♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

2020年の目標 どうしようかと考え中です。☺️♫

『聞こえない音。』

2015年08月10日 | フリ~日記


夏といえば 風鈴。

たとえば 真夏の灼熱の太陽の下。
汗をかきかき フーフー言いながら歩いてても


チリン チリン…


どこからか風鈴の音が聞こえてくると
ふうわりと 涼しい風を感じて和んだり。




そういえば…
以前 何かの本で読んで驚いたことがあるんだけど。
外国の方には 風鈴の音色って聞こえないんですって。


正確に言うと…
もちろん 鳴っているのは聞こえてるんでしょうけど
鳴っている ということに気づかないんですって。


風鈴という存在自体を知らない外国の方にとって
どこからか聞こえてくる鈴の音は単なる鈴の音。
だから この音と風鈴が結びつくことはないし
鈴の音に風情を感じることもない。

もちろん いちど風鈴の存在を知ってしまえば
感じ方も変わってくるんでしょうけどね。


「知る」ということは きっと
「気づく」ということなんでしょうね。


考えてみれば 私も確かにそう。
私も THE BOOMの「島唄」で 三線という楽器を知るまでは
三線がどこかで鳴ってても 全く気づかなかったよねえ…。


知っているから 気づく。
知らないから 気づかない。

私たちは 知らないことによって 知らないうちに
沢山のことを気づかないまま 過ごしているんだなあ。

知らないって 何て勿体無いことなんだろう!



風鈴の爽やかな音色を聞きながら
ふと そんなことを思った夏の午後のことでした。






セミの声も 夏の音。







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