長女が、新聞の朝刊見て! と言った。
朝、番組を何気に見たのに気付かなかった。
九時、人間ドックの予約日だったので、起きたばかりの夫に「NHKの十時からの特集、録画予約しといて」と頼んで出かけた。
その十時からと午後一時の番組への誘い、メッセージだった。
月に一度、開放された日曜の人間ドックなので普段は年配者が殆どだが若い人もいて人が多かった。
毎年大体平日。 インフルの患者さんも多いので日曜にされたら、との言葉で了承したのだ。
本と老眼鏡を用意していたので、いらいらして待ってる人の中で退屈せずにすんだ。
検査を終えた方にと、喫茶室に用意して下さっている珈琲も飲まずに帰った。
何年か前、前夜から終了まで十六時間飲まず食わず。
帰りのスーパーで買い物をしている時、口の中がしびれ身体がふわふわ揺れてきて(やばい!)
そんなことがあった。
(これが低血糖の症状? だからそんなときは飴ちゃんでもなめて下さいと言っていたんや・・)
以来、カバンの中にしのばせてある、飴ちゃん。 念のため口にし、帰った、無事に。
(低血糖の時の為でなく、大阪のおばちゃんのカバンには必ずと言っていいほど飴ちゃんがあるのだ)
人間ドックの前は食事や体重に気をつけたりするが、ドックや定期検査の帰りは大抵お寿司やケーキを買い大食い!
夫は打ちっぱなし、居酒屋、麻雀、特別な予定がない日の日曜フルコースでいないと言うラッキー。
食事を済ませ、ほっと一息ついてPCを立ちあげた。
【 検索は応援になる 】
「3・11」と検索すると、おひとりにつき10円が東北復興のために寄付されます。と書いてあった。
今パソコンの前に座っている私にできること、とっさに3・11と入力し、何度も何度も検索を繰り返した。
ちりも積もれば山である。
TVで式典の様子を映し出していた。
東日本大震災・・七年前の今日、午後二時四十六分・・誰もいない家で、黙とうを捧げた。
先日港区の市議さんが「南海トラフ・・津波に対する様々な対策には力を入れ取り組んでいますが、
とにかく津波には何をおいても逃げる・・一番に逃げる、高い場所へ避難する、そのことを常々自覚していることが
大事ですと言われた。 防波堤を高くと言っても、想定外・・と言う事は測り知れない。
帰ってきた夫に「こう言う番組も見ないと、大阪は台風や災害 免れること多いけれどそんなもんじゃないと思うよ、
早いか遅いか、みんな平等にくるよ、でないと・・。 それくらいに思わないと」
復興へ向けた人々の苦悩やそれに立ち向かう力強い生きざまには、学ぶべきところがいっぱいある。