アルジェリアの事件は大変な事でしたね・・。アルジェリアってどこ? って地図を見た私は、随分昔から日本企業がアルジェリアという国に深く関わってきたことを、今回知ったのでした。
アルジェリアでは、1988年に独裁政権に対する大規模デモがあり民主的選挙によりイスラム主義政党が圧勝したものの、軍事クーデターによって覆されたそうです。それ以来、(内戦と呼んで良いのかわかりませんが)テロと戦ってきている事、今回の天然ガス関連施設というのがアルジェリアの経済的にも重要な場所であったこと、軍の力がかなり強くて大統領よりも権限がある場合もある事・・。
その国により、壮絶な歴史と、それに寄る構造があるのだと言う事を、改めて感じました。
多くの方が、やる気と使命感でわくわくしながらお仕事をされていたのだろうと思います。そんな中での痛ましい事件。
犠牲になられた方には心よりお悔やみ申し上げます。
その中で持ち上がる自衛隊輸送権限の問題。アルジェリアの事件と並列して新聞に書かれます。
現在の法律では、このような状況の中で自衛隊を出し保護した日本人を輸送する事が出来ないのだそうですね。
安全な場所である事とか、色々な条件があるようです。
同じ人間。 どこの国の飛行機だって乗り合わせれば良いんじゃない?とか思いますが、そういう訳にも行かないのでしょうね。
安倍さんも「この事件を利用して変えようと言うつもりはない」とおっしゃっていましたが、 自衛隊に対する憲法の解釈が、過激にならないことを望みます。
これはこれで、日本の歴史から来る構造ですね。
良い憲法だと思うんだけど、ダメなのかなぁ。。
暴力と人間。 この連鎖を断ち切るには、 武器を持たない事と教育だと思いますが、永遠の課題なのでしょうか。
みんなが望んでいるのは、こんな平和な姿じゃないのかなぁ?