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Motor Ace - Carry On (日本語訳付き曲解説)

2023-12-08 18:26:40 | 日本語訳付きの曲解説
好きな洋楽の日本語訳(和訳)付き曲解説。


※他の日本語訳(和訳)付き曲解説記事はこちら。




今回紹介するのは、
オーストラリアのバンド「Motor Ace」の
何かを無くしても、
誰かを失っても、
前を見て進んで行かなきゃいけないんだ的な歌詞の、
壮大でありながら地に足付いてる雰囲気があって、
哀愁が漂っていて味わい深くて力強さもある曲の
2002年に発表された「Carry On」です。


なお「Home」は直訳すると「家」や「家庭」や「地元」や「故郷」という意味ですが、
「安心できる場所」や「帰るべき場所」というイメージから、
「家庭の」「家庭用の」や「帰宅する」「向かう」という意味にも派生するので、
直訳すると「これが帰り道なの?」的な意味であろう「Is this way home?」を
今回は全体の歌詞を見て考えて
「この先に自分が安心出来る居場所(ホーム)があるの?」と意訳してます。
感じ的にはスポーツで使われる「ホーム感」的なものに近いかと。
悪しからず。



◆Motor Ace - Carry On

Looking for a single thread of melody to help me get by
(自分を救ってくれる一筋のメロディーを探している)
Where we're passing the time
(時間を費やした僕等の場所)
Is it real?
(それは本物なのかい?)
Does it give too much away?
(多くを語り過ぎたかな?)
It's pouring out my heart,Till you come back
(心血を注ぐよ,君が戻ってくるまで)
A reason to stay
(それがここに留まる理由)

Do you know
(君は知ってる?)
Is this way home?
(この先に自分が安心出来る居場所があるかを?)
Is this way
(この道なのかな?)

We just stare while the wheels fall off
(車輪が外れ落ちても僕達はただ眺めているだけ)
But everyone seems to carry on, carry on
(でも誰もが進んで行く,進み続ける)
No time to tell you How much we lost
(僕達がどれだけの物を失ったのかを伝える時間はない)
Cause everyone needs to carry on, carry on
(だって誰もが進んで行かないといけないから,進み続ける)

Looking for some words to say
(言うべき言葉を探しているんだ)
There's no familiar faces round here
(馴染みの顔は見当たらない)
But the feelings the same
(でも気持ちは変わらないままだ)
Is it real?
(それは本当なのかい?)
Does it give too much away?
(多くを語り過ぎたかな?)
It's pouring out my heart,Till you come back
(心血を注ぐよ,君が戻ってくるまで)
A reason to stay
(それがここに留まる理由)

Do you know
(君は知ってる?)
Is this way home?
(この先に自分が安心出来る居場所があるかを?)
Is this way
(この道なのかな?)

We just stare while the wheels fall off
(車輪が外れ落ちても僕達はただ眺めているだけ)
But everyone seems to carry on, carry on
(でも誰もが進んで行く,進み続ける)
No time to tell you How much we lost
(僕達がどれだけの物を失ったのかを伝える時間はない)
Cause everyone needs to carry on, carry on
(だって誰もが進んで行かないといけないから,進み続けるんだ)

Carry on
(進んで行く)
Carry on
(進み続ける)
Carry on
(進んで行く)
Everyone needs to carry on, carry on
(みんな進んで行く必要があるんだ.進んで行く)

The places you know
(見慣れた風景)
The friends that you owe
(借りがある友達)
Somewhere to go
(行くべき場所)
Does it pay to be alone?
(独りで居る事は有利になるのか?)
Will i fall?
(僕は倒れるんだろうか?)

Is this way home?
(この先に自分が安心出来る居場所があるんだろうか?)
Is this way home?
(この先に自分が安心出来る居場所があるんだろうか?)
Is this way home?
(この先に自分が安心出来る居場所があるんだろうか?)

We just stare while the wheels fall off
(車輪が外れ落ちても僕達はただ眺めているだけ)
But everyone seems to carry on, carry on
(でも誰もが進み続ける,進み続ける)
No time to tell you How much we lost
(僕達がどれだけの物を失ったのかを伝える時間はない)
Cause everyone needs to carry on, carry on
(だって誰もが進んで行かないといけないから,進み続けるんだ)

Carry on
(進んで行く)
Carry on
(進み続ける)
Everyone needs to carry on, carry on
(みんな進んで行く必要があるんだ.進んで行くんだ)
Carry on
(進んで行く)

It's the way I feel
(僕なりのやり方を感じるんだ)
Speak up when you know that it's real
(それが本物だと確信したならハッキリと言うんだ)
It seems like it's taking you over
(それに支配されていくように感じたんだ)
There's nothing in this world I can't show ya
(この世界で君に伝えられる事は他には何も無いよ)

Carry on
(進んで行く)

Carry on
(進んで行くんだ)












何かを無くしても、
誰かを失っても、
どんなに苦しくても悲しくても、
間違えても失敗しても、
生きている限りは
私達は前を向いて進んで行かないといけない

立ち止まることなく
ゆっくりでもいいから進んで行くんだ

するといつか自分の道が見つかって
それが本物だと確信が持てる日が来る

進み続けるんだ







この曲は「Motor Ace 」の最大のヒットソングで、
他人に付いて文句しか言わない事で有名なOASISの「Noel Gallagher」が、
彼等が自分達の公演の前座時に披露していたこの曲を聴いて、
「君たちの「Carry on」と繰り返し歌う曲が耳から離れないよ!」と
興奮気味に褒められたという逸話があるくらいですし、
その「Noel Gallagher」の弟の「Liam Gallagher」や
Foo Fightersの「David Grohl」なんかもこの曲を絶賛しているように、
聞けば聞くほど癖になる&味わい深くなる不思議な魅力があり、
骨組みは淡々と歌い上げる感じのシンプルな構成で無骨な感じすらあるんですが、
ブラッシングミュートして弾かれる最初のギターカッティングに、
ストリングスの効果的な使い方などなど、
演奏やアレンジのフックの付け方や彩り方なんか実に秀逸ですし、
繰り返し歌われる「Carry on」という歌詞筆頭に、
内省的だけど力強い歌詞が凄く胸に染み渡るんだよね…


生きている以上は失敗をするし後悔をする。

でも後悔しても過去は帰れないし、
生きている以上は前を向いて生きていかなければいけない。

それは誰もが分かっている事だけど凄く難しい事です。

この曲はそんな難しい事に直面している人の背中を、
哀愁漂わせつつも力強く且つ優しく押してくれてる感がある!


明るく前向きに力強く背中を押してくれるような曲は数あれど、
哀愁漂わせつつ背中を押してくれる曲は中々ないかと。



なおこのバンドは所謂一発屋に近い存在なのもあり、
一般的にはあまり評価されてない感じありますが、
個人的にこの曲収録の「Shoot This」は
他の曲も良い曲&深くて良い歌詞ばかりなんで、
自分は隠れた名盤だと思ってます。




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