毎年恒例の自分が選ぶ年間ベストアルバム、
「Best Albums of 2016」を選んだので書きます。
例年通りだと選んだ作品は全てレビュー記事が書いてあって、
選んだタイトルにレビュー記事へのリンクを貼って軽くコメントするくらいなので、
2日くらいで紹介していたのですが、
今回は2016年にレビュー記事を一つも書いてないという体たらくぶりなため、
(ここ数年は時間の経過がマジ速くて困るw)
今回は記事中にミニレビュー的なものを書きつつ紹介していくので、
4回に分けて二週間くらいかけて書く事になりますがご了承ください。
なおEPやリイシュー作品やライブ盤やベスト盤は除外してます。
★20→16位
20.Whitney - Light Upon the Lake
空間を生かしたシンプルでいてセンスの良いアレンジと音響で、
肩肘張ってないリラックスした感じなのもあり、
ドリーミーで陽だまりの様な暖かい雰囲気がある、
まどろみドリームインディーポップ/フォーク/ロック作品。
どこかノスタルジックな雰囲気がありつつも、
オシャレさがあるので古臭くは聞こえないし、
センスの塊のギターや所々で入るホーンの使い方やベースがメロディー奏でたりと、
演奏やアレンジが実に素晴らしく、
サイケな要素がありつつドリーミーな心地良さが勝ってますし、
洗練された雰囲気やバランス感覚も絶妙で、
実に聞いてて心地良い~
個人的には聞いてると、
どこかの森の湖畔でゆっくりのんびり釣りしてるようなイメージや、
ハンモックに揺られながら本読んだり寝たりしてるイメージや、
雲の上に居る様なイメージが浮かびますw
19.Animals as Leaders - The Madness of Many
アブストラクトで知的で深遠で微分積分のような、
ジェント/マスコア/プログレ/フュージョン/インスト作品。
「The Brain Dance」筆頭にメロディーオリエンテッドな曲やパートもありますが、
基本的には複雑リズムの上に複雑なリズムを重ねたりと、
過去最高に曲の構成やリズムや拍の取り方が複雑で普通じゃなく、
アルバム名通り沢山狂ってる作品(褒め言葉ですw)になっており、
同時に今まで聞かれなかった中近東的なメロディーが聞けたり、
アコギオンリーの曲があったりと、
新機軸が感じ取れるように、
新しいステージに行こうという意欲が感じられる興味深い作品とも言えるのですが、
個人的にはまだ試行錯誤してる段階で完成形とは言えないと思うんだよね…
でもそれを差し引いても目新しさがあって興味深くて、
レベルの高い作品なのは間違いないと思うのでこの順位にしました。
18.Mourn - Ha, Ha, He.
1曲が短いながらも実に濃密で複雑で面白い、
オルタナ/プログレ/ポストロック/インディーロック作品。
ストレートなオルタナソングもあるとはいえ、
インディーロック化したToolのような雰囲気の↑聞けば分かるように、
一筋縄でいかない構成の曲なんかは実に面白くて素晴らしいですし、
音が全て重なる部分での爆発力なんかも気持ち良く、
まだ最年長のメンバーで20歳という若いバンドという事で、
所々で若者特有の怒りや青臭さが出るのも良いですし、
似た感じの曲が多かったりメロディーやボーカルが一本調子なのはマイナスとはいえ、
曲が短いので飽きる前にサクッと最後まで聞けますので、
まだ粗削りな部分はあるとはいえ面白くてなかなか良い作品だと思う。
17.Claustrofobia - Download Hatred
初期のSepulturaの重さと速さとSlayerの邪悪さとExodusの軽快さと痛快さを兼ね備えたような、
ハイブリッドスラッシュメタル/デスラッシュ作品。
ヘヴィでファストで邪悪で軽快で痛快でクールで最高!
リフは凝ってる&カッコイイし、
ドラムは手数多くて炸裂感あって上手いし、
曲構成は緩急が利いててアレンジはフック満載だしで、
初期のSepulturaやSlayerとExodusとCannibal Corpse辺りが好きな人なら、
痒い所に手が届く事請け合いだと思う。
若干中盤緩みますがこの手の作品では久しぶりのヒット作。
16.The HellFreaks - Astoria
危なげで荒々しくてセクシーで妖しくてクールな、
女性ボーカルのサイコビリー/パンクロック作品。
前作まで感じた女性ボーカルのShakey Sueの作ってる感じというか不自然さが無くなり、
とにかく今作はShakey Sueの格好の付け方がまずカッコイイ!
吐き捨てる様に歌う所も気怠く歌う所もシャウトする所も実に様になってる!
今まで以上に低い声から高い声まで変幻自在で表現豊かでエネルギッシュで、
声もパフォーマンスも見事なまでにパンクロック然としていて
クールで危なげでセクシーで妖しくてカッコイイですし、
ストレートなハードコアパンクから、
ロカビリー風味のあるパンクロックにサイコビリーに、
初期のParamoreを激しくした感じの曲に、
Rise againstのようなドラマティックな曲まであるのに、
アルバム全体で一本筋が通っていてまとまっており、
けたたましくも勢いに溢れていて一気に聞けますし、
シンプルでいながらツボを押さえた演奏も良く、
聞いてて爽快感すらあって実に気持ち良くカッコイイ!!
