最近 新聞に経済の話というか、新しいやり方の動向みたいな話が良く載ります。
阿部 安倍さんの方策(公共事業の集中投資と日本銀行の金融緩和で「強い経済を目指す」)は効果があるかどうか。
経済の問題はとても難しいです。
ちょっと考えても分からない事だらけですよね。たとえば安倍さんの方策、
デフレ脱却を目指す → 公共投資をする → (この辺りが良く分からないけど) お金が回る?
→ 物価が上がる → 会社の収益が上がる → 給料が上がる → 生活が良くなる
って言うかんじ?
でも疑問があります。
会社に収益が出たからと言って、即 お給料に反映するほど、今の企業は体力があるのでしょうか。
もしかして給料が上がったとしても、一部の大手企業だけじゃないの?
たとえば車業界で考えると、大手会社の収益が少し上がったとしても、製造への発注金額は上がらないだろうし・・・。
派遣や契約社員の割合が増える中で、会社の収益が上がって恩恵を被る事が出来る正社員の人たち、さらに大手の正社員って事になったら、ほんの一握り。しかも相当時間がかかりそう。
お給料に反映するなんて、とても信じられないのですが。
(この話は練ってからと思って数日前から下書きをしていました。
火曜日、お給料に反映したら減税っていう方針が出されしたね!)
何をやっても時間はかかると思います。それなら ちゃらっと今だけお金が回る仕組みではなくて、
福祉を充実させて、未来への不安を取り除く方が良いのでは?
今はお金があっても使えない空気なのではないかしら~と 思うのですが、どうなのでしょう。
超高齢化社会とか、年金がもらえない、とか言われたら、どこまでも貯蓄しなくちゃってなりますよね。
私は 安倍さんの「公共事業」というところに 「昭和!!」 って思って抵抗感を感じていますが、
自然エネルギーの促進と福祉の充実にお金を落として、もっと発展させる方法はないのでしょうか。
公共事業にお金を落として経済を回そうっていうなら、他のところに落としても同じでしょう?
あ、公共事業って、そもそもなんでしょう。国が依頼をしたら全部公共事業だよね。
てっきり道路工事とか高速の建設とかだと思ってたけど、それこそ昭和?(笑)
イメージは地方投資で新しい分野ではない感じで、たぶん昔からある建築業界の上から下への立ての構造にお金を載せて流すって意味かと思ったのですが・・。
やってないところにお金を落とした方が意味があるんじゃないかなぁ?
テレビを皆が持っている時代に、テレビをたくさん売ろうとしても売れないのと同じかな と思うのです。
皆が既に持っているものを、販売促進して経済活性になるのでしょうか。
その辺も良く分からないの。
皆が物を持っている時代。
物をたくさん作って売る、という 構造に、そろそろ限界が来ているのではないかと思います。
一度の事故で人が自分の街に住めなくなる原発は終息させて、自然エネルギーの発電について開発と促進にお金をかける。
老後の医療費とか、施設とか、自宅で過ごせる事とか、そういうサービスに国としてお金をかけても、経済活性にはならないのでしょうか。
公共事業と聞くとバブルを想像してしまって。
もしかしてバブルの再来を夢見ているのなら、あの時上手く行ったから今回もって 思っているならちょっとなぁと思うのです。あれは過ぎた昔のこと。時代は流れているのだし。
新聞に
「安倍さんのやり方はミニバブルを生むかもしれない。
だが政権担当者の最大の仕事は リスク回避であって、危ない経済実験ではない。」
と書いてあって、なるほどと思ったのです。
でもリスク回避だけしていても、政権維持は難しいだろうけどねぇ。
ほんっと難しいです。
ちょっとつぶやきではなくなっちゃいましたね。 失礼いたしました。。