ここ二三日の朝晩の涼しさには秋を感じる、戸惑うほどに。
心地よい涼しさを通り越して、寒いと感じ窓を閉めるなんて。 急な気温の変化が怖いとさえ思う。
まるで耳鳴りかと思うように、やきついていたセミ時雨がいつの間にか止んでいる。
(いや~、どうなんだろう・・ 私の耳には夜どうしセミが鳴いているような・・錯覚かそれとも・・)
公園の木の幹や葉に抜け殻 ひと夏それも一週間で燃焼する命のすさまじさを哀れとも愛しくも思う。
しかし一日中クーラーをかけて締め切っていた窓を、一日開け放たれて風を感じると言うのは実に幸せ。
四季のあることがこんなに嬉しくて、次の季節がこんなに待ち遠しいなんて。
夫や次女は「秋になるのは嬉しいけど、またあの寒さが来ると思うといや・・」もうこんなことを言っている。
まもなく賑やかに夏休暇を終えて、生徒の声が響いてくる校舎。