毎年12月になると港区主催の歴史フォーラム「忠臣蔵」が開催されます。
今年もフォーラム参加募集に応募して当選しましたので、いつもの美術館友を
誘ってニッショーホール(虎ノ門)に行きました。
午前の部と午後の部がありましたので午前の部に応募しました。
フォーラムでは江戸時代に繰り広げられた赤穂事件、そこから生まれた「忠臣蔵」の
物語が人々の価値観に及ぼした影響や、今日まで愛されてきたわけを歴史的背景と
ともに、二人の講師が面白、可笑しく、分かり易く解説して下さいました。
第一部は歴史家・作家の加来 耕三氏が「なぜ、忠臣蔵は愛されるのか」、
第二部はトークショー「ステキなワル役~吉良上野介~」という演題で、
イラストレーターの もりい くすお 氏が討ち入りの装束を身に付けて
司会の方とトークをしながらパワポを使って説明して下さいました。、
2人の講師はどちらも話し上手でユーモアたっぷりの講演に客席は
笑い声が絶えませんでした。
話しの一例として、忠臣蔵はなぜ人気があるのか?という問いに対して
“ことごとく作り話だから・・・” 例として仮名手本忠臣蔵の「お軽 勘平」
(笑)”とか、又、悪のイメージの吉良上野介の実像は、全く違って
家柄が良く知性と教養があり、ハンサムだったとか・・・。
楽しいフォーラムは午後1時近くに終了しました。
<虎ノ門にある金刀比羅宮です>
お天気も良く時間もたっぷりあったので、泉岳寺駅まで行きました、
駅の近くで昼食を済ませてから浅野内匠頭長矩の墓所と赤穂義士
47人の墓や討ち入り前に切腹した萱野三平の墓がある泉岳寺に
行き、お参りをしました。お墓はどこもお線香の煙が立ち込めて
お参りの人々がたくさんいました。若くして命を絶った義士たちを
思うと可哀そうで残念でなりません。
※下の画像は全て泉岳寺にてパチリしたものです
<泉岳寺 山門>