お茶でもいかが?

おしゃべりおばさんのウオーキング日記

映画を二本観てきました

2010-09-12 21:10:01 | 映画



  小さなパンフレットを切り抜いて
  パチリしました

     公式サイトよりダウンロードした
     ハチの画像です

朝晩は少しずつ秋の気配を感じるようになりましたね。

二ヶ月以上お休みしているウォーキングもそろそろ開始せねばと思いつつ

昼間の気温が30℃以上という予報を見るとついしり込みして休んでしまいます。

ウォーキングにはいつでも出掛けられるように用意はしているのですが・・・
暑さに負けて今回もウォーキングはお休みしました。



今日は先月M子さん(ナギ君ママ)と行った、さいたま新都心にある“MOVIXさいたま”に

一人で映画を観に行きました。  映画館のロビーは老若男女で溢れていました。

観たい映画が何本かありますが今日は二本観ることにしました。最初に観たのは

「オカンの嫁入り」です。実力派の二大女優さん(大竹しのぶ・宮崎あおい)の競演を

楽しみにしていましたが思っていた通り、二人の素晴らしい演技に引き込まれてしまいました。

自由奔放な母としっかりものの娘、それをとりまく母の婚約者・大家さん・医者・犬のハチ(黒パグ)

だけという少ない出演者だけでしたが、みんなが家族のようないたわり合う心で繋がっていて

とても心温まる映画でした。 私が印象に残ったのは「二度と戻らへん時間をつないで誰もが生きてく」と

「当たり前だなと思っている日常というのは、すぐ先でそうでなくなってしまうかもしれない」

という二つの台詞と母娘の家で飼っている黒パグ「ハチ」の可愛い演技でした。



次に観たのは話題作「悪人」です。感想は「感動的で素晴らしい作品だった」です。

殺人事件を犯した青年とそれをかばい一緒に逃避行する女、孤独な二人の心の葛藤と、

被害者・加害者両方の関係者達の苦しみや悲しみを丁寧に描いていました。

私は映画を観ているうちになぜ女は逃避行を選んだのか?本当の悪人は誰なのか?等々の

疑問がわきました。ふとした日常生活の中で思いも掛けない事件を起こしたり巻き込まれたりする

現代社会の構造や追い詰められた人間の心の変化などを描いたとても奥が深くて重厚な作品でした。

深津絵里さんの迫真の演技は勿論、私の好きなブッキー(妻夫木聡)が今までのイメージとがらりと
変わった役を見事に演じたことに拍手を送ります。 この作品は是非皆さんにお薦めします。