goo blog サービス終了のお知らせ 

ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
マイノリティによるブログタイトル通りのカオスなブログですw

櫻坂46『Start over!』のMVと曲のレビュー/感想

2023-05-31 10:46:46 | 坂道シリーズ関連の話
昨日の夜に公開された
櫻坂46の6枚目のシングル曲で、
夏鈴ちゃんこと「藤吉夏鈴」の表題曲初センター楽曲
櫻坂46「Start over!」のMVと曲の感想。

MVの監督は櫻坂46楽曲だと「なぜ恋」「BAN」「Dead end」を手掛けている「加藤ヒデジン」監督。
振り付けを担当しているのはお馴染みの「TAKAHIRO」先生です。

なおMVは担当した加藤ヒデジン監督曰く、
凝り固まったものを破壊するような「単純さ」と「無邪気さ」と
新しいものが拒否反応をも貫く痛快な未来像を描いてるとの事です。



※他の坂道シリーズ関連の記事はこちら。




◆櫻坂46『Start over!』
最初のスラップベースにジャンプの着地音が合わさる所からwktkしかない!
表題曲初センターを務める夏鈴ちゃんの演技や表情筆頭に、
内容も構成もダンスもとにかく見応えしか無いわ~!ブラボー!!

最初は無表情で鼻血が流れるまま「無抵抗」にしていたのに、
最後は鼻血を手で拭って「抵抗」して絶妙の良い笑顔を浮かべたり、
最初に落とした時は「水色」のカップだったのが
最後に戻った時には「オレンジ色」になっていたり、
無邪気な「子供」のように「自由」で「楽しそう」に好き勝手暴れ回る夏鈴ちゃんを
周りは「統制された大人」のように「退屈」そうに見ていたり、
「孤立」していた夏鈴ちゃんが「閉塞感」溢れるゆいぽんを連れ出して
2サビで抱き合ってから一緒に「開放感」溢れるにダンスして、
ラスサビでは「真顔」だったメンバーと夏鈴ちゃんが「笑顔」を浮かべながら
一緒にキレキレでシンクロしまくりダンスをして「一体」になったりするように、
いろんな対比表現や暗喩表現が多い内容ですし、
1サビの重なり合ったメンバーに夏鈴ちゃんが登っていく振りや、
2サビの寝そべる(動けない)メンバーの周りを他のメンバーが駆け回る振りや、
ラスサビの狂喜からのシンクロしまくりの振り&開放感に溢れるダンスなどなど、
印象的な振り付けやダンスが多いし、
すんなりラスサビに行かずに最初のイントロのようにジャンプの着地音を挟むのですが、
最初には無かった力強いビート音と呼吸してるような的な音が加わっているのとか超良いし、
曲のタイトルの「Start over!」通り、
最後に最初に戻って「やり直す」のも心憎い構成&演出で最高!監督GJ!!


表題曲初センターの「夏鈴ちゃん」は
最初から実に良い演技&表情していて、
ライブでは見ていると思わず引き込まれる感さえあるように、
元々演技力や表現力には定評のある夏鈴ちゃんですが、
このMVではそんな夏鈴ちゃんの魅力が存分に発揮されていて、
序盤の子供のような無邪気な感じで暴れまくる芝居筆頭に、
完全に曲の世界に入り込んで生き生きと「躍動」するように演技していますし、
表情の作り方とかも実に味があって魅力的で素晴らしく、
特に最後の演技&笑顔(4:27~)とかマジ最高でマジ最強過ぎる!!!
夏鈴ちゃん凄いよ夏鈴ちゃん!!GJ!!!


センターの夏鈴ちゃん以外の他のメンバーも
各々が良い表情&演技をしていて
実にクールで綺麗でカッコイイんですが、
途中で夏鈴ちゃんと心通わせる「ゆいぽん」なんかは、
流石の演技力で表情も芝居も実に魅力的で、
特に目(視線)の芝居や表情の作り方は絶妙で最高ですし、
「天ちゃん」は相変わらずクールで画になっててカッコイイですし、
「はぶちゃん」の美しさ&格好良さは神々しさすらありますし、
眼鏡「るんちゃん」の知的な感じも最高で
いつもより大人っぽくて実にクール!GJ!!


「そこさく」筆頭に普段の可愛い感じや子供っぽい部分を知ってるだけに、
こういうスイッチの入った時のメンバーの表情は
良い意味でギャップがあって実にカッコイイよねー!!よき!



