「やっぱり博多へ出張になった」 そう言ったのは、木曜の夜だった。
「いっつも一番寒いときやね、風邪気味やし気をつけないと」やさしげな妻。
（わ～い・・夜遅くまでいっぱい自由時間だ・・。 ちっちゃい万歳！）
金曜の夜は卓球、後は飲み会だけど出張前と言う事で寄り道せずに帰って来た。
「風邪気味だから、お薬飲んで早く寝ないとね」 「明日は飲もうって言ってたから泊まって帰るわ」
「そうなん、まぁその方が安心やけど」（うっ！ では夜通し中々出来ていないブログ訪問出来る！）
土曜の朝「ご苦労さまです。 風邪薬入れておきますね。 あっ、ひよこ饅頭買ってきて！（可愛く）」
私は常日頃夫に対して、場合によっては大阪弁も使うけれど、敬語も良く使う。
「よし！行ってくる」 「気をつけてね」 見えなくなるまで見送る。（いえ、これはいつも欠かさない）
（メッチャ嬉しい！ 明日の午後くらいまではいないぞ！ 自分だけの時間やわ！）
いくらなんでも朝からパソコンの前にと言うわけには行かないので、頂き物とか倉庫に片付けたり。
片付けながらも、何しようかな、何食べようかな、写真も撮りに行きたいな、HPも・・等など
もううきうき・・考えるだけでも楽しいのよね、これが。
夕方、荒川選手の記事UP、そして買い物に行き、食料を買いこむ、もちろん明日のお昼までの私の為に！
や、
、パン屋さんへも行き、私はローソンの助六が好きだから、これは夜中おなかすいたら食～べよ！
さかのぼって記事も書き出した。 る～んる～ん・・あ～今夜は夫に気を使わずにパソコンできるわ。
だって遅くまでやっていたら、身体を気遣って「早く寝なさい」って言うんですもの。
朝まで座っていようっと、更新もブログ訪問もなかなか出来ていないもの。
９時前着信あり（夫や！）ここか色違いは２５日ブログより転記
「９時過ぎので帰るわ」 「そうなん、お疲れさま」 「明太子とひよこ饅頭買うたけん」
「ありがとう！ 気をつけてね！ 待ってるから」（え～泊まるって言うたや～ん、うちは二重人格たい）
そげんこつ、博多から無理して帰って来んでもよかろうもん。 夜中過ぎるとよ。
あ～久しぶりにゆっくりせんばと思うとっとやのに。 夜食まで用意しとっとやのに。
長女にその旨を電話したら、「時刻調べて新大阪へ迎えに行くわ」（娘って有り難い）
あっちゃー！ やりかけの掃除やら大変！ 日曜ゆっくりやろうと思ってたものだから。
ブログ訪問どころではない！ 長いこと乗った事ないけれどしかし新幹線って早いのね～。
博多を９時過ぎに出たのに、家に娘たちと帰って来たのは午前零時を過ぎた頃。 早すぎる！！
「良かった良かった帰ってきて、ゆっくり寝られるもんね（本音？）」 「ひよこ饅頭食べて帰り、うまいで～」
お風呂へ入る前に夫は娘たちにすすめながら、テーブルの上の助六を見て「どないしたんこれ」
「もちろん、お父さんが帰って来るって言うからさ、ご飯ないし慌ててローソンへ行って買ってきたのよ～」
（うれしそうな顔をして）「いいね、いいね」（夫も巻き寿司や稲荷寿司大好きだから）
夫がお風呂に入った。 娘たちが「おかあさ～ん・・」 薄笑い。 私はウィンクする。「分ってるわ、自分で食べようって買ってたくせに」 「しー！ 内緒！気がつかへんし」
お風呂上りは、お土産開いておつまみにしてもらって、機嫌良くビールを飲む、そして巻き寿司を。
娘たちを帰し、出張での話しや博多のことやお互いのブログの話で沸いた。
タクシーのつもりだったのに、娘たちに迎えに来てもらったのでご満悦、２時過ぎまで。
結局ブログ訪問ならず、一晩中私の自由な時間！と喜んでいたけれど不発に終った。
けど・・、出張と称して夜を楽しむ亭主殿もいる中で、早く帰ってくれたことは嬉しいかも。
妻って、可愛いもんです。 たまの一晩の一人の夜を好きなもの食べて、好きなことをする・・
そんな些細なことがメッチャ幸せ！なんて思えるのですから。 （今回は不発だったけれど）
そんなことでリフレッシュできるのですから安いものです。
夫って可愛いもんです、ちょっとした思いつきの言葉一つで大そうご機嫌なのですから。
長年連れ添うと、夫が喜ぶことならば、こんな操縦・・ちょいちょい・・である、特技とも言う。