな美味しい冷麺生まれて初めて・・・。
あ～～～、ほんとにおいしかったぁ・・・。

とはいっても、私はグルメじゃないから、この感動を上手く説目できないのが
はがゆいのですけど・・・。



「あ～、おいしかったね！　満腹だぁ・・・。ふぅ・・・。」
「最高でやんしたね！　あっしは冷麺に惚れたでやんすよ！」
「あっ！ぼくもだからね！　
　これぞ『恋敵（こいがたき）』ならぬ『麺敵（めんがたき）』だな！」


とにかく、先輩のフルートは最高に上手い！
ラーメンも、冷麺も最高に旨い！

　　　　　　　　　　　　最高にウマイ一日でした！

三線修行日記 ～「オーラ」～

「隊長！！　ついに『オーラ』を発見したでやんすよ！！！」
「おーーーーっ！　でかしたぞっ！
　・・・ってこれ『コーラ』ですからぁ！！　しかも空っぽ・・・。」

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人は、誰でもあるらしいですね。

　　　　　　　　　　　　　　　「オーラ」。

でも、人によって、全然違ってるらしいですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　「オーラ」。

私は霊感ゼロなんで、その方面は全くダメやけど
不思議とライブ見てるときだけは、オーラを感じられる瞬間があるのです。


『ステージ』という、非日常の世界・・・。
そこでは、誰もが、自分のオーラ（個性・パワー）を凝縮して、一気に
発散しようとするからなんでしょうね。

実は私は、自分がバンドやってたり、ライブやってるわりには
自分で演奏するよりも、人の演奏を聞く方がワクワクして、大好きなのです？！

それはきっと音楽を通して、その人のオーラを感じられる瞬間が
すごく心地いいからなんだろうなぁ・・・。

というわけで、今日もそのオーラを感じに行ってきます！
とはいっても、今日は歌ではなくて、フルート！

実は、学生時代、フルートをやってて、
そのときめちゃ上手かった先輩がいて、めちゃ憧れてて・・・。
今は東京で活躍されてるその先輩の帰郷ライブ！
行かないわけにはいきませ～ん！！！！！　めちゃ楽しみ！



では、ここで「オーラ」クイズです！

まず、あなたの近くの誰かのことを思い浮かべてみてくだいさい・・・。

その人の周りは、何色に見えますか？？

もし、その人の周りが『オレンジ』や『黄色』などの暖色系だったら・・・。
あなたは、その人に好意を持っていますっ！

反対に、寒色系だったら・・・・・・・！！！！！

　　　　　・・・・敢えて、『ノーコメント』で・・・。


でも、そしたら、苦手な人でも、その人をイメージするときに、暖かい色で
イメージするようにしたら・・・・。

　　　　　　　　　自分の気持ちは改善されるかも？？
　　　　　
　　　　　　　・・・・・・・・・・ですかね？？　う～～ん、どうかな？

三線古典修行日記 ～４コマ写真日記～

（浜辺にて・・・）



「そういえば、今週末の30日は、『みぃはぃゆ』月いちライブだね。」
「そうでやんすね。　今月の目玉は何でやんすかね？」







「うん、何でも大阪で頑張ってる『涙（なだ）じゅん』君が
　久しぶりに参加するらしいよ。」

「それは楽しみでやんすね。」

「よろしくね～。」







「ちょっとぉ！　ちょっと待ってにゃぁーーーっ！
　あたしもゲストで出るにゃぁーーーーよっ！」

「ん？　あなたは一体・・・だれ？？？」

「あたしこそは、歌う白猫。　その名も　『＠ＭＩキャット』！　
　どうぞよろしくにゃぁーーー！」

「・・・？？？？・・・」






「っていうか、そのキャラ・・・。　
　どうしても『猫ひろし』とかぶってしまうんですけどぉ・・・。」

「なるほどぉ！　ということは、もしやあなたは、お笑いの方でやんすか？？」

「ひどいにゃーー！　ちっ、ちがうにゃーーーーーっ！」

「・・・・・やっぱり、もろかぶってるわぁ・・・。」

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というわけで、今週末の30日（土）は、『みぃはぃゆ』ライブです。
涙じゅん君も参加してくれます。


　　　　・・・・皆様のお越しをお待ちしております。・・・・

三線古典修行日記 ～音楽繋がり～

行きつけの美容院『ミック』の全貌。
はりまや橋のすぐ近く。
はりまや名物のカラクリ時計から、時折聞こえる『ヨサコイ節』がたまりませ～ん！

　　　　　　　　　　　　「イヨッ！粋だね～。」

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昨日の日曜日は、市内の行きつけの美容院へ・・・。

『３９』と書いて、『ミック』と読みます。
ミックジャガーのファンだそうで・・・。　なるほどぉ。

店長さんは、なかなかの多趣味で、もちろん音楽にも詳しいのです。


店内には、店長の趣味のウッドベースが置いてあります。

一度弾かせてもらったことが・・・。

しかし、日頃三線に慣れてる私には、この弦は、つり橋のワイヤーのようで・・・。

「何これぇ？　でかすぎっ！　む、無理や・・・。」

すぐに、諦めてしまった私・・・。

でも、ウッドベースの、地の底から湧きあがってくるような音、大好きなのです。


ところで・・・。

　　　　　　　『三線とウッドベースでセッションしよう！』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　という話し・・。