そして今回は
今までと違い「全員選抜」という「心機一転」感あるように、
曲のタイトル通り「やり直し」というか「新しいスタート」の曲とも言える。

メンバーが横一線の同じスタートラインに立った感というか、
諦めずに最初から頑張ればいんだよ感があるのが良いよねー!
特に自分が思ったように活動出来ていないメンバーなんかは色々思う所がありそうだし、
歌詞も曲調もメンバーの気持ちを奮い立たせるような感じがあるように、
現状に満足せず更に切磋琢磨して
更に上を目指して行って感があるのもよいよい!GJ!!




◆曲の感想
楽曲はスラップベースから始まる、
妖艶でミステリアスでスリリングでドラマティックでクールで熱い曲で、
高揚感が高まるサビへの展開の仕方や緩急の付け方、
間奏部分&ラスサビ前筆頭にクラシック要素が強めになる所なんか実に劇的で良い感じだし、
力強くてグルーブ感と躍動感があって時に鼓動のように感じるスラップベースと
基本クラシック要素強めだけどジャズ要素なんかもある華麗なピアノなど演奏も素晴らしく、
ブギ(スウィングジャズ)要素や軽妙なギターなんかも良いフックになっているし、
全体的に漂っているミステリアスな雰囲気が実に絶妙でよいよい!
聞いててヒリヒリ&ゾクゾクするような格好良さがある!!
あと構成が緩急効いてると同時に雰囲気も緩急があって、
「熱い」けど「クール」さもあるし、
「力強さ」もあるけど「繊細さ」もあるし、
「野性的」でもあるけど「優雅」でもあるように、
ギラギラと熱く燃える「赤い炎」と、
クールに静かにメラメラと燃える「青い炎」が同居してるような、
不思議なバランス感で彩られているのも絶妙で最高!!
前述したように、
ラスサビ前に最初のイントロのようにジャンプの着地音を挟む(やり直す)のですが、
最初には無かった力強いビート音と呼吸してるような的な音が加わっているように、
やり直す強い意思を感じさせるのが超良いし、
今までにないタイプの曲でありながら、
櫻坂46カラーに染まってると言うか、
しっかり「櫻坂46らしさ」を感じるし、
実に格好良くて素敵な曲かと!GJ!!


歌詞は、
秋元先生お得意の、
「やりたい事があるなら流されるまま&妥協して生きるな」的な感じですが、
それに加え「Start over!」という曲のタイトル通り、
「やり直すことは出来る」し、
「まだ遅過ぎるという事は無いんだよ」と、
厳しい事を言いつつも優しく背中を押してくれる感じもありますし、
MVが会社を舞台にしてるように、
若者というより社会人や大人にも向けられてる感があるので、
今までのこういう系統の歌詞よりは大人っぽいと言うか、
良い意味で皮肉的な言い回しが多いですし、
今までに無い例えを出したりしてるので新鮮味もありますし、
印象的な言葉の並べ方や畳み掛け方なんかは実に巧く、
特にラスサビ前の
 「君は僕の過去みたいだな 僕は君の未来になるよ」
の所は聞いてて鳥肌立ったというか唸った!GJ!!




しかし前作の「桜月」も今までの集大成感ありましたが、
この曲も集大成感あるように
櫻坂は常にピークを越えてくるよねー!!

櫻「坂」というグループ名通り、
常に坂を上って行っている感がある。

常に成長や進化を感じる。

それでいて現状に満足してないというか、
まだ乾いてる&飢えてる感があるように、
ギラギラ&ヒリヒリしてる感がある。

よって、まだまだ伸びしろやポテンシャルを感じる。

もっと凄い物を見せてくれる感がひしひしと伝わってくる…


毎回書いてるけど
このグループは本当に凄いし末恐ろしいわ…


今年加入した3期生も意識が高いというか、
ハングリー精神持って更に上を目指して行こう&先輩に追いつこう感ありますし、
櫻坂46はやっぱり魅力的で凄くて最高だぜ-!!!


この曲のライブパフォーマンス超楽しみ~








PS
「Start over」と言えば、
テーマ的に以前に紹介した「Box Car Racer」の「I Feel So」も同じですよねー。
ヘヴィさやアグレッシブさもあるけど、
シリアスでメランコリックな感じが漂う雰囲気の曲に、
どこにぶつけていいのか分からない「怒りと苛立ち」と、
自分の弱さをさらけ出すような「弱気で悲しい」歌詞を乗せて、
ただ愚直に感情をぶつけてる感じのエモくて良い曲なので、
おまけとして日本語訳付き解説記事リンク張っておきます。
     Box Car Racer - I Feel So(日本語訳付きの曲解説)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柴野さつき(Satsuki Shibano)... | トップ | 櫻坂46「3rd TOUR 2023」大阪... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

坂道シリーズ関連の話」カテゴリの最新記事