平成30年12月14日(金曜日)、本市在住の塾講師、中井彰彦さんが、1月からJICA青年海外協力隊としてサモア独立国で2年間ボランティア活動をするにあたり、出発前に倉田市長・藤迫教育長を表敬訪問されました。
藤迫教育長からは、箕面市青少年健全育成推進奨励金(激励金)が交付されました。
サモア独立国は、南太平洋(オセアニア)の島国で、オーストラリアの北東に位置する国(面積は大阪府の約1.5倍)です。
中井さんは、サモア独立国東部にあるウポル島ラウリィにあるラウリィ小学校へ派遣されるとのこと。塾講師としての実務経験を活かし、現地では理科や算数の授業することや指導方法を同僚教師へ紹介する仕事に携わるとのことです。
中井さんは、教育に関わる仕事を今後も続けるにあたり、自身の見聞をより広めたいと考えたことが、JICAボランティアに参加したきっかけだそうです。派遣にあたって、JICA研修センターでサモアについて学んだり、インターンシップ生として箕面市立北小学校で勤務し、教職員の仕事についても学ぶなど、積極的に取り組まれています。
中井さんは今回の派遣について、「私の塾講師としての経験を活かして、サモアの人々に何かしら良い影響を与えられたらと思います。最初は不安はありましたが、研修で近隣の国の先生に出会い、サモアの人がすごく温かい人たちだということを知れ、現地での活動が、非常に楽しみになりました。」と話してくれました。
最後に市長から「食事など日本と差があると思いますので、体には気をつけて頑張ってきてください。ぜひ活躍してきてください。」と激励しました。
<中井さん行ってらっしゃい!体調には気をつけて頑張るモミ!
今年10月に行われた「第67回こども二科展」(主催:公益財団法人二科会、産経新聞社)において入選された園児43名及び園児が通う箕面学園附属幼稚園、若葉幼稚園、めばえ保育園に、12月19日(水曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
入選者を代表して、園児達が通う箕面学園附属幼稚園(屋代直己園長、入選者18名)、若葉幼稚園(杉森俊夫園長、入選者21名)、めばえ保育園(島津多美子園長、入選者4名)の各園長に、倉田市長から表彰状が授与されました。
今回のこども二科展には、応募総数20,555点の中から1,493点の入選作品が選出されました。入選作品は、10月末と11月初旬の2回に分けて、大阪市天王寺区にある大阪市立美術館に展示されました。特に優秀な団体には団体賞が授与され、かつて若葉幼稚園は受賞したことがあるそうです。
(左から)島津園長、杉森園長、屋代園長、倉田市長
倉田市長は、「この市長表彰が、園児のみなさんにとって励みになればなによりです」と話しました。
<市長表彰を受賞された園児のみなさま(産経新聞掲載順)>
【箕面学園附属幼稚園】
川中彪太郎さん、増山結香さん、竹嶋仁太郎さん、川畑稜介さん、倉橋杏心さん、倉橋心音さん、土田珠尚さん、八嶋凌太郎さん、岡島啓仁さん、和田悠新さん、横田絢音さん、福田美桜さん、宇佐美結以さん、内野佑優奈さん、森田治輝さん、印藤晃さん、デイビッドソンマックスウエルさん、中井咲貴さん
【若葉幼稚園】
川勝由結さん、井上羽菜さん、蔭川空さん、乾拓大さん、今井悠太さん、髙杉菜々花さん、中井皓二朗さん、小野結翔さん、角南航志さん、草薙芽依咲さん、後藤立季さん、寺井俊太朗さん、中川心寧さん、岩﨑美侑さん、蒔田麗羽さん、小野旦人さん、小谷蕾人さん、小島崇聡さん、山口奏音さん、清水 新さん、山中斗貴さん
【めばえ保育園】
木立航さん、荒井健瑠さん、夏野陽向さん、桃井咲希さん
<受賞されたみなさん、おめでとうございます!これからも楽しい絵をいっぱい描くモミ!
箕面船場ライオンズクラブのみなさまから、あいあい園に通園している子どもたち一人ひとりにクリスマスプレゼントを頂きました。
12月12日、14日、18日に箕面船場ライオンズクラブの会員のみなさまが、サンタさんとトナカイさんに変身して来園。子どもたちと一緒に歌を歌ったり、綱引きをしたり楽しいひとときを過ごしました。
サンタさんに「どこから来たのですか?」とたずねると、「遠い遠い寒い国から、力持ちのトナカイさんに連れてきてもらったんだよ」とのこと。
そして綱引きをしたり・・・
歌を歌ってハイタッチをしたり・・・
あいあい園は就学前の障害のある子どもたちや発達上何らかの支援を必要とする子どもたちが保護者と一緒に通園する市の施設です。
子どもたちにも保護者のみなさまにも心地よい居場所になるように日々の療育を行っています。サンタさんたちが来られる当日は、「サンタさんにびっくりしたときは少し離れた場所で参加しましょう」と保護者のみなさまと事前に相談しておくのですが・・・・・。
今年もサンタさんとトナカイさんのすてきな魔法がかかりました!!!
