アルゴという映画を見てきました。
友達に勧められて見ようと思っていたのですが、アカデミー賞を取りましたね。
アメリカの内政干渉に反発してイラン革命がおこり、イラン国民がアメリカ大使館を占拠して多数のアメリカ人が人質になった事件を舞台にした、実話に基づく話です。ずっと機密文書扱いだったものが、クリントン大統領の時に解除になり、公になったそうです。
アメリカ大使館が占拠されたとき6人のアメリカ人が逃げ出し、カナダ大使の私邸にかくまわれます。
逃げた事が見つかったら公開処刑になる、という状況の中で、CIA は6人を、カナダ人の映画制作チームに仕立てて救出する作戦を実行する・・・ という話です。常に緊迫したシーンと、当時のイランはこんな感じだったのか・・と思わせるような臨場感がすごかったと思います。見てるだけで体がこわばってしまい、エキサイトというか、疲労感のようなものがありましたがなんといっても実話。 事実は小説より奇なり。 みる価値あり!です(ま、そうはいっても映画ですが)。
これを勧めてくれた友達。
ある日、スタバにいたところ、たまたま向かいに座っていた女子二人が「アルゴ」の話をしていたのが耳に入ったそうです。
聞くともなしに聞いていたところ、一人の子が彼氏に誘われて見に行ったとか。
全然面白くなくて寝ちゃったよーって言っていたそうですが、さらに聞いていると
その子が友達に話している内容が全然違う話!
イランで革命があった時にカナダ人の映画監督が亡命しようとした・・
という内容だったとか。
「あぁ、それは全然面白くないよ。 」
「カナダ人じゃないし、亡命じゃない。」
「かなり面白い方の映画だと思うのに、違う内容を話して彼女の見る機会を奪っているのはもったいない事だ・・」
と思った、というのを聞いて、私は大笑いでした。
確かにその内容じゃ面白くないって言うか、話が成り立たないわ。
ほんと、もったいないことです。
もし皆さんに、「友達がカナダ人の亡命の話でつまらないって言ってたよ」っていう事をいうお友達がいたら、
いや、それは内容が違うんだよ! って是非教えてあげて下さいね(^^)