１００枚あまりの 今年の年賀状
年に一度のおつきあいの人 年二回だったり 何度も会っている人もいる
小学校の頃から年賀状を書くようになって 年を重ねている訳で だから私と同じようにみな年をとってきた
一昨年９０歳を迎えられた 中一の時の担任社会科の女先生 千葉から東京に越された 多分娘さんのところに
以来何年経っても 変わらないブルーの万年筆の細くしなやかな美しい文字で 近況を書いて下さっていた
ある時期から 挨拶が印刷になったが 後ろに必ず言葉を添えて下さっていた
見本通りの印刷だけと違って 心が温かく伝わってくる 気がする
中学で夫と学校が一緒になり 一年の時同じクラス 出席番号が１６番で席が隣同士だった
それが縁で今があるわけで 夫が私のことを思ったのが 担任の先生の社会の時間のできごとだそうで
ある社会科の時間 先生が工業地帯の白地図を塗るの宿題に出したそうだ
翌日私一人しかやって来なかったらしい みんな聞こえてなかったのかな
（こいつは何かちがうな） その時そう思ったらしい
言うなれば 先生が取り持ってくれた縁なのかも知れない？と
担任であることに加え以来ずっと年賀状を出してきた
一昨年「もう卒寿を迎えました この辺で ペンを置かせて頂きますね 長きにわたり有難うございました」と
受け持った生徒との５０年以上のやりとり 葉書一面に感謝の言葉をいただいた
ブルーの万年筆 しなやかな美しい文字で お年はいかれても 全く衰えを見せない
私は授業中の先生の姿 友人がいる因島高校へ移動で行かれたとき 文化祭に呼んで頂きお会いしたり
因島の下宿を訪ねたり 大切な思い出は 色あせていない
年賀状 印刷のそばに必ず ”お元気にしていらっしゃいますか” たったこのひと言を変わらず加えて下さる方がいる
ひと言でも それでも充分に 温かい心が通う 気がする
今年は４枚切手シートが当たった 毎年たいてい２枚は当たる
大事そうに置いていたが 年をとってきて（置いていてもしょうがないじゃん！ 使わないと！！）
干支に合わせて貼ろうとすると なかなか消化できない
なんでそんなこと思わなかったのだろう これからはその年に使うようにしようっと！
おいで頂き ありがとうございます
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