　　　　　　　　　　いつかしましたよね？
　　　　　　　　　ぜひいつか実現させましょう！

三線古典修行日記 『新人賞日記 16』 ～結果報告～

「次の港はどこにしようか？」
「とにかく南へ行くでやんすよ！」

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先生から結果の報告があったのは、丁度『ヤ・シーパーク』の花火大会を
見に行ってるとき・・・。

「おめでとう。　合格しとったよ。」
「あっ！ありがとうございます！」

（良かったぁ！！！　とにかくこれで来年の夏こそは、ゆっくり出来るよぉ！）
・・・この夏が、あまりにも悲惨だったからか？・・・・・・・
　　　　　　　　　　　正直一番にこう思いました。

私の頭上で、花火も『ド・ドーーーーン』と、喜んでくれてました？！


後日・・・。
10人の審査員の方の、細かい寸評が送られてきました。

見てみると・・・。
本番で、音程が低いのを直さずに演奏した『ちんだみ』の項目は・・・
見事に！減点になってました～・・。　でへへ。

他にもいろいろ細かく減点されていて・・・。

『最後までとにかく間違わずに歌いきること』
に、あまりにも意識を集中しすぎて、他のこと、例えば・・・。
『情感を込めて歌う』などといった項目が減点に・・・。トホホ～。

　　　　　　　　　　またまた反省・・・。


とはいえ、こうして私の『新人賞への道』は、曲がりなりにも
何とかゴールを迎えることが出来ました。

でも、古典の道は、まだまだ果てしなく遠いとおい道のり・・・。
きっとゴールなんて、一生見えないんだろうなぁ。

でも、三線に限らず、何でもひとつのことをとことん真剣にやることは
もう、それだけで、

　　　　　　　　　　　『人生を学ぶこと』
　　

になるんだ！と、実感した、新人賞への道のりでした・・・。



「三線に人生をいっぱい教えてもらったよ・・・。　ありがとう・・・。」

三線古典修行日記 『新人賞日記 15』 ～やっと終わった！～

いや～～～。緊張してますね！？

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・・・・・演奏してる間のことは、今もまったく思い出せません・・・。

一生懸命考えても、なんにも思い出せないのです・・・。

この間のことは、キレイさっぱり記憶から抜けています。

私が歌ってる最中のことで、唯一思い出せることは、出だしの呼吸の苦しみと
あとは、もうひとつだけ・・・。

それは・・・
最後の一行に差し掛かったときのこと・・・。

この瞬間、最後の一行の歌詞が、頭の中にハッキリと！映像のように写ったのです！

『これで最後まで歌いきれるっ！』

・・・・・・・・・歌いながら確信しました！


　　　　　　　　とにかく、最後まで歌いきること。
　　　　　　これこそが合格への『絶対必要最低条件』！！！！

だから、何が何でも最後まで！　そう、必ず最後までたどり着こう！
第一の目標は、なんとか達成できそうです・・・。

（あと10秒・・・あと5秒・・・。）

全て歌い終わって、後奏を弾いてるときは、ほんとに嬉しかったぁ！

「♪トン、テン・・・テェェェン～・・・・・・・・・・。」





　　　　　　　　　　　ついに、終わりましたっ！！！！


６分３０秒の『伊野波節（ぬふあぶし）』。
稽古時間も含めると、もうどれくらいやったか分からない『伊野波節』・・。

この曲とも、今日でしばらくはオサラバさせてくれぃ！
これからしばらくは、普通の曲をイヤっ！というほど、聴かせてくれぃ！




　　　　　・・・深々と一礼して、舞台袖へ引き返す私・・・。



『いやったぁぁぁぁ！！　これで、全ておわったぁぁぁ！！！』

さっきまでの、よどんだ気持ちはどこへやら？？？

「さぁっ！お昼はどこで何をたべようかなぁ？　やっぱり沖縄そばかなぁ？？」

もう、試験のことより、これからの昼ご飯をどうするかが、自分の中では
大事な問題になっているのでした（笑）

おっとぉ！　その前に、先生に報告の電話を入れてぇ・・・と。



結果報告は１週間後。
それまでは久しぶりに、ゆ～～～っくりと時間を過ごそう！
もう試験は終わったんだ！
そして、ここは沖縄なんだ！！
天気も最高だぁぁぁぁっ！！！！！！！！！

　

三線古典修行日記 『新人賞日記 14』 ～全力本番！～

「緊張の瞬間を迎える舞台なのです！」
（注：これは、あくまでもイメージの舞台なので、あしからず～！！）


（番号を呼ばれ、覚悟を決めて舞台へ上がる私！！）

キロッ！！！！！！
１０人の審査員が一斉にこちらを見つめます！
それも、あたたかな眼差しというよりは、矢で射抜かれるような鋭い感じ！！
『うわぁっ！　こわいっ！！』