サンタさんとトナカイさんに注目し、興味津々のまなざしの子どもたち。とても楽しく過ごすことができました。
最後に、子どもたち一人ひとりにプレゼントを手渡してもらい、お礼に子どもたちからサンタさんに自分たちで作ったプレゼントを渡しました。
箕面船場ライオンズクラブのみなさま、今年もすてきなプレゼントと楽しいひとときをありがとうございました。
今年度も、箕面船場ライオンズクラブのみなさまからは、今回の心温まる子どもたちへのクリスマスプレゼントだけでなく、たくさんのお花や児童用電動ユニット付き車いすを寄贈いただいています。
本当にありがとうございました。
今年9月に行われた「太陽生命カップ2018第9回全国中学生ラグビーフットボール大会」(主催:公益財団法人日本ラグビーフットボール協会)に吹田ラグビースクールの一員として出場し優勝された高本とわさんに、12月14日(金曜日)、倉田哲郎箕面市長から箕面市長表彰が贈られました。
また、教育委員会より箕面市青少年健全育成推進奨励金が交付されました。
高本さんは幼稚園年長の頃、お父さんの勧めでラグビーを始められました。現在は吹田ラグビースクールに所属し、中学2年生ながらレギュラーとして活躍されています。
今大会の予選として開催された関西地区大会では、大会を通じて相手に1点も許さず優勝しています。今大会ではリードを許す場面もありましたが逆転し、見事優勝しました。
高本さんは大会期間中何度も得点しており、その活躍を評価され、大会のMVPに選出されたそうです。
高本さんのお兄さんもラグビーをされており、昨年2月に市長表彰を受けられています。現在はラグビーの強豪・福岡東高校ラグビー部や高校日本代表の選手として活躍を続けておられます。
今後の目標は、「来年もこの大会を勝つことです。そして兄のようにU-17やU-18の世代代表に選ばれるようになり、将来はワールドカップに出たいです」と話されました。
倉田市長は、「身近によい目標があるのはとてもいいですね。兄弟揃って活躍して、また表彰させてください」と激励しました。
<高本さん、おめでとうございます!2人揃って日本代表に選ばれる日を楽しみにしているモミ!
箕面市北部の止々呂美地区で生産された実生(みしょう)ゆずを原材料にしたフルーティーで芳醇なゆず酒「大阪 箕面 実生ゆず酒 ゆずころり」が、12月23日(日曜日・祝日)から箕面市内の酒店などで限定465本販売されます。
実生ゆずとは、種からじっくり育てる実生栽培という方法で生産されたゆずのことで、接ぎ木栽培される一般的なゆずと比べると、大粒で香り高いのが特徴です。大阪府内では、止々呂美地区の約20軒の農家でしか生産されていないため、生産量が限られています。
「ゆずころり」を販売するスリーフィールド株式会社(箕面市稲1-5-3)の代表取締役、三原昌治さんは、箕面市と箕面商工会議所が地域資源である「実生ゆず」を活用し、箕面を全国に発信している取り組みを知り、自身も実生ゆずを通して箕面をPRしようとゆず酒の企画を立ち上げました。そして、鹿児島県の二大杜氏「黒瀬杜氏」のひとり、黒瀬安光さんに出会いました。
黒瀬さんは焼酎造りに60年以上携わっており、その長年の経験と功績が評価され、「黄綬褒章」など数々の賞を受章されています。普段は焼酎以外の製造を断る黒瀬さんですが、三原さんの熱意に心動かされ、ゆず酒の製造に協力することになりました。
左から、三原さん、黒瀬さん、弓場工場長(2015年撮影)
「ゆずころり」のラベルとパッケージには、黒瀬さんが自信をもって仕込んだお酒の証として、直筆で「大阪 箕面 実生ゆず酒 ゆずころり 総杜氏黒瀬安光」と書かれています。残念ながら、黒瀬さんは本年お亡くなりになられましたが、「ゆずころり」の製造は、来年以降も黒瀬さんの意思を継いだ杜氏に継承される予定です。
