日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 立春と言えども・・ *

2006年02月04日 | 雑感

 

立春と言えども名のみ、出かける昼過ぎ車の前に雪が舞う。
チケットをもらっていたので、夫と角座へ。

開場を待って並んでいる列の中に、若い夫婦が後へ並んだ。
幼稚園くらいの女の子と明らかに一才未満と思われる赤ちゃんをベビーカーに乗せて。
(こんな小さい赤ん坊を連れて夫婦が観に来る? 黙って見ているなんて出来ないでしょうに)
「今寝んでもええのになぁ、初まって寝ててくれたら良かったのに」母親は言った。

少ない座席数だった。 こんなの初めて。 前列は低いステージと人一人が通れるくらい。
まだ売れない漫才師さんから、後に行くほど名前も知ったさすがの芸人さんに変って行く。

案の定、三人目位から後部座席らしい赤ん坊の声が聞こえた。
みなさんがそちらを気にしている風が感じられる。 次々と出てくる芸人さんがその赤ん坊を、
ネタに入れながら話している。 客席がそれを笑って聞いているけれど、明らかに芸人さんは気をとられる訳である。 聞いているこっちの方が気を使う。
親は何を勘違いしているのか、一緒になって笑っている。
自分の子供をネタにして話していることがいいことでもあるかのように。
結構ぐずって来る。 (連れて出ればいいのに)誰もが思っているに違いない。
漫才や落語で山場にさしかかった時などに泣く赤ん坊の声は大変に気の毒だ。

ロビーに出てあやしてくると言う発想は出来ないのか。
みんなに迷惑jをかけていると言う思いはないのか。
最近はあちこちへ出かけると良くこう言う場面に出会う。 
先日もデパートへ行ったとき、三歳位の女の子がママーママーとキーキー泣きながら走り回っている。 (迷子かな・・)夫とその子供が気になりながら目が離せず、店員さんに言おうか、子供に尋ねようか・・、そうしている内に「○○、ママでないと駄目だね~」
お店のショッピングカーをのんびり押しながら父親らしき人がいた。 女の子をなだめるでもなく、
独り言のように言いながら店内をうろうろ。 泣き声が聞こえるから安心なのか。

我が子一人や二人をちゃんと出来ないで、学校などでそんな子供たち何十人も見ている先生に、
ちょっと叱責されたからって、叩かれたからって暴力暴力言わないでよね、と言いたくなる。

なんだか赤ん坊の声に芸人さんが赤ん坊にあわせるから間違わせてしまうんだろうな。
近くにいたら(ロビーであやしてこられたらどうですか)それ位は私は言う。
泣く赤ん坊をやっと、それも父親が連れて出たのは終る10分前だった。
母親も、父親さえも気がつかないのか・・こんなこと。 
あ~おばさんは愚痴ってしまった。