内心はめちゃくちゃパニックやけど、表面上は全く冷静なフリで・・・。
まず、三線を置き、一礼します。
そして、唄に入る前に一度ちんだみの確認を・・・
『えっ！！！？？？』　問題発生です！　
『うっそ～～～！！　ちょっと女弦が低いんやない？？』
　
　　　　　　！！！！！焦りまくる私！！！！！！！

（・・・ちんだみ直そうか？　いや、これぐらいならなんとかいけるか？？）

心は、やじろべえのように揺れ動きます。
『もし直してて、カラクイがキュルキュルーーーーッってゆるまったら？！』
・・・果たして私は冷静でいられるか？　

　　　　　　怖いっ！　どうしよう？？？　う～～～ん？？

わずか何秒という時間の間に、ものすご～く濃密に悩み抜いた結果・・・。

リスクを背負わないことを決心した私・・・。
つまり、少々ちんだみが低くても、突っ走るのみなのです！　

普段は何気なく直すちんだみさえも、恐怖のあまり直せなくなってしまう・・・。
今思えば、これこそ一種の『コンクール金縛り』現象ですね～～～。


気を取り直して・・・。さぁ唄に入る前に、ゆっくりと深呼吸です。
ぐるっと一度観客席を見渡してぇ・・・。
『みんな、じゃがいもなんや！　ここはジャガイモ畑なんやからね！！』
ひたすら自分に言い聞かせます。（審査員の皆様ごめんなさい）




さあ、そしてついに、演奏スタート！

『最初の出だしは、んぞ～～～。』
前奏の間中、頭の中で『んぞ～、んぞ～。』と繰り返し続けます。

さぁ、唄の始まりです！

「んぞ～～～～。ちりてぃ～～～～～ぃぃぃ・・・・・」


！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

おおおおおおおおおおおっ！　何と言うことかっ！！！！！！！

本番のあまりもの緊張のため、リハのとき以上に息が続かないっ！！！

（このままじゃ絶対唄い続けられん・・・。）

あまりの苦しさに、仕方なくブレスの予定じゃない場所で、息継ぎを！

「ヒュッ」　短くスィッと、自分さえもダマスくらいにそぉっと・・。

なぜなら、決めてある流れを一箇所でも変えると、
焦りで、後がガタガタッと崩れることがあるから・・。
だから、次のフレーズを意識しながら、あくまでも慎重に・・・。


あ～～～～！　
それにしても、まだ唄は始まったばかりなのに
このまま最後まで私の息は持つのだろうか？？？

まるで、エベレストの頂上で、全力疾走しながら歌ってるような心境です・・・。



舞台袖から中継でやんす・・・。ヒソヒソ・・・。
果たしてどうなることでやんすかね？　

　　　　　　　　　　　　　　　つづくでやんす！

三線古典修行日記 番外編 ～４コマ写真編～

そろそろ夏がやってきます！

でも・・・。その前に梅雨を乗り切らなくては！

・・・というわけで、さっぱりするには、やっぱりこれがいちばぁん！！！
（水戸黄門の『由美かおる』にも負けない？サービスショットでお楽しみください）




そうっ！　とにかくお風呂でさっぱり！　なのです！








でも、こうなってしまうと！　あらっ大変っ！！！！
い・・・息がぁぁぁぁ！！！



　



なんとか、顔は出せました・・。ハァハァハァ・・・。ぐ、ぐるじがっだよ～。








まっいいかぁ♪　どうせ、頭も洗う予定だったからね！

おやおや♪　めっちゃプラス思考でやんすねっ！！！

三線古典修行日記 ～ショートショート～

（今日は、ショートショートストーリーで・・・）


「あーっ！こんなところに、マンゴープリン発見！！
　コロンブス以来の、世紀の大発見だぁぁぁぁぁぁっ！！！！
　わぁぁい！　いっただきまぁぁぁっす！」

「何のことでやんすか？　どこにもないでやんすよ・・。」

「うわっ！マンゴー甘っ！　最高っ！」

「ひどいでやんすよーーっ！　あっしも食べたいでやんすよー！」

「もぐもぐ・・。きみも早く登っておいでよ！モグモグモグ・・・。」

「無理でやんすよ～～～ぉぉぉ！　ずるいでやんすよ～～～！　　
　よおし。・・・こうなったら仕方ないでやんす！
　一人だけおいしい思いはさせないでやんすよ！
　おまえさんが乗ってる、そのマツボックリの台を倒すでやんす！　
　食べ物の恨みは怖いでやんすからね！」

「バッバカーーーッ！　ダメだよ～！　そうだ！いいこと思いついた！
　底にたどりついたら入れ物ごと倒してあげるから！
ね！ そしたら、食べれるよ！」

「・・・そ、そうでやんすかね・・・・。　じゃぁ、待つとするでやんすか。
　早く底にたどり着くでやんすよぉ！底に・・・。　底に・・・？？
　え？　底にって・・・？？？　（ハッ！）　ギヤァァァァァァァ！！！！」


　　　　やっと全てを把握した白チビシーサーの
　　　　　　　断末魔の叫び声だけがむなしく響き渡るのでした・・・。