全国の情報提供施設の中には、
聴覚だけではなく、視覚と両方に対応している施設もあり、
昨日、そういう施設から情報紙が送られてきました。
その用紙に不思議な切り込みが・・・
左上が切り取られていたのです。
これ! ↓ ↓ ↓

みみサポでは、送られてきたものが複数枚ある場合、
用紙の左上をホチキス止めして職員内で回覧するのですが、
「なんで?? これじゃあホチキスできないじゃん。」
と言っていました。
ですが、
説明文を読んで、なるほど納得!

用紙の裏表が触って分かるように切り取られていたのです

今まで、こんな工夫がされているなんて気づきませんでした!
その用紙には、他にこんな切り込みも・・・

音声コードがここにあるよ、とお知らせしている印だそう。
調べてみたら「切り欠き」と言うらしいです。
※視覚障害のある方のための音声コードについて~内閣府(PDF)
切り欠きが1つあったら音声コードは片面にあり、
2つ並んでいる場合は両面に音声コードがあるという意味だそうです。
音声コードは、用紙の右下に添付するというルールになっていて、
そこを触って切り欠きがあれば、
その用紙の内容は、
読み上げ装置でコードを読み取って音声で聞くことができるという訳です。
なるほど~!!
切り欠きは、身近な物にも・・・。
1リットルの牛乳パックの開け口じゃないほうについていて、
どちらから開けるのか分かるようになっています。
切り欠きがついているのは生乳100%の製品で、
他の飲料と間違えないように、というも目的もあります。
全部のメーカーの牛乳についている訳ではないそうですが、
ついているものが多い気がします。
皆さん、気づいていましたか?
他にも自分の周りにないか探したところ、
ありました!

イクスカです!!

クレジットカードで切り欠きがついているものがあるそうですが、
残念ながら、私のカードにはついていませんでした。
こういうのユニバーサルデザインというのでしょうか。
実は工夫されたものが、周りにいろいろあったんですね~!
私が気付かなかっただけで・・・

皆さんの周りにもありませんか?
探してみて教えてください。
高田でした
