前回の「とさを」の 時価の焼きそばの謎・・・。
この答えは 極めてシンプル かつ明瞭でありました。
とにかく 手品でも推理小説でもそうなんですが
あんなに不思議だったことが いったん種を明かされると
(な~んだ そんなことだったのかぁ・・・。)と
思ってしまうものでして・・・。
そして この「とさを」さんの時価の謎も
まさにそういうことなのでした。
「あの~・・・。
メニューの 焼きそば時価って どういうことですか?」
注文を待ってる間に
職場の切り込み隊長Yさんが早速尋ねます。
すると めちゃくちゃ愛想のいいお店のおかみさん
ニコニコしながら即答してくれたのです。
「ああ! それね!
それはねぇ 時々ニラの値段が高い日があるんよねぇ。
そんな日は ちょっと高くなるんよねぇ。アハハハハ~!」
ここのおかみさん どうやら話の最後は
笑って締めるのがお決まりのようです・・・。
「けんどねぇ。 たいてい580円でやりゆうきねえ。
やき 焼きそばも安心して食べてねえ。 アハハハハハハ~!」
「あ・・・。 そういうことだったのね。」
ニラの仕入れ値で値段の変わる焼きそば・・・。
ここで ふと思ってしまった。
(ってことは・・・。
ニラが安く仕入れられたら 580円よりも安くなるのかな?)
いや それはまずないでしょう・・・。
ほんと・・・
時価って 不思議なものです。