個人的にはここ数年では一番のパンクロック作品です。
Best Albums of 2016(年間ベストアルバム)15→11位はこちら。
「Best Albums of 2016」を選んだので書きます。
例年通りだと選んだ作品は全てレビュー記事が書いてあって、
選んだタイトルにレビュー記事へのリンクを貼って軽くコメントするくらいなので、
2日くらいで紹介していたのですが、
今回は2016年にレビュー記事を一つも書いてないという体たらくぶりなため、
(ここ数年は時間の経過がマジ速くて困るw)
今回は記事中にミニレビュー的なものを書きつつ紹介していくので、
4回に分けて二週間くらいかけて書く事になりますがご了承ください。
なおEPやリイシュー作品やライブ盤やベスト盤は除外してます。
★20→16位
20.Whitney - Light Upon the Lake
空間を生かしたシンプルでいてセンスの良いアレンジと音響で、
肩肘張ってないリラックスした感じなのもあり、
ドリーミーで陽だまりの様な暖かい雰囲気がある、
まどろみドリームインディーポップ/フォーク/ロック作品。
どこかノスタルジックな雰囲気がありつつも、
オシャレさがあるので古臭くは聞こえないし、
センスの塊のギターや所々で入るホーンの使い方やベースがメロディー奏でたりと、
演奏やアレンジが実に素晴らしく、
サイケな要素がありつつドリーミーな心地良さが勝ってますし、
洗練された雰囲気やバランス感覚も絶妙で、
実に聞いてて心地良い~
個人的には聞いてると、
どこかの森の湖畔でゆっくりのんびり釣りしてるようなイメージや、
ハンモックに揺られながら本読んだり寝たりしてるイメージや、
雲の上に居る様なイメージが浮かびますw
19.Animals as Leaders - The Madness of Many
アブストラクトで知的で深遠で微分積分のような、
ジェント/マスコア/プログレ/フュージョン/インスト作品。
「The Brain Dance」筆頭にメロディーオリエンテッドな曲やパートもありますが、
基本的には複雑リズムの上に複雑なリズムを重ねたりと、
過去最高に曲の構成やリズムや拍の取り方が複雑で普通じゃなく、
アルバム名通り沢山狂ってる作品(褒め言葉ですw)になっており、
同時に今まで聞かれなかった中近東的なメロディーが聞けたり、
アコギオンリーの曲があったりと、
新機軸が感じ取れるように、
新しいステージに行こうという意欲が感じられる興味深い作品とも言えるのですが、
個人的にはまだ試行錯誤してる段階で完成形とは言えないと思うんだよね…
でもそれを差し引いても目新しさがあって興味深くて、
レベルの高い作品なのは間違いないと思うのでこの順位にしました。
18.Mourn - Ha, Ha, He.
1曲が短いながらも実に濃密で複雑で面白い、
オルタナ/プログレ/ポストロック/インディーロック作品。
ストレートなオルタナソングもあるとはいえ、
インディーロック化したToolのような雰囲気の↑聞けば分かるように、
一筋縄でいかない構成の曲なんかは実に面白くて素晴らしいですし、
音が全て重なる部分での爆発力なんかも気持ち良く、
まだ最年長のメンバーで20歳という若いバンドという事で、
所々で若者特有の怒りや青臭さが出るのも良いですし、
似た感じの曲が多かったりメロディーやボーカルが一本調子なのはマイナスとはいえ、
曲が短いので飽きる前にサクッと最後まで聞けますので、
まだ粗削りな部分はあるとはいえ面白くてなかなか良い作品だと思う。
17.Claustrofobia - Download Hatred
初期のSepulturaの重さと速さとSlayerの邪悪さとExodusの軽快さと痛快さを兼ね備えたような、
ハイブリッドスラッシュメタル/デスラッシュ作品。
ヘヴィでファストで邪悪で軽快で痛快でクールで最高!
リフは凝ってる&カッコイイし、
ドラムは手数多くて炸裂感あって上手いし、
曲構成は緩急が利いててアレンジはフック満載だしで、
初期のSepulturaやSlayerとExodusとCannibal Corpse辺りが好きな人なら、
痒い所に手が届く事請け合いだと思う。
若干中盤緩みますがこの手の作品では久しぶりのヒット作。
16.The HellFreaks - Astoria
危なげで荒々しくてセクシーで妖しくてクールな、
女性ボーカルのサイコビリー/パンクロック作品。
前作まで感じた女性ボーカルのShakey Sueの作ってる感じというか不自然さが無くなり、
とにかく今作はShakey Sueの格好の付け方がまずカッコイイ!
吐き捨てる様に歌う所も気怠く歌う所もシャウトする所も実に様になってる!
今まで以上に低い声から高い声まで変幻自在で表現豊かでエネルギッシュで、
声もパフォーマンスも見事なまでにパンクロック然としていて
クールで危なげでセクシーで妖しくてカッコイイですし、
ストレートなハードコアパンクから、
ロカビリー風味のあるパンクロックにサイコビリーに、
初期のParamoreを激しくした感じの曲に、
Rise againstのようなドラマティックな曲まであるのに、
アルバム全体で一本筋が通っていてまとまっており、
けたたましくも勢いに溢れていて一気に聞けますし、
シンプルでいながらツボを押さえた演奏も良く、
聞いてて爽快感すらあって実に気持ち良くカッコイイ!!
個人的にはここ数年では一番のパンクロック作品です。
Best Albums of 2016(年間ベストアルバム)15→11位はこちら。