三原さんは、「『ゆずころり』は香水のようにゆずの香りが際立つお酒です。オンザロックで飲むと、実生ゆずの香りをより楽しむことができます。また、長期間寝かせると一層まろやかで美味しくなります。黒瀬さんが丹念に仕込んだ『ゆずころり』をぜひ飲んでいただき、実生ゆずをもっとたくさんの人に知ってもらいたいです」と話していました。
ゆずころりの完成を倉田箕面市長に報告する三原さん
スリーフィールド株式会社様のご厚意により、平成31年の各月にお
いて、箕面市役所本庁の開庁時間中に5・11・18番目に婚姻届を出さ
れたご夫婦(夫又は妻が20歳以上の夫婦に限ります)に「ゆずころ
り」を贈呈します。なお、商品は後日送付させていただきます。
【商品概要】
・品目:リキュール
・原材料名:アルコール、白砂糖、ゆず果汁(箕面産)
・アルコール分:20度
・内容量:310ミリリットル
・希望小売価格:4,000円(税抜)
・製造者:鹿児島酒造株式会社
・販売者:スリーフィールド株式会社
・販売店:梅原酒店、樋口酒店、衣笠商店、津賀屋、(株)藤井、牧野本店、稲田産業(株)、リカーハウスほそかわ、野口酒店 9店舗(箕面小売酒販組合加盟店)
【お問い合わせ先】
■販売元に関して
スリーフィールド株式会社 担当:三原
電話:072-723-7878
■箕面市のPRに関して
箕面市役所 地域創造部 箕面営業室
電話:072-724-6727
<ゆず湯で暖まった後は、ゆずころりで乾杯!
クリスマスに一足早い12月15日(土曜日)、キューズモールふれあいパーク(箕面市立かやの広場)で「箕面イルミナイト」が、箕面駅前で「第9回クリスマスツリーフェスタin箕面」が開催され、箕面市内がクリスマスムードに包まれました。
【箕面イルミナイト】
「箕面イルミナイト」は、現在休止している「みのお市民ツリー」の復活に向けたイベントとして開催されるものです。
ツリー点灯の前には、箕面市青少年吹奏楽団による演奏があり、一気にクリスマスムードが高まりました。
滝ノ道ゆずるもステージに登壇し、点灯へのカウントダウンが始まります。
3!2!1!ゼロ!
広場内のイルミネーションが一斉に点灯すると、その美しさに歓声が沸きました。
ツリーとイルミネーションは引き続き12月25日(火曜日)まで毎日17時から22時まで点灯しています。
【第9回クリスマスツリーフェスタin箕面】
クリスマスツリーフェスタin箕面はNPO法人ホープビジョンと箕面シンボルロードまちづくり協議会が、地域住民の交流を目的として、毎年クリスマスの時期に実施しているイベントです。
箕面イルミナイトに続いて、こちらにもゆずるが登場。盛り上がっています!
大勢の来場者に見守られながら点灯しました。
残念ながらツリーは一日限定ですが、ロータリー中央部では2月14日(木曜日)までゆずるたちがお出迎えします。
お仕事終わり、初詣帰りなどにぜひお立ち寄りください。
<みんながすてきなクリスマスを過ごせますように!
今年も、箕面市止々呂美産の実生ゆずで作った「箕面プレミアムゆずマーマレード」販売の季節がやってきました!
「箕面プレミアムゆずマーマレード」は、実生ゆずの香りと味をより多くのかたに知ってもらうため、箕面市と箕面FMまちそだて株式会社で組織する箕面市セールスプロモーション実行委員会が平成22年度から販売し、好評を得ています。
今年も、12月3日(月曜日)から販売を開始しています。
(左)接ぎ木のゆず (右)箕面の実生ゆず
「箕面プレミアムゆずマーマレード」は、実生ゆずの産地である止々呂美地区のお母さんたちで組織された「止々呂美生活改善グループ」が、無添加でひとつひとつ丹誠こめて手づくりされたものです。
ゆずを煮る工程では、周りに実生ゆず独特の、あまずっぱーい香りが漂ってきます。
びん詰め作業は、ひとつひとつ丁寧に行われます。
ふたを締めて、びん詰め完了です。この日は600個がびん詰めされました。
「箕面プレミアムゆずマーマレード」は、良質な果糖を使用しており、体にやさしい健康食品として、おみやげやプレゼントにも最適です。
ぜひ、お買い求めください!
