7月22日(土曜日)に、総合保健福祉センターで親子クッキング教室を開催しました。
親子クッキング教室は3歳6か月~就学前の子どもと保護者を対象に、年3回(7月・12月・3月頃)開催しています。
新鮮な食材に触れたり、親子で調理をして一緒に食べる体験ができるので、子どもたちには「食」への興味を育てるきっかけとなり、保護者のかたには健康的な食事のポイントを知ることができる、楽しくておいしい教室です。
教室では、箕面市がすすめる食育の3つのアクションを基に、ごはんと野菜たっぷりのおかずを組み合わせたバランスのよいメニューに挑戦します。
今回は、食育の3つのアクションの1つ「食は健康!~野菜たっぷりバランスごはん~」をテーマに「ごはん・鮭のトマト焼き・ゆでとうもろこし・きゅうりもみ・みそ汁」を作りました。
材料の「トマト・たまねぎ・とうもろこし・きゅうり・なす・オクラ」はすべて"箕面産"。箕面の農家さんや箕面市農業公社が作ったみずみずしい野菜をたっぷり味わえるメニューになりました。
親子クッキングでは、子どもたちが中心となって調理をします。
子どもたちには、食材を「見て」「聞いて」「さわって」「におって」「味わって」ほしいからです。
なすを洗うときには、色、におい、手触りがわかります。
とうもろこしは皮やひげがついたものを用意しています。
とうもろこしのひげはめしべになっており1本1本が粒につながっています。
子どもたちは皮を剥きながら、とうもろこしのひげが粒につながっていることを体感します。
先が尖っていない子ども用の包丁を使い、輪切り、いちょう切り、みじん切りなどのさまざまな切り方を体験します。
火傷をしないように気を付けながら、調理を通して火が危ないことを知り、安全な扱い方を学びます。
料理には刃物や火など危険がつきものですが、教室では、器具などの正しい使い方を学び、子どもたち自身が調理をすることで、作ることの楽しさを知り、食への関心を高めることができると考えています。
おかずをきれいに盛り付けてきちんと配膳することで、食事のマナーやバランスの整った食事についても知ることができます。
食事の時間には、栄養士から保護者のかたに主食・主菜・副菜をそろえることの大切さなど食育の話をしています。
参加者の感想で、
「嫌いな野菜にもチャレンジして食べられるようになった。」
「苦手な夏野菜も今日はパクパク食べられた。」
などがありました。
また、箕面の新鮮な野菜を知り、「早速朝市で買いたい!」という声もありました。
次回の「親子クッキング教室」は、12月開催予定です。ぜひご応募ください。
<新鮮な箕面の野菜でつくった料理は、色とりどりでおいしそうだね。料理も食育も学べる「親子クッキング教室」に参加したいモミ!