昨日から水につけておいた小豆を煮る、朝からコトコト・・圧力鍋もあるけれどお鍋でコトコト。
このコトコトとお砂糖を入れそばについている時間が好き。
釣りに行った夫が子供たちに魚を食べさせてやりたいのと同じように、私もおはぎを食べさせたい、
それに義父は甘いもの大好きだったから、命日にはお供えしたいし。
朝からこんなことをするのを内心喜ぶ夫に「おはぎとぼたもちってなんで違うか知ってる?」
「そりゃ、おはぎは萩やから」 「ぼたもちは?」 「ん・・?」 笑ってごまかすこの笑顔がいい、朝から。
お昼、夫の実家の兄嫁さんから電話があった。 お彼岸のお供えが届いたお礼の。
春と秋のお彼岸、秋は特に25日が義父の命日でもあるからなお更、欠かせないお供え。
甥っ子の結婚式で帰省しお墓参りした時、義母やみんなの写真やお寺のあちこちを夫が撮った。
私は兄嫁さんが庭いっぱい咲かせている花を撮ったのと、安心されるだろうと、先日の術後初の
卓球の試合や釣りでの写真も添えて、60枚位を1冊のアルバムにして一緒に送った。
お寺は3日前、建て替える為全てが取り壊されたそうで、本堂や鐘楼や記念になると大そう喜んでくれた。
昔から、写真を撮るのは普通だったが、夫側は5人兄弟でも、そのような習慣は我が家くらい。
娘もこんな事好きで、今ではブログのお陰で、夫までが写真を楽しむ我が家。
義母が帰省のたびに、1枚の古い写真を出して見せる。 義母の兄弟は9人。
20年以上も前、義父の法事で兄弟全員が揃っていたのでみんなで並んで写真を撮ってあげた。
2L判で送ったその写真を大事に持っていて、いつも出して見ているんだと言う。
「あんたのお陰でのう、これはほんまにええ写真じゃ」 嬉しそうに見ながら言う。
写真を撮ると言うとめがねをかけ、背筋をピンと伸ばしポーズする義母、微笑ましい仕草、いつも。
9人が1人減り2人減り・・今は5人になった。
おはぎを夕方、愛ちゃんのところに、そして長女たちは今期最後の甲子園観戦の帰りとりに寄った。
今年は買おうか・・と思うけれど、娘とやっぱり作ったおはぎ40個。(買ったら大変)
好きなのに、餡をのせながらつわりで少し気分が・・と言うのも今年のひとつの思い出である。