昨夜のある時間から、風がピタッとやんだ。 なんて静かな夜だろう、不気味な位い物音さえしなくなった。
普段もこんなに静かだったのかしら。 それくらい、怖いくらいに大暴れした近畿の春一番であった。
昨日は夫の人間ドックの検査結果を聞きに行った。 あちこち出てきた出てきた、再検査の予約二件。
食事したものを細かく書いて提出、初めて。 料理に使用した材料何が何グラム・・これって面倒、
お醤油何グラム? 玉ねぎ?ネギ? 塩だのなんだの・・大変! 細かいこと苦手。
これくらいにならないと夫は「自分で自分の身体くらい分かってるわ」酒量も注意してもきかない。
今日の食べ物が、そのまま明日の身体を作っている訳で、その日々の積み重ね、不摂生すればそれなりの答えが出る。
偉そうに夫に色々言ったが、今度は私の人間ドックである! こわい・・。
明日三日は、ひな祭り。
何年前だろう、実家の兄嫁さんの手作りの内裏雛、送って下さった。
毎年二月の半ばころの大安の日に、玄関にらせて頂いている。 母も義姉さんもこのように手芸と言う趣味が同じ。
二人で作る楽しみや喜びを共有出来るこの事は、嫁姑の仲の良さに匹敵、すごいことである。
兄嫁さんは何でもできる人だけど、器用さに加え人に喜びを与える・・その事柄が溢れている。 母も同じ。
中でもいつも思うのが、会ったときはもちろんだけど、電話をかけた時も必ず笑顔なのだ。
電話で笑顔ってね、電話だから顔を合わせている以上に耳から感じるのだ、相手の心のさまが出る。
私は、昔は機嫌よく応対したかも知れないが、いつもそうかと言えば、出来ていない。
兄嫁さんからは、一度たりとも(調子悪いのかな・・)そう思ったことがない、恐らくない。
高齢の母、少し気むつかしい兄三人の生活の中で、たまには色んな出来事、色んな思いをしている事があるかも知れないのに。
これってすごい、金メダル、これって私の兄嫁さん自慢。
「はい 何々です!」 笑顔が見えるのだ、いつも。
私も改めよう、かけてくれた人に「調子悪いの?」と気を使わせないように、むしろ「元気やね、いつも!」
せめて電話に出る時、一番は。 母がいつも言う「人間、一生が勉強よ、がんばろうで」 はい! (から元気)
車から見える、近所の神社公園の紅梅は満開。 と言っても外付ハードディスクから読み込んだ過去写真なり。
春よ来い 早く来い 今日は満月なり。