日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* あいさんの詩より *

2013年06月13日 | 詩・エッセイ・短歌・小説

お隣のさつきの植え込みの中に、真っ白いドクダミが今年もまた、這うように咲いている。
名前に反して、とても小さく可愛い白い花である。
花言葉は意外にも、『白い追憶』だった。
だから載せた、今日と言う場所に。 

あいさんの6度目の月命日。 まだ半年しか経ってない。 まだメールをすれば、返ってきそうな。
先月のときは、制作者さんがご厚意で送って来られたCD-Rでブログを読み取り・・喜び勇んだものだったが・・
今回読み込んだら、画像がすべて消えていた。
ウェブ上からブログが消えたら・・制作者さんがそう言っておられたが、無くなったのかもしれない、ウェブ上から。

あいさんが、良く使って下さっていた画像、お気に入りブロ友さんの写真、ミキ・メリーさんや花一絵さんの、素敵な写真が
載せられなくなった。  ショックだった。  彼女のパステル画も消えた。  

私の写真もだが、彼女の詩にあうように、入れなくてはいけなくなった。
出来るだけ詩のイメージをこわさないように気をつけながら、色合いも考慮して作成。

そんな12集目のあいさんの詩集から・・一編。

 


 

ご主人様が夜、お電話を下さった。  時間が遅かったので恐らくいちおう目を通され電話を下さったのであろう。
お元気そうなお声で安心した。  12冊目の詩集、命日に届いてとても喜んで下さっていた。

すごいなぁといつも思うのは、57歳で人生の幕をおろされたあいさん、しかしご自分の書いた詩が、ブロ友であったことで、
一番にご主人さまヘ伝えたいメッセージ、ご主人さまはCD-Rをパソコンで開いて見ることはないだろうと言っておられたが、
こうしてあいさんとのご縁で私が終わりまで作って届けさせてもらおうとしている今、これもあいさんのやさしさが繋いだ糸。
きちんと死しても残すことが出来る、すごいと思っている。
詩を読みながら、1人残されたご主人さまへ語りかけているような詩、そんな気がした。