先月、新聞に “先着300名様 SS席8,000円がなんと!3,000円” と、大きく書いた見出しに釣られ
舞台劇のチケットを購入しました。(昔から、先着何名とか、今だけ…とかいう言葉に弱いのです)
お陰で前から5列目の良い席で観れました。
小雨が降ったり止んだりのお天気の中、いつものなぎ君ママと中野サンプラザへ観劇に出掛けました。
ホールは平日にも関わらずほぼ満員でした。
「友情」という題の劇で出演者を見ると松方弘樹さんを始めベテランの女優、男優さんの名前が
ずらりと並んでいましたので楽しみにしていました。
幕が開くと学生服を着た中学生の男女が大勢出ていたので若者の学園ドラマかな?と思いましたが
内容はかなりハードでした。
簡単なストーリーは白血病に侵され死に直面した少女(14歳)の為にクラスメイトが自分達に何が
出来るのか?純粋な中学生の目から見た「命の尊さ」「真の友情」などをテーマにした感動的な劇で
最後の方は涙が止まりませんでした。それから若い役者さん達のひたむきな演技にも感動しました。
脇を固める松方弘樹、池上希実子、釈由美子、不破万作、山村美智さんらの演技が光りました。
感動したのは抗がん剤で頭の毛が抜け帽子をかぶった少女をクラスメイトが病院にお見舞いに
行った時、恥ずかしくて布団にもぐったまま顔を出さないでいたら皆が居なくなり、暫くして
クラスメイト全員(女子も)が頭を丸坊主に剃って少女と同じ頭で現れたのです!
それを見た時、とても可愛く見えたのでかつらを提供しているアートネイチャーのもの
だと思いましたら、実際は最初に学生服姿で舞台に出てきた時の頭が全員かつらで、
ツルツル丸坊主になった頭が本物だったと後で知ってビックリしました。
いつも舞台のある日に全員綺麗に剃るそうです。
どうりでみんな違和感がなくて可愛かったのが解りました。
終演後に主役の女の子と男の子がロビーに出て来ていたのでパチリさせてもらい
ブログUPの許可ももらいました。
この劇は「推薦」公益財団法人日本骨髄バンク、「後援」全日本教職員連盟、
「かつら提供」アートネイチャーと書いていました。
私はこの舞台を若い中高生の皆さんに是非観て欲しいと思いました。
観劇が終わってから赤羽駅構内にあるお寿司屋さんに寄り早目の夕食をとりました。
今日は2人ともビール抜きでした…