先日新聞で参加者募集が出ていたがん免疫細胞療法セミナーを
受講するために千代田区にある都市センターホテルに行きました。
癌といえば昔も今も病の中では一番怖い病のイメージが強いですね。
私も22年前に乳がんを患ったことがあります。
それに母も叔父も叔母も皆、40代、50代の若さで癌で亡くなっていますので、
癌に関しては人一倍関心があります。
医学が進んだ今は癌の治療法も数多くありますが、今回の免疫療法は
今迄の免疫療法(CTL療法、樹状細胞療法、癌ワクチン等)とは違って
自分のリンパ球を採取し培養してそれを又自分の体に点滴で入れる
ANK免疫細胞療法という治療法です。かなり強い副作用もあるようです。
この治療法は単独では行わずに既存の色々な癌治療と組み合わせて行うと
大きな効果を発揮するそうです。でも標準治療と違って保険が適用されませんので
誰もが受けられるわけではありせん。
セミナーは癌は免疫の病気であることや、癌細胞についての説明や末期癌の方々が
完治された症例などをプレゼン形式で医師やリンパ球バンクの代表の方々が熱心に
説明をして下さいましたが医学の専門用語などもあり??で解らないこともありました。
参加者は医療関係の方や癌患者及び身内の方などが大半でした。
現在この療法を実施している医療機関は全国で30か所位あるようです。
セミナーは朝の10時から2時間半も休憩無しで行われましたので、かなり疲れました。