10月30日(金曜日)、箕面市小野原西の阪急小野原住宅地内にて、小野原ハロウィンが開催されました。
近年、ハロウィンが流通や企業のキャンペーンに活用されたり、商店街でパレードが催されたりと、広がりを見せていますが、小野原ハロウィンは子どもが仮装して「TRICK-OR-TREAT」(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ)と唱えながら各家庭をまわりお菓子をもらいます。
受け入れ側も家を飾り付けたり、同じく仮装して迎えるなど、本来の形(オリジナリティ)を保ちながら、かつ大規模に開催されている点で他にあまり例を見ないお祭りです。約20年の歴史があり、今年も約750人が参加しました。
1980年代末頃(約20年前)に大阪インターナショナルスクール(OIS)の学生が関係者宅をまわりお菓子をもらっていました。それを見ていた近隣住民が「外国文化を知る良い機会」と参加を申し込んだのがはじまりです。
その後毎年OIS保護者が世話人となり口コミで行われてきました。2006年以降は自治会の一部有志が実行委員会を立ち上げ、現在に至っています。
従来は子ども達が自由に参加する形式でしたが、規模が大きくなり受け入れ態勢の問題や事故の心配も出てきたので、現在は事前申し込みとなっています。
昨日は、倉田哲郎市長も参加し、みなさんといっしょにハロウィンを楽しんでいました。
小野原ハロウィンでは、子どもだけでなく大人もいっしょになって個性的な衣装で着飾ります。
中には、お化け屋敷のように飾り付けている家や、
占いの館のように飾り付けている家もありました。
ハロウィン実行委員会代表の河野真理さんは、「このハロウィンは、自分も楽しんでやっていますが、みなさんも楽しんでくれたらうれしいですね。これからもずっと続いてほしい。なかには、このハロウィンの時期に合わせて、ここにいるおじいちゃんやおばあちゃんに会いに来るお孫さんもいます。そういう交流って大事ですね」と話しました。
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<これでハロウィンに参加できる?