販売期間
12月3日(月曜日)から(限定1,200個完売次第終了)
価格
1個780円(税込)
販売場所
大江戸温泉物語箕面観光ホテル(外部サイトへリンク) 箕面市温泉町1-1 072-723-2324
みのお山荘風の杜(外部サイトへリンク) 箕面市箕面2-14-71 072-722-2199
箕瀧案(外部サイトへリンク) 箕面市箕面1-4-19 072-725-3368
久國紅仙堂(外部サイトへリンク) 箕面市箕面1-1-40 072-721-2727
ドーナツデプト(外部サイトへリンク) 箕面市牧落1-19-19 072-720-1072
福祉ショップゆっくり(外部サイトへリンク) 箕面市萱野5-8-1-1F 072-727-9547
アンリ桜井店(外部サイトへリンク) 箕面市桜井2-2-6 072-725-6705
アンリ牧落店(外部サイトへリンク) 箕面市西小路5-1-5 072-725-6700
アンリ小野原店(外部サイトへリンク) 箕面市小野原東5-1-27 072-702-0333
フリーダムキッチン(外部サイトへリンク) 箕面市桜1-16-28 072-725-0621
スプラウト(外部サイトへリンク) 箕面市船場東2-6-46-1F 072-737-8333
天満天神MAIDO屋(外部サイトへリンク) 大阪市北区天神橋2-1-23 06-6882-3361
遠方にお住まいのかたは、箕面市セールスプロモーション実行委員会(箕面営業室)までご相談ください。
お問い合わせ
所属課室:地域創造部箕面営業室 箕面市西小路4-6-1
電話番号:072-724-6905
ファックス番号:072-722-7655
<今年も美味しいマーマレードができあがったモミ~!!
箕面市では、健康長寿のまちづくりの一環として、「健康長寿フォーラム」を開催します。
朝日放送パーソナリティ道上洋三氏講演会や認知症VR体験会(事前申込み制)をはじめ、健康に役立つイベントが盛りだくさん!
当日は、先着順で来場者プレゼントもあります。
ふるってご参加ください!
なお、認知症VR体験会は本日(12月17日)から申込み受付を開始しました。
VRゴーグルを装着して、認知症のかたに見える360度の景色を体感できる、貴重な機会です。
ぜひお申込ください!
(申込受付:高齢福祉室(電話)072-727-9521)
日時:平成31年1月19日土曜日 午前9時30分~午後4時30分
場所:箕面市立メイプルホール(大阪府箕面市箕面5-11-23)
イベントの詳細は下記HP参照
https://www.city.minoh.lg.jp/kaigo/ji/osirase/kenkouchojuforum.html
<すべて参加費は無料!とってもお得な健康イベントモミ!これは参加するしかないモミ~!!
街の中がクリスマスに向けて華やかになってきましたね。
箕面市内では各所でクリスマスツリーやイルミネーションの点灯が行われていきます!
【箕面イルミナイト】
箕面商工会議所青年部は、12月15日(土曜日)からキューズモールふれあいパーク(箕面市立かやの広場)で、「みのお市民ツリー」の復活に向けたイベントとして「箕面イルミナイト」を開催します。
「みのお市民ツリー」は、箕面商工会議所青年部が平成8年に開始した市民参加型の交流イベントで、箕面の冬の風物詩として定着していましたが、資材の老朽化等の問題に伴い、平成24年の開催を最後に中断されています。
その後、平成28年度からは市民ツリー復活に向けたキックオフイベントが実施されており、今年度の「箕面イルミナイト」もその一環として開催されるものです。
広場に高さ約4メートルのクリスマスツリーとイルミネーションが設置されるほか、飲食ブース等が並びクリスマスマーケットのような雰囲気をお楽しみいただけます。
また、15日(土曜日)、16日(日曜日)はクリスマスバージョンの滝ノ道ゆずるマグカップが付いたホットワインまたはホットレモンが限定300杯で販売されます。箕面イルミナイトでしか手に入らない限定デザインをお見逃しなく!
日時:
○ツリー及びイルミネーション点灯
12月15日(土曜日)~25日(火曜日)毎日17時~22時まで点灯
○ブース出店
12月15日(土曜日)~16日(日曜日)両日とも17時~21時
場所:キューズモールふれあいパーク(箕面市立かやの広場)
イベントの詳細は下記HP参照
http://h30.minoo-yeg.net/illumi-night/
【第9回クリスマスツリーフェスタin箕面】
同じく15日(土曜日)から箕面駅前広場で「第9回クリスマスツリーフェスタin箕面」が開催されます。
NPO法人ホープビジョンと箕面シンボルロードまちづくり協議会が共催し、地域住民が分け隔てなく交流できるよう、毎年クリスマスの時期に実施しているイベントです。
(以下昨年度の写真)
日時:12月15日(土曜日)~2月14日(木曜日)
場所:箕面駅前
<きらきらと箕面の街が賑わって嬉しいモミ~!モミジーヌも見に行くモミ!
