観に行きました。三連休の中日と春休みで上野のお山は博物館や科学館や動物園等に
行く人でいっぱいでした。駅で美術館の入場券を購入して美術館へ行ってみると入館待ちの人で
長蛇の列が出来ていました。1時間近く待ってやっと館内へ入るとルーブルの傑作が71点も
テーマ別に展示されていました。中には私の知っている“フェルメール”や“ルーベンス”や
“レンブラント”の名作もありました。私は絵画の専門的な知識も何もなくて解りませんが
昔から鑑賞するのは大好きです。今回の17世紀のヨーロッパの絵画には暗い陰の部分や
宗教色(聖人信仰)の濃い絵が多く当時の世相を強く反映しているように思いました。この後、
西洋美術館の常設展の作品も観ました。美術館を出てから今度は松屋銀座店で開催されている
『中原淳一展』を観に行きました。こちらもかなりの入場者がいました。昭和の初め頃から
少女や若い女性たちに夢や憧れを与え続けた彼の作品(人形、大きな瞳の少女の絵、
少女雑誌の表紙、ファッション画、インテリアのイラスト、詩や文章等)が所狭しと
展示されていました。彼のどの作品からも抜群のセンスの良さと人間として、
《美しく生きる・愛する心》というテーマに合った優しい人柄を感じる事が出来ました。