洋楽レビュー/感想。
ロマンティックでキラキラしててポップでドリーミーでありつつも、
どこか儚げで孤独感があって切なくて物悲しさがある、
インディーポップ/シューゲイザー/ドリームポップ作品。
◆Funeral Advantage - Body Is Dead
空間系のエフェクトが掛かった空間に奏でられる、
メロディアスでメランコリックな、
センスの塊のクリーントーンのギターと、
輪郭がない感じ . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
メロウで幻想的な雰囲気の煌びやかなシンセの上に、
ビートとパーカッションの音を乗せて、
様々なサンプリング音や電子音を加えたり、
様々な音楽からの影響をキッチリと自分の中で消化してセンス良く入れて、
瀟洒にミックスして巧く纏め上げた、
オシャレで知的なテック/ラウンジ/ディープハウス作品。
◆Hunee - Hunch Music
メロウで幻想的な雰囲気の煌びやかなシン . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
「醒める事がない真夏の悪夢」を表現してると同時に、
ダークでシニカルに「変わる事がない貧困層の黒人社会」も表現してる、
アングラ臭漂うダークでディープで不穏で不気味なヒップホップ作品。
◆Vince Staples - Summertime'06
トライバルなパーカッション音と重低音のビート音を軸に、
ピアノやオルガンやサンプリング音などなど、
いろんな音を部分部分で効 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
機械的で冷たく合理的な現代社会の雰囲気とダークな部分と、
深海や宇宙のように理解や知覚出来ない深遠な雰囲気が同居していて、
挑戦的で実験的でいて壮大でディープで知的で魔訶不思議に洗練されている、
テクノ/ハウス/エクスペリメンタル/アンビエント作品。
◆Levon Vincent - Levon Vincent
規則正しい4つ打ちのビートを軸に、
「Kraftwerk」 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
様々なプラットフォームが進化して、
ネットと現実空間がシームレスになったような世界観を持っている、
ポストインターネット/ポストIDM/エクスペリメンタルテクノ作品
◆Holly Herndon - Platform
様々な性質とロジックの膨大なサンプリング音と電子音を、
絶妙なセンスとバランスを持って、
コラージュするかのように切り貼りして繋ぎ合わせて、
少しでも触ったら . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
作品を一日と考えるなら、
夜明けくらいには太陽が見えてたけど、
朝から昼過ぎまでは雨降ったり曇ってたりで、
太陽の光があまり差し込んで来なかったけど、
夕方くらいから徐々に雲の隙間から光が見えて来て、
夜になる一歩手前で綺麗な夕日が見れてから、
日が完全に沈んで夜になったような感じの構成の、
冬のイギリスっぽい空気感や、
色が徐々に瀟洒に鮮やかに付いていく雰囲気がある、
ポス . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
南の楽園のような暖かみや心地良さがありつつも、
ノスタルジーから来るほろ苦さや陰影がある、
まどろみノスタルジックドリームポップ作品。
◆Beach House - Depression Cherry
いつものような南国のような暖かさや心地良さがありつつも、
一枚ヴェールが掛かっていてぼやけてるような感じがありますし、
前作や前々作の雰囲気も強くあるとはいえ、
2ndのよう . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
「冬の海」のような厳しさや冷たさに底知れない広大さや深遠さや畏怖を感じる、
ヘヴィでメロウで壮絶なポストブラックメタル作品。
◆Deafheaven - New Bermuda
前作がメディアで高評価を受けて、
ブラックメタルを知らないような人にも人気になって、
ブラックメタルをヒップでクールな物にしたが為に、
「こんなもんブラックメタルじゃねー!」と、
コアなメタルファン . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ギターがメロディアスかつフック満載で巧いのが印象的&特徴的な、
デスメタル/プログレ/メロデス/メロブラ作品。
◆Weeping Birth - The Crushed Harmony
前作の延長線上の作品とはいえ、
ブラックメタル、メタルコア、ジェント、スラッジ、インダストリアルメタルなどなど、
様々なメタルの要素を高い次元で巧く取り入れており、
曲のバリエーションが増 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ブルースやフォークといった土着的な音楽要素を含んだ、
混沌としていて重くて暗くて激しく濃密で濃厚な、
リアルカオティックハードコア/ポストハードコア/エモコア作品。
◆Statues - Together We're Alone
基本的にはThe Dillinger Escape PlanやConvergeのような、
近づいたら火傷するような圧倒的な熱量とテンションに、
暴 . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
シンプルでいてセンスに溢れる演奏とアレンジの、
キラキライノセントインディーポップ/ギタポ/ネオアコ作品。
◆Brideshead - Never Grow Up
90年代中盤から2000年代前半に活動していた、
良い意味でドイツのバンドと思えないオシャレ感がある、
ドイツのバンド「Brideshead 」の13年ぶり(!)のアルバムなのですが、
80~90年代のインディ . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
朗らかで家庭的で素朴でありながらガーリーに洗練されていて深みがある、
オシャレガーリーインディーナチュラルポップ作品。
◆Lenka - The Bright Side
「The Show」の延長線上にあるような雰囲気で、
思わせぶりな歌詞とタイトルの1曲目の「The Long Way Home」を聞いて、
原点回帰したのかと思いきや、
2ndや前作の雰囲気を感じる曲があ . . . 本文を読む
サイケでドリーミーでいてお洒落でマニアックな、
インディー/プログレ/サイケロック作品。
◆Tame Impala - Currents
60~70年代のロック/プログレ的なサイケでドラッギーな雰囲気があって、
ドリーミーで実験的で、
歌を聞くより音を聞く的な
エフェクター&音響オタク感も全開だった、
音楽マニア向けの側面も見られた前作「Lonerism」に比べ、
今作はサイケでドリーミーなの . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
ロマンティックでいてノスタルジックさやシリアスさがありつつも、
ポップでシンプルに洗練されている、
胸キュンキラキラエレクトロポップ作品。
※後日書いたLifted Up(1985) の日本語訳付き曲解説はこちら。
◆Passion Pit - Kindred
基本的にはいつも通り80年代のディスコミュージックにも通ずるような感じもある、
胸キュンキラキラエレクトロ . . . 本文を読む
洋楽レビュー/感想。
Wild NothingとMaid in JapanとTwo Door Cinema Clubを合わせたような、
メランコリックなインディーローファイギターロック/ポストパンク作品。
◆Caravela - Caravela Forever
ピッキングの強弱や弾き方のニュアンスを変えたりと、
センスとタイム感に溢れるギターを中心に、
シンプルでいて過不足ない感じのアレ . . . 本文を読む