明治から昭和期にかけて使用されていた生活道具を展示する「くらしの どうぐ展」が、平成31年2月27日(水)まで、箕面市立郷土資料館(箕面6-3-1)で開催されています。この企画展は平成8年に初めて開催され、今回で22回目となります。
今回の「くらしのどうぐ展」では、伸子針(しんしばり)、羽釜、櫓炬燵、謄写版など100点以上の道具を「衣・食・住・学・遊」の5つのテーマに分けて展示しています。使用する場面ごとに道具を分けて展示しているので、昔の道具には暮らしを便利にするための工夫がたくさん詰まっていたことを、より身近に感じることができます。
(展示品はすべて市民のみなさまからの寄贈品です)
(氷冷蔵庫やねずみとりなど)
例えば、「住」コーナーに展示されている自在炬燵(じざいごたつ)は、木枠の中に炭を入れて暖を取る道具で、湯たんぽと同じように使用されていました。この自在炬燵は、就寝中に蹴って転がしてしまっても、中の炭入れから炭が外に落ちないよう、安全に配慮されて作られています。そして、自在炬燵と一緒に、ちゃぶ台や黒電話など「住」に関する道具が一緒に展示されており、昔の暮らしをより具体的にイメージしながら展示を見学できるようになっています。
(左から、自在炬燵、ハクキンカイロ、湯たんぽ)
(左から、ランプ、燭台、黒電話)
このほか、「学」と「遊」のコーナーでは、そろばんや謄写版、おはじき、羽子板、蓄音機など当時の勉強道具やおもちゃなどが展示されており、大人が見ると懐かしく、子どもが見ると今の道具との違いをより身近に感じることができる展示となっています。
)
(そろばんや当時の教科書)
(印刷に使われていた謄写版や、家庭で簡易な印刷が楽しめる「プリントゴッコ」)
(おもちゃもたくさん展示しています)
(中にはこんなものも)
さらに今回は、昔の道具と現在の道具を実際に触れて比べることができる「さわれるコーナー」が設けられています。「火熨斗(ひのし)とアイロン」「手動式計算機と電卓」「ステレオカセットレコーダーとiPod nano」などの5セットがあり、昔の道具の構造や仕組みを知ることができると同時に、普段の生活で使用している道具がどのように進化したかを実感することができます。
(火熨斗とアイロン)
(竿秤と量り)
(黒電話と携帯電話)
(手動式計算機と電卓)
(ステレオカセットレコーダーとiPod nano)
この企画展には毎年、小学3年生が社会科で「昔のくらし」を学ぶため、箕面市のみならず、池田市や豊中市の小学校からも見学に訪れます。前回(平成29年1月4日~平成29年4月5日に開催)は、計29校が見学に訪れており、今回も既に6校から見学の申込みが入っています。
(今では家庭でほとんど見かけなくなった展示品がたくさん)
(「これは何に使うもの?」など、毎年たくさんの質問が小学生から飛び出します)
ご夫婦で郷土資料館を訪れた岡田亮一さんと清子さんは「昔は家にいても、すきま風が入ってきてとても寒かったので、火鉢や自在炬燵などを使って暖をとっていたことを思い出し、懐かしくなりました。色々な道具が形を変えていく中で、湯たんぽは昔も今も大きく形を変えずに使われていますね」と話しました。
(展示品を見て思い出話に花を咲かせるかたがたも)
同資料館館長の泉谷英雄さんは「今回は『衣・食・住』に加え、子どもたちになじみのあるテーマとして、当時の勉強道具やおもちゃなどを展示する『学・遊』のコーナーも設けています。また、見るだけでなく、触ることで、当時の生活を楽しく学べるコーナーもあって、大人も子どもも楽しめる企画展となっています。ぜひ親子で来館してほしいです」と話しました。
(郷土資料館は2018年4月にリニューアルオープンし、明るく開放的になりました)
【くらしの道具展】
開催期間 12月7日(金)から平成31年2月27日(水)まで(休館日:毎週木曜日)
開館時間 午前10時から午後5時まで
開催場所 郷土資料館(箕面6-3-1、阪急箕面駅から東へ徒歩約2分)
電話:072-723-2235、ファクス:072-724-9694
入場料 無料
<郷土資料館では、滝ノ道ゆずるグッズの販売やマンホールカードの配布も行っているよ!みんな来てね~♪