8月19日(金曜日)三菱東京UFJ銀行千里中央支店にて、こども会会員を対象に銀行見学会が行われました。
実は第2弾です。第1弾は、箕面支店でおこなわれました。ここで紹介しています。
今回は、東小校区と豊川南小校区のこども会から、16人の子どもたちと育成者(保護者)6人が参加しました。
お客さんが入ることの出来ない部屋(食堂)に案内してもらいましたが、入室時の警報ブザーや警備の方がいて、物々しい感じを受けたことから、参加の子どもたちは始め緊張気味でした。
最初に銀行やお金のことをどれぐらい知っているかという、○×(まるばつ)クイズを行いました。
問題です。
全国の小学生(約700万人)からお年玉を1人1万円ずつ集めて積み上げたら、東京スカイツリー(634メートル)より高くなる。○(まる)か×(ばつ)か。
(バツが多いみたいだけど・・・。<反対からの写真なので・・・>)
正解は、○(まる)です。
(1万円札100枚で約1センチメートルなので、約700メートル)
そのほかには、「銀行員は3時で帰ることができる?」、「お金は銀行で作っている?」など全部で8問ありました。
なんと、全問正解した子が1人!(すごい!)あとで、支店長さんから特別プレゼントがありました。
また、それぞれの名前が入った名刺のプレゼントもあり、友だちや支店長さんと名刺交換を行いました。
これが名刺!個人の名前入りでたくさん作って頂きました。
友だち同士で交換。
支店長さんと交換!こんな体験滅多にないよ!
支店長さんからは、円高、円安の話があり、新聞には、1ドルが何円かが載っていて、それは毎日変動していることを教えてもらいました。
支店長さんは、子どもの頃の夏休みの自由研究に、毎日1ドルが何円かという推移をグラフにして提出したそうです。(自由研究のヒントになりましたね!)
それぞれの業務担当の方から、ハイカウンター、ローカウンター、外貨預金など様々な仕事の内容を教えてもらいました。
外貨預金のお話しでは、いろいろな国のお金の単位のクイズもありました。
アメリカは、アメリカドル
ヨーロッパ各国は、ユーロ
韓国は、ウォン
オーストラリアは、オーストラリアドル
タイは、バーツ
カナダは、カナダドル
中国は、元(げん)ですね。
ローンの話では、ゲーム機(約2万円)を1ヶ月500円のお小遣いを貯めて買うには、40ヶ月後(約3年後)にやっと買える。ということを例にあげ、今、買うためにお金を銀行から貸してもらう契約をするのがローンということを教えてもらい、住宅ローンの実例を紙芝居で見ました。
欲しい物はお金を借りてすぐ手に入れることはできますが、それ以上の金利を返すことになることや、ローンは「信用」がとても大事で、お金を返してくれない人にはお金を貸してくれないということも学び、子どもたちは真剣に聞いていました。
担当の銀行員さんからは、「普段の友だち関係でも一緒で、信用のある人になりましょう。」という助言もいただきました。
説明のあとは、実際に「貸金庫」、「金庫」などを見学しました。徐々に子どもたちの表情も自然と笑みが出てきました。
お札を数える「札勘(さつかん)」の練習をしました。
(模擬紙幣で練習します。)
一枚ずつ数える方法と何枚かを同時に数える方法の二種類を練習しました。みんな真剣そのものでした。
(そろえてから、中指と小指に挟むよ。)
(それから、一枚ずつ数えるよ。)
(何枚かずつ数えるには、扇状にお札を裁きます。これが、とても難しい。)
そして、一億円を見せてもらいました。すべて本物のお金です!一人ずつさわりました。
「お、おもいっ!」
最後に一部のお客さんしか入ることのできない「プライベート・バンキング・オフィス」を見学し、そこで今日の感想などを発表しました。
「いろいろな係があることがよく分かった。」
「お札を数えるのはむずかしいと思った。」
「普段、絶対見られないところを見ることができて良かった。」
「住宅ローンは言葉では聞いたことがあるが、たくさん返さないといけないことが分かった。ローンはいやだと思った。」
「一億円は重たかった。」など、一人ひとり感想を発表しました。中には、夏休みの自由研究をお金のことについて色々と調べたいと個別に銀行員の方に質問している参加者もいて、関心高くこの行事に参加していることが伺えました。
これらの行事を通じて、お金の大切さを実感し、銀行の仕事について関心を持ってくれたらと願っています。
最後になりましたが、この行事を支えて頂きました、三菱東京UFJ銀行千里中央支店様をはじめ、さまざまのスタッフの皆さんに心からお礼申し上げます。
<銀行って、本当にいろいろな仕事があったよ。そして金庫の扉がすごく厚かったよ!