池田市、箕面市、豊能町、能勢町の2市2町は共同して、10月1日に共同処理センターを開設します。
9月30日(金曜日)、倉田薫池田市長、倉田哲郎箕面市長、池田勇夫豊能町長、中和博能勢町長は大阪府庁を訪問し、10月1日に全国初の手法で共同処理センターを共同設置することについて、橋下徹大阪府知事に届け出ました。
<共同処理センターって何をするところ?
現在、大阪府下では、大阪府が処理している事務を、市や町などで処理できるよう積極的な権限移譲が行われています。
市や町で事務が処理できるようになると、それぞれの地域の実情にあわせた事務処理ができるようになります。
池田市、箕面市、豊能町、能勢町では、よりたくさんの権限移譲が受けられる体制を整えるため共同処理センターを設置し、大阪府から移譲された事務を共同して処理します。
共同処理センターの何が全国初?>
共同処理センターは、実は2市2町が共同して設置した「広域福祉課」や「広域まちづくり課」といった10課の総称です。
すべて「広域○○課」という名前になっています。
それぞれの市や町には、事務処理をするために複数の課が設けられていますが、「課を市や町の枠組みを超えて一緒に設置した」ことが、全国初の取り組みです。
これは、平成23年8月に、課を共同設置できるように地方自治法が改正されたのを受けて、実現したものです。
<共同処理センターってどこにあるの?
「広域○○課」ごとに、池田市と箕面市で幹事市を決めて、池田市役所内または箕面市役所内に設置しています。
共同処理センターについて、詳しくは9月28日の報道資料をご覧ください。
9月30日、共同処理センター設置の届け出後、2市2町の市長・町長と橋下徹大阪府知事は懇談を行い、橋下知事は「先進的な取り組みによって、多くの事務を担える体制が作られたことは、権限移譲を進めている大阪府としても非常にありがたい。今後も積極的に進めてください。」と話しました。
また、倉田箕面市長は「大阪府から移譲された事務以外でも、2市2町で連携できるものは共同処理センターで行うなど、拡大していきたい」と話しました。
<全国初の取り組みに注目だね!モミジーヌも2市2町を応援しているよ!